3分30秒で読めます! 運営支援ブログ&社労士ブログの短縮版(2026年5月31日~6月6日)

 「一般社団法人あい和学童クラブ運営法人」と「あい和社会保険労務士事務所」では、それぞれ「運営支援ブログ」と「社労士ブログ」で、放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)全般に関して提言や意見を行っています。2026年5月31日から6月6日まで掲載した両ブログ(運営支援ブログ、社労士ブログ)の内容をご紹介します。興味がそそられるテーマがございましたら、ぜひその日のブログをご高覧ください。

※基本的に運営支援ブログと社労士ブログでは、学童保育所について「放課後児童クラブ」(略して児童クラブ、クラブ)と記載しています。放課後児童クラブはおおむね学童保育所(ただし放課後児童健全育成事業を行っている施設に限る)と同じです。

・児童クラブの職場環境等においては誤飲誤食事故が起きやすい要素があることを世間に気付いていただきたいのです。「少人数であわただしい業務が続く時間帯が多い児童クラブでは、職員間の信頼に基づいて、1つ1つの事象に対する判断を『正・善』としがちである。こどもにとって害のあることを為すことはありえないだろうという正常性バイアスが働きやすい環境にある」
 その結果、「客観的な事実を確認して判断する行動、例えば表示を確認する、という行為をさほど重視しない。軽視はしないが重視しないという行動形態が結果的に表示の持つ重要性の理解を不十分にさせる。その帰結が、表示をするという行動を選択することを少なくしてしまう」。(6月1日掲載・運営支援ブログ)。

・6月2日はブログを更新しておりません。

・台風のとき、放課後児童クラブは開くのか、閉所するのか。判断が難しい局面があります。運営支援は次のように考えています。
1 放課後児童クラブは保護者の社会経済活動を支えるという使命に鑑み、台風接近時でも業務継続が必要な業務に従事している子育て世帯の労働者を支えるために、地域において必要最低限の開所体制を確保する。
2 必要最低限の開所体制の確保にあたっては前提として児童クラブ職員の通勤および業務時間中の生命身体の安全が確保されることが必要である。職員の生命身体に危険が及びかねない状況においては児童クラブの開所は基本的に行わない。
3 台風接近時における児童クラブでの業務に従事する職員には通常の勤務時と比較して通勤時及び業務従事中における不測の事態に遭遇する可能性が高いことを踏まえ、使用者(雇用主)は通常の勤務時よりもその待遇を向上させること。
4 国と地方自治体は台風接近時における児童クラブの開所に関して主体的に判断すること。各地で適用できる判断基準を早急に制定して公表すること。(6月3日掲載・運営支援ブログ)

・現実に地方自治体の公の事業には指定管理者制度が存在していてそれが活用されています。「指定管理者制度はおかしい! 児童クラブにふさわしくない!」というのは気持ちとしては分かりますが、そのスローガンを叫んでいるだけでは、自治体が指定管理者制度の適用をやめようか、とはなりません。制度としてある、そして現状多くの自治体が当たり前に使っている制度である以上、「いま使われている制度でどうやって勝つか」を考えなければ、実際に動いている社会からすれば単なる遠吠え、いや雑音にすぎません。 複数年度におよぶ業務委託も同様です。準委任と代行と、それぞれ根拠となる法律は異なりますが、1つの事業者が決まった期間、クラブを運営するということにおいては差がありません。「わたしたちが必要とする児童クラブ」の運営を続けたかったら、競争に勝つために自分たちを進化発展させるだけ。それをやらずにただ異議だけ唱えている限り、「負け」です。(6月4日掲載・運営支援ブログ)

・広島県福山市内の放課後児童クラブが、入所児童の個人情報が記載されている書類を紛失したとして市と運営事業者が保護者に謝罪した、との報道がありました。この事案、放課後児童クラブの世界は他山の石としなければなりません。こども性暴力防止法に対応しようとする児童クラブ運営事業者は徹底的な情報の管理が求められるからです。個人情報が流出する可能性がある状況を招くような児童クラブ運営事業者では、とてもこども性暴力防止法への対応などできないという認識が必要です。(6月5日掲載・運営支援ブログ)

