3分30秒で読めます! 運営支援ブログ&社労士ブログの短縮版(2026年5月10日~5月16日)

 「一般社団法人あい和学童クラブ運営法人」と「あい和社会保険労務士事務所」では、それぞれ「運営支援ブログ」と「社労士ブログ」で、放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)全般に関して提言や意見を行っています。2026年5月10日から5月16日まで掲載した両ブログ(運営支援ブログ、社労士ブログ)の内容をご紹介します。興味がそそられるテーマがございましたら、ぜひその日のブログをご高覧ください。

※基本的に運営支援ブログと社労士ブログでは、学童保育所について「放課後児童クラブ」(略して児童クラブ、クラブ)と記載しています。放課後児童クラブはおおむね学童保育所(ただし放課後児童健全育成事業を行っている施設に限る)と同じです。

・ミニ版33です。早くも真夏日続出の予報となりました。放課後児童クラブ(学童保育所)は、室温が上がりやすい環境です。まだ体が暑さに慣れていない時期ですから熱中症に厳重な警戒が必要。そのためには適切な室温の管理が必要です。児童クラブのみなさん、エアコン試運転を行ってください! いざというときに作動しないとか、室温が下がらないとか、そうなっては困るのですからね!(5月11日掲載・運営支援ブログ)。

・小1の壁への対策として小学校でこどもに朝ご飯を食べさせる自治体があります。SNSでは批判が相次いでいます。運営支援のスタンスは明快です。「いま必要な援助、支援は行う。育児に軸足を置ける生活ができるように社会構造を変える努力もする」ということです。朝、やむなく放置されてしまうこどもへの対応を講じることは必要です。それはあくまで緊急避難的な対応であるのは承知ですが、朝食をろくに食べずに学校に行って授業を受けることで受けるこどもの不利益と、学校で朝食を食べさせることによるコスト増の不利益は、比べるべくもありません。こどもが救われることに勝るものはありません。(5月12日掲載・運営支援ブログ)

・5月13日はブログを更新しておりません。

・保護者が運営する、あるいは保護者運営系を由来とする法人運営の児童クラブでは、事業運営における問題や課題への対応や施策の決定など、意思決定について迅速な対応が難しいことが難点となります。事業運営においてはあらゆる局面であらゆる判断が求められます。ここの点において、保護者が運営を担っている児童クラブには弱点があるのです。「判断できる人が、その場にいない」(非常勤であるから)ことと、「判断できる機会が限られている」(意思決定の会議体の開催頻度が少ない)の2点が代表的な弱点でしょう。付け加えれば、専決処分に対する根拠のあいまいさです。なんでもかんでも理事長や代表理事が決めているというケースです。専決処分できる事象の範囲に制限がないとしても後日、意思決定の会議体でその専決処分について精査している事業者はどれほどあるでしょうか。(5月14日掲載・運営支援ブログ)

・児童クラブが出す求人広告にある「未経験、無資格でも安心して働けます」の文言が、わたくしはとても気になります。伝えたいことはわかります。入口、門戸を広げて1人でも多くの応募者が欲しいからです。ただ、その求人のキャッチコピーを見るのは職探しをしている人だけではありません。社会一般の多くの人がそのコピーを見たら「なるほど児童クラブの仕事はだれでもできる程度の易しい仕事なんだな。だったら報酬だって安くていいよね」となることを、わたくしは懸念します。児童クラブの仕事の専門性の理解を社会に広めたい観点からすると、邪魔な文言にしかなりません。(5月15日掲載・運営支援ブログ)

・ブログミニ版34回目。わたくしの一人息子がお世話になった学童保育所では、おやつに桑の実が出たことがあります。桑の木が施設のそばにあるんですね。5月になると、桑の実を摘んで食べることで、自然の恵みを学童で体験できる。とてもいいことだとわたくしは当時から感心していました。なにより、ちゅうちょなく園庭で捕れた桑の実をこどもたちと一緒に食べることを選択した当時の職員の先生たちに感謝です。(5月16日掲載・運営支援ブログ)

☆New! こども性暴力防止法に関する諸課題を5人の弁護士が各々の専門分野に関して紹介、説明するYouTubeチャンネルが開設されました。このほど、第1回の動画が公開されました。放課後児童クラブの関係者さん、とりわけ運営や就業で関わっている方には必見です。児童クラブに運営者としても関わってこられた鈴木愛子先生ももちろん参加されています。チャンネル名は「こどもを守る弁護士チャンネル」です。2026年5月16日に「こども性暴力防止法を考える」が配信されています。後日、改めて運営支援ブログの本文で紹介いたします。
https://www.youtube.com/watch?v=uUlx8XaKMso&t=4324s

 放課後児童クラブ事業を考えている民間企業の方へ朗報! 児童クラブ参入の手引きとなる「埼玉県 放課後児童クラブ新規参入スタートブック」が公開されました。全40ページ。フルカラー。冊子は2部に分けて埼玉県福祉部こども支援課のページで公開されています。なお本スタートブックは弊会が作成受託しました。
(前編)
 https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/166938/r0803_houkago-jidou-club-startbook01.pdf
(後編)
https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/166938/r0803_houkago-jidou-club-startbook02.pdf

