3分で読める今週の「運営支援」ブログ(2月18日~2月24日)

 あい和学童クラブ運営法人はブログで、学童保育(所)への提言や意見を行っています。2024年2月18日から2月24日に掲載したブログの内容をご紹介します。興味がそそられるテーマがございましたら、ぜひその日の弊会ブログをご高覧ください。

・学区内に放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)があることだけでなく、学区に縛られずに利用ができる民営のクラブがあり、児童館や子どもの居場所もあり、ファミリーサポートも充実していて家で過ごすこともできるという状態こそ素晴らしい。子ども自身が、自分がもっとも過ごしたい場所、自分が守られる場所、自分が自分らしく過ごせる場所を選択できる状況にあることが、こどもまんなか社会に必要だ。国は全国各地で、このような理想的な状況が訪れるように、子育て支援にもっと予算を割いてほしい。(2月19日掲載)

・私が、こうあってほしいという放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)の運営事業者は、子どもの育ちを最優先の事業目標に掲げ、そのために必要となる職員の雇用を安定させ、かつ、事業者として、堅実に経営され安定した事業の先行きが見えるというもの。保護者組織に由来する地域に根差した学童保育の事業者は、「企業」を「経営している」という意識を持って、学童保育所の運営に向き合っていくべきです。(2月20日掲載)

・気象庁の予測では、この夏も猛暑になりそうな気配。国と市区町村に、熱中症から放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)の子どもと職員の命を守るため、猛暑対策の緊急特別措置を実施してほしい」と要望します。空調施設の整備に関する緊急補助(補助率は国の10分の10)、学童保育所における子どもの人数を適正として室温の上昇を避けるため大規模学童保育所の分割の推進、そして夏季休業期間中、日中に空調の効いた小学校内や公共施設内で過ごせることができるよう施設借用が容易に実現するよう強力な指導です。(2月21日掲載)

・放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)における昼食提供の取り組みが急速に広まっています。実務上の課題、問題が相当あるのは事実ですから、国や市区町村は、課題や問題について同時に解決に取り組みつつ、子育て中の保護者の生活を支えていただきたい。例えば、所得に応じた費用負担の設定、職員の過重業務を避けるための人員増、アレルギーへの万全な対応など。最終的には学校の給食センター活用による昼食提供が必要。(2月22日掲載)

・近頃は、休みの日に職員へ業務上の連絡をすることがはばかられる風潮のよう。運営支援が考える結論は、単純です。事業の円滑な実施に必要である以上、職員が休みの日であっても連絡は行うべき。必要性の判断は規則規程によって権限を付与された管理職が職務として行えばいいのです。そして、連絡の必要性を判断する者は当然のこと、休みの日に業務上の連絡を受けた者に対しても、その業務上の連絡に応じて行動した程度に応じて必要な手当(報酬、賃金)を支給することです。(2月23日掲載)

・「日本版DBSは、地域に根差した学童保育の事業者の死刑宣告」と考えます。子どもへの性加害を防ぐためには日本版DBSは取り入れざるを得ない。営利の広域展開事業者は日本版DBSの対応をアピールすることで公募の競争に有利に立てる一方、地域に根差した学童保育の事業者は日本版DBSの対応が事業形態から難しい。よって地域に根差した学童保育の事業者は日本版DBSの対応に直ちに取り組むことが必要です。(2月24日掲載)

 ※あい和学童クラブ運営法人では、学童保育所に関わる方々への学童保育所基礎知識や組織運営に関する相談受付、講演、研修講習、取材対応が可能です。「学童保育とは、こういうところ」という市民、保護者向けの講演が可能です。学童保育に関する職員、保護者の方の個別の相談には原則、無料で応じております。お気軽にお問い合わせください。取材対応も可能です。学童保育に関するどんなことでも、まずはお問い合わせください。
 メールアドレスは、info@aiwagakudou.com  になります。