<運営支援ブログ超ミニ>放課後児童クラブの夏の思い出。残暑の流しそうめん、おいしかった。
放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)の運営者と働く職員をサポートする「あい和学童クラブ運営法人」代表で「あい和社会保険労務士事務所」の萩原和也です。放課後児童クラブ(学童保育所)運営支援アドバイザーであり、放課後児童クラブの労務管理や事業運営をサポートする社会保険労務士です。(ぜひグーグルのAIで「萩原和也 放課後児童クラブ」と検索してみてください!)
盆期間の土曜日です。超ミニ版として、わたくし萩原が児童クラブの現役保護者だった時代に楽しんだ「流しそうめん」のことをつづります。すぐに読み終えますよ。
(※基本的に運営支援ブログでは、学童保育所について「放課後児童クラブ」(略して児童クラブ、クラブ)と記載しています。放課後児童クラブはおおむね学童保育所と同じです。)
<残暑の恒例でした>
時は2014年8月下旬。この年はまあまあ暑かった。よく覚えているのはこの8月から、児童クラブを運営するNPO法人の専従になったからなのです。2012年度からNPOの代表理事を非常勤で務めていて、この2014年7月末で産経新聞社を退職してNPOの専従、つまり報酬をNPOからいただく立場となったのです。給与がそれまでの3分の1になるのを承知の上での大転身でした。ひとり息子は当時、6年生。学童最後の年でした。息子がまだ児童クラブに在籍しているので現役保護者でありながら運営法人の代表理事という、なんともややこしい身分。それでも、息子がいるクラブで「流しそうめん」をするというので、事務局での勤務を切り上げてクラブに向かったのでした。
クラブではほぼ毎年、流しそうめんをやっていました。8月下旬が多かったですね。この年もそう。児童クラブは出入口付近に手洗い場があることが多いのですが、その水場を利用した流しそうめんです。
<保護者もわいわい>
当時はまだ保護者会が非常に活発(というか、ほぼ強制)で、流しそうめんも多くの保護者、というかママさんたちが来て準備をしていました。わたくしが事務局からクラブに到着したときは、まさに開始直前。準備も手伝えず、そうめんにありつくという、「ちっとは働きなさい!」とドヤされて当然の状況でした。
でも、こどもたちは、手にはしを持って今か今かと待ち構えているのですよ。「はやくー!」とかいいながら、半分に割った竹の筒にそってウズウズしているのです。そんな姿を見ると、保護者も職員も、楽しくなっちゃうんですよ。こどもたちにたくさん食べてほしい、楽しんでほしい、その気持ちは純粋で素朴だから嘘偽りがない。「こどもが楽しければ親も職員も幸せだ」という、当たり前の情景が児童クラブには、あります。
<そうめんだけじゃないよ>
さあじゃんじゃんそうめんを流します。わたくしは頼りない人間ですが一応は男手なので、ゆであがったそうめんを上から流すお手伝いをしました。そうめんは、クラブの台所でどんどんゆであがっていきます。そうめんは、すぐにゆでられるから便利なんですよ。
めんつゆもたっぷり。薬味も。いろいろな味をこどもたちに知ってもらうことも、大人たちが期待することです。大葉とか、ごまとか、ねぎ、みょうが。
こどもたちは遠慮なく箸を突っ込んでどんどんそうめんをすくっては口に入れ、すくってはまた口に入れ、そのうちまだ口に入ったそうめんが外に垂れ下がっている状況でも流れてくるそうめんをすくおうと箸を竹筒に突っ込んでいます。それがもう、面白くて面白くて。でもクラブの先生たちは「こらー。のどにつまらせちゃう! ちゃんと飲み込んでからにしてよー」と苦笑しながらこどもたちに呼びかけ続けます。それもまた、学童ならでは。(もちろん、窒息など事故が起きないようにこどもたちの様子は常に確認していましたよ。わたしがそうめんを流す係で高いところからこどもたちの状況を確認していたのですから、抜かりはないですよ。)
そうめんが全量の半分ぐらい流しきったところで、こどもたちが喜ぶ他の食べ物も流し始めていきました。ミニトマトやブドウ(巨峰など大きい粒)は、箸でつかむこともゲーム。もちろんのどに詰まらせないように呼びかけながらです。野菜も。この流しそうめんは、クラブでの「おやつ」の代わりとして準備提供したものですが、当日はこのそうめんがあるのでお昼のお弁当は控えめにと呼び掛けていたので、こどもたちはもりもり食べます。
クラブの大人たちは、クラブのこどもたちみんなの親。親ならば、こどもが笑顔でもりもり食べるのを見ると、本当にうれしくなるものですね。
気になる人がいるかもしれませんので紹介すると、こどもたちに取り切れず、下にたまったそうめんたちはどうなるか。ええ、大人が食べます。
<今はもう>
時間にして1時間弱のイベントでした。流しそうめんはそれほど汚れないし、簡単にできますし、食材費もそれほどかかりません。児童クラブで楽しむにはうってつけですが、「人手がいること」は、保護者協力が得られにくい時代には難しい課題でしょう。なにより「衛生面」と「誤飲事故」のリスクは看過できません。流しそうめんに伴うリスクと事故防止についてしっかりと事前講習を受けた保護者を多く配置しなければ、なかなか実施に踏み切れないかもしれません。
