「学童保育」は、子どもたちの幸せと未来への希望が日々、育っている場所。素敵な場所だと思いませんか?
学童保育運営者をサポートする「あい和学童クラブ運営法人」代表の萩原和也です。子どもの育ちを支える学童保育、保護者の安定した生活を支える学童保育、そして社会を支える学童保育を支援する「学童保育運営支援」の重要性と必要性、学童保育のあらゆる問題の解決を訴えています。
「学童保育」は、どんな世界だと思いますか?利用している保護者さんにしてみたら、「子どもを預かってくれて助かる場所」でしょうか。働いている人たちは「給料が安くて仕事がきつくて大変だけど、子どもたちの笑顔を見ると、また頑張れる場所」でしょうか。子どもたちはどうでしょうか。「楽しい」という子もいれば「そろそろやめたいんだよね」「つまんない」「意地悪な人がいて、本当は嫌なところ」かもしれません。
私は「学童保育」をもっともっと、みんなにとって過ごしやすい場、あってよかったと心から思える場になるよう、応援をしようと自分なりに頑張っています。「学童保育」には、確かに問題が山積みです。職場にしている人にとっては、低賃金で休みも満足にとれない。保護者にしてみれば、もっと使い勝手が良くなればいいと思っている人は多いはず。小1の壁で入所ができなかった保護者には、本当に腹立たしい存在かもしれません。そして「学童保育」の主役である子どもたちにとってはどうでしょう。大規模では人が大勢いてうるさくて、すぐ誰かにぶつかってしまってイライラがたまるし、真夏は熱中症になるからといって外遊びができなかったし、ゲームもテレビも見られないし。
そんなたくさんの問題がある「学童保育」です。私は決して、「学童保育は、全部がハッピー!」とは言いません。言えません。私は「学童保育」の世界が大好きな学童バカですが、「学童保育は全て正しい世界。学童保育は正義」だなんて言い切ることはしません。何十年も先送りされている課題がたくさん残っている世界です。学童保育で働く側にも、問題があることを理解しています。
それでも、日本のいたるところで、保護者も、職員も、行政の人や政治家も、「学童保育を、なんとかもっと、よりよくしていかなきゃ」と思っている人が絶対にいます。「学童で過ごす子どもたちのために、大人が、社会が、なんとかしなければならない」と思って試行錯誤をしている人が、必ずいます。
やっぱり、「学童保育」は、子どもたちの幸せを育み、未来への希望を育てていく、子どもにとってかけがえのない場所なのです。もちろん、残念ですが、「学童保育」に関わるすべての子どもたちが、幸せや満足感を感じられない事実はもちろんあります。子どもを1人の人格として認めない、ひどい状態の施設もあるでしょう。職員を使い捨てのように利用している運営組織もあるでしょう。
それらは、1つ1つ、大人たちが地道に改善に取り組んでいけばいいことです。「学童保育」に関わる人は、子どもの未来を背負っているという思い責任を自覚し、常に自己と自己のふるまいを点検し、過ちがあるなら素直に認めて、あるいはこれまで続けてきた慣習を捨てて、「子どもたちのために、何が必要か」という考えをもって、新たな取り組みを始めればいいのです。もし、間違ったことを続けている「学童保育」の関係者がいれば、気づいた人が知らせてあげましょう。
「学童保育」を利用している子どもたちは、小学生として過ごす時代のかなりの部分を、学童保育所で過ごします。その大切な時代を、大人たちがもっともっと、満ち足りた時代にしなければならないのですよ。子どもは未来の礎(いしづえ)。未来への希望です。今を生きる大人たちも、とても大変なことばかりですが、それでも少しずつでもいいので、「子どもたちが幸せに過ごせるように」の思いを出し合って、子どもたちを支えていきましょう。
子どもの幸せと、子どもの未来を支えることができるのが「学童保育」。だから「学童保育」は、とても素敵な場所なのです。大人たち、大変だけど、前を向いて進もう!
「あい和学童クラブ運営法人」は、学童保育の世界の発展のために種々の提言を重ねています。子ども、保護者、職員、運営組織、市区町村、その全てにおいて納得のできる方策を考えています。学童保育の運営のあらゆる場面に関して、豊富な実例をもとに、その運営組織や地域に見合った方策について、その設定のお手伝いすることが可能です。
育成支援の質の向上に直結する研修、教育の機会を提供するとともに、個々の学童保育所運営者様へ、安全安心な子どもの居場所づくりとその運営手法において、学童保育組織運営について豊富な経験を持つ代表が、自治体や学童保育運営事業者に講演や具体的な助言、アドバイスを行うことが可能です。もちろん、外部の人材として運営主体の信頼性アップにご協力することも可能です。
子育て支援と学童保育の運営者の方、そして行政の子育て支援と学童保育担当者の方、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る場所づくりのために、一緒に考えていきましょう。どんなことでも「あい和学童クラブ運営法人」に、ご相談ください。子育て支援の拡充に伴い、今後ますます重要視されていく子どもの居場所づくり事業の充実のため、一緒に取り組んでいきましょう。
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