※更新! 放課後児童クラブに興味関心のある専門職同士で交流し、意見交換し、情報共有する場として、(仮称)「学童保育が好きな士業の会」を立ち上げました。2026年1月9日に、第1回目の集いを行いました。参加者は4人でした。今後も随時、集いを開催していきますので、ぜひゆる~く、参加してみてください。集いはオンラインでzoom利用、顔出しでの参加が条件となります。今後の集いに参加ご希望の方は、萩原までメール(info@aiwagakudou.com)か、X(ツイッター)でのダイレクトメールでお知らせください。開催日までに、参加用URLをお伝えいたします。

〇2024年3月19日から始めた全国放課後児童クラブデータベースですが、最後となる埼玉県蕨市まで到達し、1巡目が終了しました。2025年9月から2巡目に突入しています。2巡目の確認事項は特設ページで順次、掲載していきます。また、2巡目の調査で新たに確認したデータは、1巡目の投稿記事に反映させていきます。更新頻度がかなり遅くなっていますが、2026年5月16日時点で、「熊本県宇土市」まで進んでいます。

※ここまで3分半!
(お知らせ)
〇弊会は、次の点を大事に日々の活動に取り組んでいます。
(1)放課後児童クラブで働く職員、従事者の雇用労働条件の改善。「学童で働いた、安心して家庭をもうけて子どもも育てられる」を実現することです。
(2)子どもが児童クラブでその最善の利益を保障されて過ごすこと。そのためにこそ、質の高い人材が児童クラブで働くことが必要で、それには雇用労働条件が改善されることが不可欠です。
(3)保護者が安心して子育てと仕事や介護、育児、看護などができるために便利な放課後児童クラブを増やすこと。保護者が時々、リラックスして休息するために子どもを児童クラブに行かせてもいいのです。保護者の健康で安定した生活を支える児童クラブが増えてほしいと願います。
(4)地域社会の発展に尽くす放課後児童クラブを実現すること。市区町村にとって、人口の安定や地域社会の維持のために必要な子育て支援。その中核的な存在として児童クラブを活用することを提言しています。
(5)人々が安心して過ごせる社会インフラとしての放課後児童クラブが充実すれば社会が安定します。経済や文化的な活動も安心して子育て世帯が取り組めます。それは社会の安定となり、ひいては国家の安定、国力の増進にもつながるでしょう。
 放課後児童クラブ(学童保育所)の運営支援は、こどもまんなか社会に欠かせない、あらゆる児童クラブを応援しています。

 運営支援からの書籍第2弾として、放課後児童クラブを舞台にした小説「がくどう、序」を発売しました。埼玉県内の、とある町の学童保育所に就職した新人支援員が次々に出会う出来事、難問と、児童クラブに関わる人たちの人間模様を、なかなか世間に知られていない放課後児童クラブの運営の実態や制度を背景に描く小説です。新人職員の成長ストーリーであり、人間ドラマであり、児童クラブの制度の問題点を訴える社会性も備えた、ボリュームたっぷりの小説です。もちろんフィクションですが、リアリティを越えたフィクションと、自信を持って送り出す作品です。残念ながら、子どもたちの生き生きと遊ぶ姿や様子を丹念に描いたハートフルな作品ではありません。大人も放課後児童クラブで育っていくことをテーマにしていて、さらに児童クラブの運営の実態を描くテーマでの小説です。児童クラブの運営に密接にかかわった筆者だからこそ描ける「学童小説」です。ドラマや映画、漫画の原作にも十分たえられる素材だと確信しています。ぜひ手に取ってみてください! (https://amzn.asia/d/3r2KIzc
 ☆
 「放課後児童クラブ(学童保育所」)用語辞典・運営支援版の掲載を始めました。運営支援の独断と偏見による、運営支援流の「児童クラブの業界でよく使われることば」の紹介です。「児童クラブでのあそび」について現場の支援員や保護者の皆様からの投稿をお待ちしています。弊会までメールでお送りください。

 「あい和学童クラブ運営法人」は、学童保育の事業運営をサポートします。リスクマネジメント、クライシスコントロールの重要性をお伝え出来ます。子育て支援と学童保育の運営者の方、そして行政の子育て支援と学童保育担当者の方、議員の方々、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る場所づくりのために、一緒に考えていきましょう。セミナー、勉強会の講師にぜひお声がけください。個別の事業者運営の支援、フォローも可能です、ぜひご相談ください。

「あい和社会保険労務士事務所」は、放課後児童クラブ事業者様の経営の改善、事業運営の効率化、また児童クラブで働く人たちや運営に関わる保護者(会)の雇用労働条件や運営ノウハウのより良い改善のために、専門的な見地で助言、アドバイスを行います。また、中小企業様の労務関係の改善にご尽力いたします。児童クラブの方、埼玉県内の中小企業の方はぜひとも顧問契約をご検討ください。

(ここまで、よくぞこの大変長いブログをお読みいただき誠にありがとうございました。少しでも共感できる部分がありましたら、ツイッターで萩原和也のフォローをお願いします。フェイスブックのあい和学童クラブ運営法人のページのフォロワーになっていただけますと、この上ない幸いです。よろしくお願いいたします。ご意見ご感想も、お問合せフォームからお寄せください。出典が明記されていれば引用は自由になさってください。この運営支援ブログも投稿記事数が1,200を超えました。選りすぐりの投稿を出版してくださる出版社さん、どこかにいらっしゃいませんかね。マニアックなブログですが連日、数百から1,000前後の閲覧はありますよ!)

投稿者プロフィール

萩原和也