3分30秒で読めます! 運営支援ブログ&社労士ブログの短縮版(2026年7月5日~7月11日)
「一般社団法人あい和学童クラブ運営法人」と「あい和社会保険労務士事務所」では、それぞれ「運営支援ブログ」と「社労士ブログ」で、放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)全般に関して提言や意見を行っています。2026年7月5日から7月11日まで掲載した両ブログ(運営支援ブログ、社労士ブログ)の内容をご紹介します。興味がそそられるテーマがございましたら、ぜひその日のブログをご高覧ください。
※基本的に運営支援ブログと社労士ブログでは、学童保育所について「放課後児童クラブ」(略して児童クラブ、クラブ)と記載しています。放課後児童クラブはおおむね学童保育所(ただし放課後児童健全育成事業を行っている施設に限る)と同じです。
・夏の放課後児童クラブでは、所外活動としてプール遊びや水遊びを取り入れることがあります。こどもがプールや川で楽しそうに遊ぶ姿は微笑ましいですが児童クラブでは過去、何度もいたましい死亡事故が起きています。国も通知で十分な注意を求めています。運営支援は、夏の児童クラブの水遊びについて、改めて注意をお願いしたいと呼びかけます。「こどもにとって楽しいはず」「ずっと前からやってきた。去年もやった。うちのクラブの伝統だから」として「実施ありき」の考え方については「ダメ絶対!」と強く言わせてもらいます。(7月6日・運営支援ブログ)
・7月7日(火曜日)はブログを更新しておりません。
・文部科学大臣が夏休みの間、小学校を開放してこどもの居場所にするよう全国に協力を求めるという報道に大反発が起きています。国全体として、夏休みなど学校の長期休業期間中のこどもの居場所について用意しなきゃ、という考えがあること自体は評価できることだとわたくし萩原は考えます。問題は、「こういう対応を考えたから問題は解決!」と、国が早とちりしないことです。この文科省の方針はもともと複数の省庁がとりまとめて通知した方針がベースとなっています。そして3つの理由を挙げています。
・酷暑下で安心して過ごせる居場所の不足
・栄養のある食事を十分に確保できないこどもの存在
・支援が必要であるにもかかわらず、表面化しにくい家庭の孤立
この3点は社会全体が抱えている重大な欠点です。こどもと子育て世帯の保護者を困らせ、悩ませる社会の問題です。文科省や先の複数省庁の通知は、この3問題に対する「取り急ぎの対応」に過ぎないということを、国も自治体もメディアもこの社会全部が認識してほしい、とわたくし萩原は考えます。(7月8日掲載・運営支援ブログ)
・国は待機児童や大規模状態解消のために「タイムシェア」を推奨しています。児童クラブ専用として使える場所が確保できず、放課後児童の居場所を確保できないから、待機児童が生じたり、ギュウギュウ詰めの大規模児童クラブが生じたりするから、一時的小学校の余裕教室などを借りるタイムシェアを推しているのです。ではなぜ、放課後児童の居場所が少ないのか。それは児童クラブの施設の整備が入所利用ニーズに追いついていない地域があるからですが、そうなるのは、児童クラブ整備に必要な予算が十分ではないからです。結局、児童クラブへ整備への取り組みが遅れているから苦肉の策のタイムシェアなのです。(7月9日掲載・運営支援ブログ)
・夏休み期間の短期アルバイト・パートを雇う児童クラブさんへ。 「夏休みの間の、こどもの遊び要員だから」と、軽く考えないでください。人を雇って働かせるというのは、とても重要なことです。雇った人がとんでもない不祥事をしでかしたら事業者そのものの以後の事業継続にも影響が出ることだってあります。たとえ1か月、あるいは数日間の勤務であっても、1人の労働者として、雇用契約は丁寧な内容で確実に締結しましょう。そして教育研修はしっかりと行いましょう。「しでかしては困ること」を起こさないように、しっかりと教育研修は行ってから、夏休みの現場に入ってもらうようにしましょう。(7月10日掲載・運営支援ブログ)