・児童クラブ関係者としては「児童クラブは少子化対策で必要な施策ですよ! 児童クラブの充実があって、子育てしやすい地域が実現できますよ! そのためにはなんといっても予算の充実、つまり補助金の充実です! 補助金の種類を増やして単価を引き上げ、原則的に交付されるものとするとすればいいんですよ!」と、大きな声で訴えます。それが児童クラブの現場で働く方々の待遇改善に役立つ可能性を高めるからです。ぜひみなさんも「少子化対策に児童クラブ充実を! 児童クラブの補助金の拡充を!」と、訴えていきましょう。(6月6日掲載・運営支援ブログ)

☆New!
 ※わたくし萩原が寄稿した記事が「ウェッジオンライン」で2026年5月29日に公開されました。「“産業化”の大波に飲み込まれる学童保育…企業はどう収益を上げているのか?事業構造から見える放課後育成の実情」という記事です。ヤフーニュースにも配信されています。URLは以下の通りです。https://wedge.ismedia.jp/articles/-/40665

 こども性暴力防止法に関する諸課題を5人の弁護士が各々の専門分野に関して紹介、説明するYouTubeチャンネルが開設されました。チャンネル名は「こどもを守る弁護士チャンネル」です。2026年5月30日に第2回の動画が公開されました。こども性暴力防止法の「Q&A」を読み解くとして、【弁護士が読む❗️こども性暴力防止法Q &A】のタイトルです。メインスピーカーは三輪記子弁護士、聞き手は嶋﨑量弁護士です。
https://www.youtube.com/watch?v=XtTCNTDBLLo
 なお第1回(2026年5月16日)の「こども性暴力防止法を考える」が配信されています。
https://www.youtube.com/watch?v=uUlx8XaKMso&t=4324s

 放課後児童クラブ事業を考えている民間企業の方へ朗報! 児童クラブ参入の手引きとなる「埼玉県 放課後児童クラブ新規参入スタートブック」が公開されました。全40ページ。フルカラー。冊子は2部に分けて埼玉県福祉部こども支援課のページで公開されています。なお本スタートブックは弊会が作成受託しました。
(前編)
 https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/166938/r0803_houkago-jidou-club-startbook01.pdf
(後編)
https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/166938/r0803_houkago-jidou-club-startbook02.pdf

※更新! 放課後児童クラブに興味関心のある専門職同士で交流し、意見交換し、情報共有する場として、(仮称)「学童保育が好きな士業の会」を立ち上げました。2026年1月9日に、第1回目の集いを行いました。参加者は4人でした。今後も随時、集いを開催していきますので、ぜひゆる~く、参加してみてください。集いはオンラインでzoom利用、顔出しでの参加が条件となります。今後の集いに参加ご希望の方は、萩原までメール(info@aiwagakudou.com)か、X(ツイッター)でのダイレクトメールでお知らせください。開催日までに、参加用URLをお伝えいたします。

〇2024年3月19日から始めた全国放課後児童クラブデータベースですが、最後となる埼玉県蕨市まで到達し、1巡目が終了しました。2025年9月から2巡目に突入しています。2巡目の確認事項は特設ページで順次、掲載していきます。また、2巡目の調査で新たに確認したデータは、1巡目の投稿記事に反映させていきます。更新頻度がかなり遅くなっていますが、2026年6月6日時点で、「東京都江戸川区」まで進んでいます。

