新企画「放課後児童クラブの待機児童数」(こども家庭庁調べを転載)

 放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)の運営者と働く職員をサポートする「あい和学童クラブ運営法人」代表で「あい和社会保険労務士事務所」の萩原和也です。放課後児童クラブ(学童保育所)運営支援アドバイザーであり、放課後児童クラブの労務管理や事業運営をサポートする社会保険労務士です。(ぜひグーグルのAIで「萩原和也 放課後児童クラブ」と検索してみてください!)
 こども家庭庁が、全国の全市区町村の放課後児童クラブの待機児童数を取りまとめて公表しています。これから順次、そのデータを転載していきます。元データは「令和8年7月 14 日
こども家庭庁成育局成育環境課 令和8年度 放課後児童クラブの実施状況(速報値)」です。
(現在、北海道と青森県を掲載しています)
 なお児童クラブの待機児童は、国が公表している人数より現実はもっと多いです。いわゆる「隠れ待機」というものです。今回の国の数値公表は待機児童の状況の可視化において非常に効果があり評価できますが、これをもって「0人」の自治体では児童クラブに入れず困っている世帯が0である、ということではないことは申し添えておきます。自宅とは遠い児童クラブだったり運営に参画できる余裕がないから申し込めなかったりと、児童クラブを利用したくても利用できない子育て世帯はものすごい多いはずです。
 (※基本的に運営支援ブログでは、学童保育所について「放課後児童クラブ」(略して児童クラブ、クラブ)と記載しています。放課後児童クラブはおおむね学童保育所と同じです。)

<北海道で待機児童が存在する自治体>※数値は人数
市町村名 登録児童数 待機児童数 居場所確保要支援児童数
                 (どこにも居場所が無いこどもの人数)
帯広市   2,464    5      5
苫小牧市  1,624    77      77
江別市   1,240    60      3
恵庭市    825    4      2
石狩市    663   105      78
倶知安町   213    26      26
安平町    148    21      21
釧路町    152    13      0
浜中町    65    2      2
(以上)
 運営支援特記:札幌市は登録児童数27,854人に対して待機児童が0人です。いわゆる放課後全児童対策事業を行っていることに加え、より保護者の切実なニーズに対応する民設クラブがあり、保護者の多種多様な子育て生活をフォローしている成果でしょう。実は大都市ほどこのいわゆる全児童対策によって待機児童が0人のことが多いのです。しかし「量」の整備は整っていても「質」つまりこどもが過ごす環境が適切であるかどうかについては注意関心が向けられていない実情があります。旭川市も登録児童数3,527人ですが待機児童数は0人です。

<青森県で待機児童が存在する自治体>※数値は人数
市町村名 登録児童数 待機児童数 居場所確保要支援児童数
                 (どこにも居場所が無いこどもの人数)
三沢市      729     20   20
(以上、1自治体のみ)
 運営支援特記:青森市(登録児童数3,567)や弘前市(登録児童数2,459)、八戸市(登録児童数2,210)の、青森ビッグスリーには待機児童はいないようです。まったくの萩原私見ですが、北日本や豪雪地帯は、自然災害や気象災害、最近はクマによる被害のおそれを考えると、小学生児童の放課後や長期休業期間は、大人の監護の下にある状態が望ましく、待機児童が生じることが無いようにしていただきたいですね。

<岩手県で待機児童が存在する自治体>※数値は人数

(お知らせ)
<社会保険労務士事務所を開設しました!>
 わたくし萩原が社会保険労務士となり、「あい和社会保険労務士事務所」を開業してから1年が過ぎました。ここまで続いてこれたのはひとえにみなさまのおかげです。どうもありがとうございました。「あい和社会保険労務士事務所」は、放課後児童クラブ(学童保育所)を中心に中小企業の労務サポートを主に手掛けて参ります。放課後児童クラブ(学童保育所)に関して、労働関係の法令や労務管理に関すること、事業に関わるリスクマネジメント、生産性向上に関すること、そしてこども性暴力防止法(いわゆる日本版DBS制度を含む)に関しては、「あい和社会保険労務士事務所」を窓口にして相談や業務の依頼をお受けいたします。「あい和社会保険労務士事務所」HP(https://aiwagakudou.com/aiwa-sr-office/)内の「問い合わせフォーム」から、ご連絡のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

 「一般社団法人あい和学童クラブ運営法人」は、引き続き、放課後児童クラブ(学童保育所)の一般的なお困りごとや相談ごとを承ります。児童クラブの有識者として相談したいこと、話を聞いてほしいことがございましたら、「あい和学童クラブ運営法人」の問い合わせフォームからご連絡ください。子育て支援と児童クラブ・学童保育の運営者の方、そして行政の子育て支援と児童クラブ・学童保育担当者の方、議員の方々、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る場所づくりのために、一緒に考えていきましょう。セミナー、講演会、勉強会の講師にぜひお声がけください。個別の事業者運営の支援、フォローも可能です、ぜひご相談ください。

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萩原和也