子どもの権利を守る学童保育所は、児童虐待防止と早期発見に積極的に取り組む義務があります。
学童保育運営者をサポートする「あい和学童クラブ運営法人」代表の萩原和也です。「小1の壁」問題の解消に必要であり、かつ次元の異なる子育て支援の中核の1つとなる学童保育所の充実をサポートする重要性を訴え続けています。
小学校の休業期間中は、学童保育所を利用する子どもたちの多くが、朝から長時間、学童保育所で過ごします。子どもの支援にあたる職員にとって、子どもの様子をしっかりと確認できるチャンスです。子どもの支援を行う専門職として、児童虐待の防止と早期発見に取り組めるチャンスでもあります。
子どもの虐待については児童福祉法第25条で、「要保護児童」(虐待を受けており保護が必要な児童のこと)を発見した者(=国民)に対して、市町村や福祉事務所、児童相談所に通告する義務を課しています。
さらに、学童保育所もそうですが、児童の福祉に関わる職業の者に対しては、「児童虐待の防止等に関する法律」第5条で、さらに踏み込んだ義務を課せられています。
「児童の福祉に職務上関係のある者は、児童虐待を発見しやすい立場にあることを自覚し、児童虐待の早期発見に努めなければならない」
「前項に規定する者は、児童虐待の予防その他の児童虐待の防止並びに児童虐待を受けた児童の保護及び自立の支援に関する国及び地方公共団体の施策に協力するように努めなければならない。」
「学校及び児童福祉施設は、児童及び保護者に対して、児童虐待の防止のための教育又は啓発に努めなければならない。」
学童保育所で従事する職員は、現場も本部も等しく、児童虐待の防止に積極的に関与する義務があるのです。
当たり前の事ですが、それがごく普通に行われているかどうかは、心もとないところもあります。
学童保育所は、何よりも子どもをしっかりと守ること。そのために必要なことはしっかりと準備、整備することです。今後ますます、学童保育所に対する社会的使命が高まることは必至です。その際、学童保育所がしっかりと子どもを守る使命を果たせるよう、今すぐに取り組むべきです。
「あい和学童クラブ運営法人」は、児童虐待の防止と早期発見を実現する種々の施策、運営方法について、豊富な実務経験をもとにした具体的かつ適切な助言、アドバイスを運営組織者や業務従事者に対して行うことができます。施策を実現するために必要な種々のルールの作成について、フォローが可能です。
「あい和学童クラブ運営法人」は、急拡大する学童保育の事業面について、適切な助言を行うことで運営組織をサポートします。子どもたちの最善の利益を守り、そこで働いている職員の日々の雇用と生活を守るために、学童保育の組織運営について必要な施策を提案、提言していきます。それが「運営支援」という業務の1つの形であると考えているからです。
学童保育の運営者の方、行政担当者の方、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る学童保育所の発展のために、一緒に考えていきましょう。どんなことでも「あい和学童クラブ運営法人」に、ご相談ください。子育て支援の拡充に伴い、今後ますます重要視されていく学童保育です。学童保育の充実のため、一緒に取り組んでいきましょう。
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