※ここまで3分半!
(お知らせ)
〇弊会は、次の点を大事に日々の活動に取り組んでいます。
(1)放課後児童クラブで働く職員、従事者の雇用労働条件の改善。「学童で働いた、安心して家庭をもうけて子どもも育てられる」を実現することです。
(2)子どもが児童クラブでその最善の利益を保障されて過ごすこと。そのためにこそ、質の高い人材が児童クラブで働くことが必要で、それには雇用労働条件が改善されることが不可欠です。
(3)保護者が安心して子育てと仕事や介護、育児、看護などができるために便利な放課後児童クラブを増やすこと。保護者が時々、リラックスして休息するために子どもを児童クラブに行かせてもいいのです。保護者の健康で安定した生活を支える児童クラブが増えてほしいと願います。
(4)地域社会の発展に尽くす放課後児童クラブを実現すること。市区町村にとって、人口の安定や地域社会の維持のために必要な子育て支援。その中核的な存在として児童クラブを活用することを提言しています。
(5)人々が安心して過ごせる社会インフラとしての放課後児童クラブが充実すれば社会が安定します。経済や文化的な活動も安心して子育て世帯が取り組めます。それは社会の安定となり、ひいては国家の安定、国力の増進にもつながるでしょう。
 放課後児童クラブ(学童保育所)の運営支援は、こどもまんなか社会に欠かせない、あらゆる児童クラブを応援しています。

 運営支援からの書籍第2弾として、放課後児童クラブを舞台にした小説「がくどう、序」を発売しました。埼玉県内の、とある町の学童保育所に就職した新人支援員が次々に出会う出来事、難問と、児童クラブに関わる人たちの人間模様を、なかなか世間に知られていない放課後児童クラブの運営の実態や制度を背景に描く小説です。新人職員の成長ストーリーであり、人間ドラマであり、児童クラブの制度の問題点を訴える社会性も備えた、ボリュームたっぷりの小説です。もちろんフィクションですが、リアリティを越えたフィクションと、自信を持って送り出す作品です。残念ながら、子どもたちの生き生きと遊ぶ姿や様子を丹念に描いたハートフルな作品ではありません。大人も放課後児童クラブで育っていくことをテーマにしていて、さらに児童クラブの運営の実態を描くテーマでの小説です。児童クラブの運営に密接にかかわった筆者だからこそ描ける「学童小説」です。ドラマや映画、漫画の原作にも十分たえられる素材だと確信しています。ぜひ手に取ってみてください! (https://amzn.asia/d/3r2KIzc
 ☆
 「放課後児童クラブ(学童保育所」)用語辞典・運営支援版の掲載を始めました。運営支援の独断と偏見による、運営支援流の「児童クラブの業界でよく使われることば」の紹介です。「児童クラブでのあそび」について現場の支援員や保護者の皆様からの投稿をお待ちしています。弊会までメールでお送りください。

 「あい和学童クラブ運営法人」は、学童保育の事業運営をサポートします。リスクマネジメント、クライシスコントロールの重要性をお伝え出来ます。子育て支援と学童保育の運営者の方、そして行政の子育て支援と学童保育担当者の方、議員の方々、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る場所づくりのために、一緒に考えていきましょう。セミナー、勉強会の講師にぜひお声がけください。個別の事業者運営の支援、フォローも可能です、ぜひご相談ください。

「あい和社会保険労務士事務所」は、放課後児童クラブ事業者様の経営の改善、事業運営の効率化、また児童クラブで働く人たちや運営に関わる保護者(会)の雇用労働条件や運営ノウハウのより良い改善のために、専門的な見地で助言、アドバイスを行います。また、中小企業様の労務関係の改善にご尽力いたします。児童クラブの方、埼玉県内の中小企業の方はぜひとも顧問契約をご検討ください。

(ここまで、よくぞこの大変長いブログをお読みいただき誠にありがとうございました。少しでも共感できる部分がありましたら、ツイッターで萩原和也のフォローをお願いします。フェイスブックのあい和学童クラブ運営法人のページのフォロワーになっていただけますと、この上ない幸いです。よろしくお願いいたします。ご意見ご感想も、お問合せフォームからお寄せください。出典が明記されていれば引用は自由になさってください。この運営支援ブログも投稿記事数が1,200を超えました。選りすぐりの投稿を出版してくださる出版社さん、どこかにいらっしゃいませんかね。マニアックなブログですが連日、数百から1,000前後の閲覧はありますよ!)

投稿者プロフィール

萩原和也