3分で読める今週の「運営支援」ブログ(12月24日~12月30日)

 あい和学童クラブ運営法人はブログで、学童保育(所)への提言や意見を行っています。12月24日から12月30日に掲載したブログの内容をご紹介します。興味がそそられるテーマがございましたら、ぜひその日の弊会ブログをご高覧ください。

・学童保育で働く人が安心して暮らせない、まして家族をつくることをあきらめることを余儀なくされる仕事であってはなりません。子どもを支える大事な仕事なのに、働いている人が、子どもをもつことをあきらめるなんて、あるいは結婚するにあたって学童職員の仕事を辞めないと生活が成り立たないなんて、どう考えたって、おかしいのです。そのおかしい状況を改善してこそ、少子化対策の土台が整うのです。(12月25日掲載)

・国が示した放課後児童対策パッケージ。夏季休業中の学童保育開所に関して調査研究に着手するとのこと。夏休みの壁の解消に前進なるか。学童保育業界は短期受入れを頭ごなしに否定するだけではダメ。この状況を真剣に考えるべきです。(12月26日掲載)

・国が毎年おこなっている放課後児童クラブの運営状況の調査結果が公表されました。令和5年のクラブ登録児童数は145万7384人で、前年より6万5226人増えました。もちろん過去最高。クラブの支援の単位数も過去最高で、3万7034単位、これは825単位増えました。待機児童数は全体で1万6276人。これは前年より1096人増えました。(12月27日掲載)

・国の放課後児童対策パッケージに盛り込まれた、朝の居場所の問題。社会からのニーズがあるのなら、対応していくことは必要。しっかりと予算を投じ、時給2,500円ぐらいは出して行う事業にすることです。なんでもボランティアに頼るという精神こそ、子育て支援の邪魔です。事業には必要な予算を投じること。(12月28日掲載)

・放課後児童対策パッケージから「一体型」の表記が消えました。新・放課後子ども総合プランで国が熱心に導入を勧めていた放課後子供教室と放課後児童クラブの「一体型」の表記が消え、「校内交流型」と表記を変えたのです。学童業界から根強い反対のある一体型を消したことは、それだけ国も必死です。(12月29日掲載)

・放課後児童対策パッケージで記された最重要内容。こども基本法に規定されているとおり、他のこども施策同様に放課後児童対策に関しても、自治体において、利用するこどもや子育て当事者の意見を聴取し、反映するよう検討していくことが求められる。これにあわせて、「放課後児童クラブ運営指針」及び「地域学校協働活動の推進に向けたガイドライン」の改訂を検討するとのこと。(12月30日掲載)

 ※あい和学童クラブ運営法人では、学童保育所に関わる方々への学童保育所基礎知識や組織運営に関する相談受付、講演、研修講習、取材対応が可能です。「学童保育とは、こういうところ」という市民、保護者向けの講演が可能です。学童保育に関する職員、保護者の方の個別の相談には原則、無料で応じております。お気軽にお問い合わせください。取材対応も可能です。学童保育に関するどんなことでもまずはお問い合わせください。