・ミニブログです。宮城県高野連が「殺」や「盗」といった、よろしくないイメージを帯びる文字を使った野球用語を見直すという報道がありました。児童クラブの世界に未だに固執して使っている勢力がある「指導員」という用語はどうでしょう。わたくしが懸念しているのは、決して児童クラブの職員は常にこどもを指導するわけではない(指導する場面は当然にありますが)のに、「指導員」という文字を見た一般の人が、「児童クラブの仕事はこどもを指導するんだね」という解釈を導きやすいから、ということです。こどもを「指導」することと「育成支援」することは、その難易度、専門性は、わたくしははるかに育成支援の方が上位にあると考えます。むしろ指導員という表記は世間一般に「未熟でまだよく物事を知らないこどもに、あれこれ指示して必要なことをさせる仕事なんだろう。こどもにあれこれ命令、指導する立場なんて気楽でよさそう、誰でもできそうだ」という誤った理解を広めるおそれがあると、わたくしは心配なのです。自治体のみなさん、条例や規則や要綱から「指導員」という文言をなくしましょう。「育成支援」が児童クラブの職員の職務内容なのですから。(7月11日掲載・運営支援ブログ)
New!☆
こども性暴力防止法に関する諸課題を5人の弁護士が各々の専門分野に関して紹介、説明するYouTubeチャンネル「こどもを守る弁護士チャンネル」。第4回が2026年6月30日に配信されました。放課後児童クラブの運営に関わってきた鈴木愛子弁護士が「こども性暴力防止法がもたらすこどもの被害申告に適切に対応できるか」をテーマに関して丁寧に説明しています。 まずは動画をぜひご覧ください。わたくしの著書「知られざる<学童保育>の世界」も紹介されています。
https://youtube.com/live/9q8xzkgs7wo?si=dr06eChxK1Jgov5T
第5回は7月19日(日曜日)15時から、すでに施行されている「児童生徒性暴力防止法」における調査の解説です。話し手:飛田桂弁護士、聴き手:嶋崎量弁護士、鈴木愛子弁護士、野田隼人弁護士、三輪記子弁護士。
第3回(2026年6月11日)は、鈴木愛子弁護士がメインスピーカーとして「こども性暴力防止法がもたらす「人手不足の加速」とその構造的リスク」とのタイトルで、人材確保に関する懸念を取り上げています。内容は放課後児童クラブ限定ではなくて法制度全般にわたるものですが、とりわけ放課後児童クラブで働く人、運営する人そして管理する行政パーソンには必見必聴の内容です。https://www.youtube.com/watch?v=ZVafKTKe204 を、ぜひクリックしましょう。
第2回(2026年5月30日)が、こども性暴力防止法の「Q&A」を読み解くとして、【弁護士が読む❗️こども性暴力防止法Q &A】のタイトルで配信されています。メインスピーカーは三輪記子弁護士、聞き手は嶋﨑量弁護士です。
https://www.youtube.com/watch?v=XtTCNTDBLLo
第1回(2026年5月16日)は「こども性暴力防止法を考える」です。
https://www.youtube.com/watch?v=uUlx8XaKMso&t=4324s
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※こども性暴力防止法がもたらす、構造上の課題問題について、法律家がとても分かりやすく解説する記事が「アエラキッズプラス(AERAKidsPlus)に掲載されました! 解説はもちろん、鈴木愛子弁護士です。こどもを性暴力から守るための重要な法制度だからこそ、実は逆説的にこどもや運営事業者が追い込まれてしまう可能性を分かりやすく説明されています。ぜひぜひ、記事を読んでください! 実に分かりやすいですよ!
「本当に性犯罪を防げる?」学校や学童保育、放課後子供教室も対象になる「日本版DBS」に、現場から懸念の声…【弁護士が解説】 | AERA with Kids+
※放課後児童クラブに興味関心のある専門職同士で交流し、意見交換し、情報共有する場として、(仮称)「学童保育が好きな士業の会」を立ち上げました。2026年1月9日に、第1回目の集いを行いました。参加者は4人でした。今後も随時、集いを開催していきますので、ぜひゆる~く、参加してみてください。集いはオンラインでzoom利用、顔出しでの参加が条件となります。今後の集いに参加ご希望の方は、萩原までメール(info@aiwagakudou.com)か、X(ツイッター)でのダイレクトメールでお知らせください。開催日までに、参加用URLをお伝えいたします。
〇2024年3月19日から始めた全国放課後児童クラブデータベースですが、最後となる埼玉県蕨市まで到達し、1巡目が終了しました。2025年9月から2巡目に突入しています。2巡目の確認事項は特設ページで順次、掲載していきます。また、2巡目の調査で新たに確認したデータは、1巡目の投稿記事に反映させていきます。更新頻度がかなり遅くなっていますが、2026年7月11日時点で、「福岡県大牟田市」まで進んでいます。
※ここまで3分半!
