宣伝、CMは実に面白い!

(代表萩原のブログ・身辺雑記。なお、本文と猫の写真は関係ありません)学童保育運営者をサポートする「あい和学童クラブ運営法人」萩原和也です。時々、こうして個人の勝手な気持ちを投稿しています。

 先日のM-1グランプリのこと。わたくしは古くはツービート、今はナイツや爆笑問題のような毒舌漫才、しゃべくり漫才が好きなので今回優勝された方の今後のご活躍に期待しています。サンドウィッチマンも大好きです。
 で、今回のテレビ放映、全部こまめに見ていたわけではないのですが、「すごいわ」と思ったのが、日清食品のCMでした。あの超有名クリニックのこれまた名?CMをパロディーにしたCMです。そこまでやるかと細部まで徹底的にイジり、もとい作りこんだCMに、制作にかかわった方全ての「楽しもうぜ」感が伝わってきました。

 わたくしは宣伝が大好きで、子どものころからテレビCMや新聞雑誌の広告をちょくちょく観察していました。新聞社に勤めてからもCMネタを記事にしてきました。CM総合研究所にもちょこちょこと通わせていただき、当時の代表Sさんに、いろいろCM業界のことを教わりました。CMではありませんがSさんが宣伝マンとして以前に勤めていらっしゃった大手自動車会社にまつわる「GNP(がんばれ〇〇パルサー)」の逸話など、それは面白かったです。

 わたくしの印象に残る宣伝といえば、1990年4月1日の「史上最低の遊園地」です。あの「としまえん」が、新聞の全面広告として展開したものです。あれは本当に、大爆笑しつつ「ここまでできる企業ってすごい」と脱帽しました。ネット検索で当時の紙面がみられるようなのでぜひご覧になってはいかがでしょうか。ただ、今の時代、宣伝、CMはありとあらゆるネタが展開されていて、比較CMや自虐CMも珍しくないので、さほどインパクトはないかもしれません。当時は平成になったばかりの時代ですが、とても斬新でした。
 それよりちょっと前の時代でしたか、バブルに突入したころのCMで、金鳥のテレビCMがありました。中村雅俊さんが出演し、宴会を舞台にしたCMが大好きでした。今はもう絶滅したであろう社員旅行で大宴会場を舞台にしたもので、それになじめない外国人2人が「エライカイシャニ ハイッテシマッタ」とつぶやくものです。もう、ああいう大宴会場での社員旅行なんていうのは、なかなか行われないんでしょうね。金鳥はその後も、豊川悦司さんを起用した、かなりきわどいCMもありました。野球で言えばインコース高め、もうギリギリを狙う路線、いいですね。

 わたくしが思うCM上手な企業としては、冒頭に記した日清食品、KINCHO(大日本除虫菊)のほか、なんといってもサントリー、ソフトバンク、au、リクルートがあります。化粧品メーカーも巧みですね。観察力のするどい女性をターゲットにするだけに、センスの良いCMが求められているからでしょうか。これらCM上手の企業の新作CMは常に楽しみです。大手企業でなくても、例えばCS放送で頻繁に放映されている、「しじみ習慣」(自然食研)のCMも好きですね。しじみしゅう~か~ん♪とハモる合唱、しじみチャンスがエコーで響き渡るあたり、もうたまりません。CS系は癖のあるCMが多くて好きですね。制作費を抑える分、インパクトを狙うのでしょうか。かつての「こんにちは、デレク・ジーターです」の吹き替えが妙なインパクトのあるバッティングマシーンのCMも好きでしたが、もう放送されていないようです。ジーターもだいぶ昔に引退されていますからね。あ、埼玉県には十万石饅頭の長寿CM「風が語りかける、うまい、うますぎる!」もありましたね。これ、埼玉県民は大いに誇ってよいと思います。そういえばわたくしが静岡県民だった時代、大好きだったのが「学生服のヤマダ」(かなり有名!)と「お弁当どんどん」「スマル亭」「ABC(パチンコ)」そして「浜名湖競艇場」です。浜名湖競艇場CMは多数のバージョンがあるのですが、ふんどし姿の男性3人が「きょうはおひるにうなぎを食べた 絶倫浜名湖三兄弟」と歌い上げるバージョンには、おったまげました。ちなみにその3人のうちの1人は田口トモロヲさんだと言われています。

 宣伝、CMがヒット商品を生むきっかけの1つになるのは周知の事実。もちろん宣伝上手でも、売りたいモノやサービスがダメだったら売れませんがね。この点、米国には「エドセル」という有名な失敗事例があります。でも、少しでもヒットを生むならCMに力を入れたい。ヒットCMは、そうそう狙ってできるものではないですけれども。でも、見る人それぞれに印象に残るCMはきっと違うはずですし、もしかしたら見た人の数だけ、傑作CMがあるのかもしれませんね。

 さて、あい和学童クラブ運営法人も、何かうまい宣伝方法はないものかしら。え、「あんたが宣伝塔になれ?」はい、そのつもりです。

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