学童保育所は、児童虐待の早期発見と防止ができる重要な機関です!
(代表萩原のブログ・オピニオン)学童保育運営者をサポートする「あい和学童クラブ運営法人」萩原和也です。「学童で働いた、こどもをあきらめた」の悲劇が起きないように全力で訴え続けます。
いま、児童虐待の増加が問題となっています。その背景には、子育ての孤立化、いわゆる「孤育て」を余儀なくされていることがあります。学童保育所を利用する世帯にも、現実問題として、児童虐待あるいは児童虐待の可能性がありうるケースが増えています。
学童保育所は「第二の家庭」として、子どもと保護者を支えることが役割です。保護者の子育てを支えることが責務です。そのため、家庭環境について、深く状況を知ることができる位置にあります。このことを積極的にとらえ、子どもにとって不利益な状況が存在するのかどうか、実際に子どもと接する支援員だけでなく運営者も、常に注意を払う必要があります。
「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準」(厚生労働省令)でも、その第14条で「虐待の防止のための措置に関する事項」を、運営規程において定めるよう、義務付けています。
「放課後児童クラブ運営指針」においても、児童虐待への対応について詳細に記載があります。「要保護児童対策地域協議会」(要対協)との協議を求められているほか、運営主体の責任者にも、市町村または児童相談所に速やかに通告し、関係機関と連携するように求められています。
学童保育所は、子どもの生命を背負っている事業です。
現場の支援員だけで対応できる問題ではなく、むしろ、運営責任者が、児童虐待の対応について適切な対応を取り、現場の支援員を含め、必要なことを指示して対処することは当然です。
しかし、実際には、学校や市町村、児童相談所等との連携は、口で言うほど簡単ではありません。
連携を実現するには、平常時からの連携体制の構築に努力しなければなりませんし、そのためには各関係機関との信頼関係を醸成しておく必要があります。
児童虐待は、子どもの人権侵害の最たるものです。絶対に見過ごしたり、放置したりしてはいけません。
「あい和学童クラブ運営法人」は、学童保育所における児童虐待への対応について、必要なノウハウを運営者と一緒に考え、対応策の構築のお手伝いができます。
児童虐待への対応に不安が少しでもあるようでしたら、ぜひ、「あい和学童クラブ運営法人」に、ご相談ください。子どもと保護者の平穏な日々を守るため、一緒に考えていきましょう。
(このブログをお読みいただきありがとうございました。少しでも共感できる部分がありましたら、ツイッターで萩原和也のフォローをお願いします。フェイスブックのあい和学童クラブ運営法人のページのフォロワーになっていただけますと、この上ない幸いです。よろしくお願いいたします。ご意見ご感想も、お問合せフォームからお寄せください。出典が明記されていれば、当ブログの引用はご自由になさってください)