学童保育所は子育てを支え、子どもの健やかな成長を支える児童福祉事業。社会の基盤です。誇りと責任を持とう。

 学童保育運営者をサポートする「あい和学童クラブ運営法人」代表の萩原和也です。「小1の壁」問題の解消に必要であり、かつ次元の異なる子育て支援の中核の1つとなる学童保育所の充実をサポートする重要性を訴え続けています。

 本日3月31日、政府から、次元の異なる子育て支援(いつのまにか少子化対策オンリーになっているようですが)のたたき台が発表されます。明日からは、子ども家庭庁も発足します。2023年は、日本の子育て支援にとって、画期的な1年、転回点の1年になるでしょう。

 たたき台にどれだけ学童保育そのものの施策が盛り込まれるか定かではありませんが、小1の壁打破に向けての力強い政策はこれから必ず明らかになるでしょう。障がいのあるお子さんの受け入れがより積極に求められるでしょうし、就業時間の多様化によって早朝や夜遅い時間の学童保育所開所も社会のニーズとして存在する以上、学童保育所の開所時間もまた、ニーズに対応して変化していくことでしょう。

 そして、処遇が低いままの学童保育所職員、放課後児童支援員や補助員への賃金引き上げも、遅かれ早かれ、実施されるでしょう。その結果、やがては人材不足や、質の高い人材の確保に道が開けるでしょう。

 それらはすべて、子育て支援に直結していきます。それは地域の児童福祉を支え、地域の発展に貢献し、社会を支えることと等しい事なのです。

 大事なことは、育成支援を行う学童保育所(放課後児童クラブ)は社会のニーズがあるからこそ存在するのであり、それゆえ、国からの補助金が交付されていることです。よって、学童保育に関わる人は、社会的責任を自覚し、公からの期待を受けていることを自覚し、運営に携わる者は当然、クラブにて育成支援に従事する者も含めてすべての者が、社会に貢献すること、すなわち社会正義を自覚する必要がある、ということです。

 それには、コンプライアンスを当然ながら絶対と考え、さらに法令だけでなく「社会責任」を背負っているという自覚、社会正義に貢献するという強い規範意識を必要とします。不正は行わない、保身や自身の利益だけを守るようなことは絶対に行わないといった、当たり前のことを当たり前に守ることです。過ちを犯したのなら恐れず反省し、必要であれば処分を受けることも当然です。

 それができないのならば、子どもを支え、保護者を支え、社会を支える学童保育の世界に携わる資格はありません。即刻、退場するべきです。

 2023年は、学童保育も含め、子育て支援の世界が大いに飛躍する年になるでしょう。飛躍を確実にするためにも、2022年度を厳しく振り返り、反省するべきところは反省し、伸長するべきところはさらに伸ばしていく。地域社会と日本の将来を担う子どもたちの育成支援に関わる者は、未来を背負う子どもたちに恥じるべきところが限りなくゼロになるように己を律し、人の暮らしと成長を支える「社会の基盤業務」に携わっていることについて誇りと責任を自覚し、創意工夫をもって、最大限の子育て支援に取り組みましょう。

 今年6月には、「たたき台」を基にした「次元の異なる子育て支援策の骨太方針」が決まります。財源など気になるところも多々ありますが、今、日々、子どもと保護者の支援に向き合う人たちすべてにとって、2023年が最良の年にになることを期待してやみません。

 「あい和学童クラブ運営法人」は、社会を支える学童保育に関して、その運営や業務の執行について幅広く、豊富な実務経験をもとにした具体的かつ適切な助言、アドバイスを運営組織者や業務従事者に対して行うことができます。施策を実現するために必要な種々のルールの作成にもついて、フォローが可能です。

 「あい和学童クラブ運営法人」は、急拡大する学童保育の事業面について、適切な助言を行うことで運営組織をサポートします。子どもたちの最善の利益を守り、そこで働いている職員の日々の雇用と生活を守るために、学童保育の組織運営について必要な施策を提案、提言していきます。それが「運営支援」という業務の1つの形であると考えているからです。

 学童保育の運営者の方、行政担当者の方、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る学童保育所の発展のために、一緒に考えていきましょう。どんなことでも「あい和学童クラブ運営法人」に、ご相談ください。子育て支援の拡充に伴い、今後ますます重要視されていく学童保育です。学童保育の充実のため、一緒に取り組んでいきましょう。

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