(お知らせ)
〇弊会は、次の点を大事に日々の活動に取り組んでいます。
(1)放課後児童クラブで働く職員、従事者の雇用労働条件の改善。「学童で働いた、安心して家庭をもうけて子どもも育てられる」を実現することです。
(2)子どもが児童クラブでその最善の利益を保障されて過ごすこと。そのためにこそ、質の高い人材が児童クラブで働くことが必要で、それには雇用労働条件が改善されることが不可欠です。
(3)保護者が安心して子育てと仕事や介護、育児、看護などができるために便利な放課後児童クラブを増やすこと。保護者が時々、リラックスして休息するために子どもを児童クラブに行かせてもいいのです。保護者の健康で安定した生活を支える児童クラブが増えてほしいと願います。
(4)地域社会の発展に尽くす放課後児童クラブを実現すること。市区町村にとって、人口の安定や地域社会の維持のために必要な子育て支援。その中核的な存在として児童クラブを活用することを提言しています。
(5)人々が安心して過ごせる社会インフラとしての放課後児童クラブが充実すれば社会が安定します。経済や文化的な活動も安心して子育て世帯が取り組めます。それは社会の安定となり、ひいては国家の安定、国力の増進にもつながるでしょう。
放課後児童クラブ(学童保育所)の運営支援は、こどもまんなか社会に欠かせない、あらゆる児童クラブを応援しています。
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運営支援からの書籍第2弾として、放課後児童クラブを舞台にした小説「がくどう、序」を発売しました。埼玉県内の、とある町の学童保育所に就職した新人支援員が次々に出会う出来事、難問と、児童クラブに関わる人たちの人間模様を、なかなか世間に知られていない放課後児童クラブの運営の実態や制度を背景に描く小説です。新人職員の成長ストーリーであり、人間ドラマであり、児童クラブの制度の問題点を訴える社会性も備えた、ボリュームたっぷりの小説です。もちろんフィクションですが、リアリティを越えたフィクションと、自信を持って送り出す作品です。残念ながら、子どもたちの生き生きと遊ぶ姿や様子を丹念に描いたハートフルな作品ではありません。大人も放課後児童クラブで育っていくことをテーマにしていて、さらに児童クラブの運営の実態を描くテーマでの小説です。児童クラブの運営に密接にかかわった筆者だからこそ描ける「学童小説」です。ドラマや映画、漫画の原作にも十分たえられる素材だと確信しています。ぜひ手に取ってみてください! (https://amzn.asia/d/3r2KIzc)
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「放課後児童クラブ(学童保育所」)用語辞典・運営支援版の掲載を始めました。運営支援の独断と偏見による、運営支援流の「児童クラブの業界でよく使われることば」の紹介です。「児童クラブでのあそび」について現場の支援員や保護者の皆様からの投稿をお待ちしています。弊会までメールでお送りください。
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「あい和学童クラブ運営法人」は、学童保育の事業運営をサポートします。リスクマネジメント、クライシスコントロールの重要性をお伝え出来ます。子育て支援と学童保育の運営者の方、そして行政の子育て支援と学童保育担当者の方、議員の方々、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る場所づくりのために、一緒に考えていきましょう。セミナー、勉強会の講師にぜひお声がけください。個別の事業者運営の支援、フォローも可能です、ぜひご相談ください。
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「あい和社会保険労務士事務所」は、放課後児童クラブ事業者様の経営の改善、事業運営の効率化、また児童クラブで働く人たちや運営に関わる保護者(会)の雇用労働条件や運営ノウハウのより良い改善のために、専門的な見地で助言、アドバイスを行います。また、中小企業様の労務関係の改善にご尽力いたします。児童クラブの方、埼玉県内の中小企業の方はぜひとも顧問契約をご検討ください。
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(ここまで、よくぞこの大変長いブログをお読みいただき誠にありがとうございました。少しでも共感できる部分がありましたら、ツイッターで萩原和也のフォローをお願いします。フェイスブックのあい和学童クラブ運営法人のページのフォロワーになっていただけますと、この上ない幸いです。よろしくお願いいたします。ご意見ご感想も、お問合せフォームからお寄せください。出典が明記されていれば引用は自由になさってください。この運営支援ブログも投稿記事数が1,400を超えました。選りすぐりの投稿を出版してくださる出版社さん、どこかにいらっしゃいませんかね。マニアックなブログですが連日、数百から1,000前後の閲覧はありますよ!)