やはり新型コロナウイルス流行期を境に、児童クラブでのこどもたちの生活や児童クラブの「伝統文化」は、ある種の断絶を経験したのではないかとわたくしは感じます。コロナ前はいろいろ集団で楽しみながら食物を口に入れた行事に対して、軒並み、慎重な配慮が必要とされている気がします。もちろんそれを否定しませんし、コロナ前の対応が衛生面、感染予防の面では実は問題があったということなのでしょう。
それでも、今はもう、なかなか味わえない、あの流しそうめんの楽しみ。でもきっと、狭いようで広い日本のどこかの児童クラブでは、この夏も、流しそうめんやカレーライスなどをみんなで作って味わって楽しんでいることでしょう。それが「学童文化」と呼べるなら、その文化がこれからもずっと続くことを祈ってやみません。だって、こどもの笑顔がいつもこれからもずっと絶やさずに続いてほしいから。
(お知らせ)
<社会保険労務士事務所を開設しました!>
2025年9月1日付で、わたくし萩原が社会保険労務士となり、同日に「あい和社会保険労務士事務所」を開業しました。放課後児童クラブ(学童保育所)を中心に中小企業の労務サポートを主に手掛けて参ります。なお、放課後児童クラブ(学童保育所)に関して、労働関係の法令や労務管理に関すること、事業に関わるリスクマネジメント、生産性向上に関すること、そしていわゆる日本版DBS制度に関しては、「あい和社会保険労務士事務所」を窓口にして相談や業務の依頼をお受けいたします。「あい和社会保険労務士事務所」HP(https://aiwagakudou.com/aiwa-sr-office/)内の「問い合わせフォーム」から、ご連絡のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
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こども性暴力防止法に関する諸課題を5人の弁護士が各々の専門分野に関して紹介、説明するYouTubeチャンネル「こどもを守る弁護士チャンネル」。「第6回子ども性暴力防止法緊急LIVE」は2026年8月12日21時半から、「災害時のこども支援とこども性暴力防止法」です。話し手は 鈴木愛子弁護士、聴き手は野田隼人弁護士です。
第4回が2026年6月30日に配信されました。放課後児童クラブの運営に関わってきた鈴木愛子弁護士が「こども性暴力防止法がもたらすこどもの被害申告に適切に対応できるか」をテーマに関して丁寧に説明しています。 まずは動画をぜひご覧ください。わたくしの著書「知られざる<学童保育>の世界」も紹介されています。
https://youtube.com/live/9q8xzkgs7wo?si=dr06eChxK1Jgov5T
第5回は7月19日(日曜日)15時から、すでに施行されている「児童生徒性暴力防止法」における調査の解説です。話し手:飛田桂弁護士、聴き手:嶋崎量弁護士、鈴木愛子弁護士、野田隼人弁護士、三輪記子弁護士。
第3回(2026年6月11日)は、鈴木愛子弁護士がメインスピーカーとして「こども性暴力防止法がもたらす「人手不足の加速」とその構造的リスク」とのタイトルで、人材確保に関する懸念を取り上げています。内容は放課後児童クラブ限定ではなくて法制度全般にわたるものですが、とりわけ放課後児童クラブで働く人、運営する人そして管理する行政パーソンには必見必聴の内容です。https://www.youtube.com/watch?v=ZVafKTKe204 を、ぜひクリックしましょう。
第2回(2026年5月30日)が、こども性暴力防止法の「Q&A」を読み解くとして、【弁護士が読む❗️こども性暴力防止法Q &A】のタイトルで配信されています。メインスピーカーは三輪記子弁護士、聞き手は嶋﨑量弁護士です。
https://www.youtube.com/watch?v=XtTCNTDBLLo
第1回(2026年5月16日)は「こども性暴力防止法を考える」です。
https://www.youtube.com/watch?v=uUlx8XaKMso&t=4324s
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わたくし萩原が寄稿した記事が「ウェッジオンライン」で2026年7月29日に公開されました。「子どもの「体験格差」が気になる夏休み…その“差”を埋めるのは難しいのか?子どもにとって貴重な体験に目を向けろ」という記事です。ヤフーニュースにも配信されています。URLは以下の通りです。(子どもの「体験格差」が気になる夏休み…その“差”を埋めるのは難しいのか?子どもにとって貴重な体験に目を向けろ Wedge ONLINE(ウェッジ・オンライン))
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こども性暴力防止法がもたらす、構造上の課題問題について、法律家がとても分かりやすく解説する記事が「アエラキッズプラス(AERAKidsPlus)に掲載されました! 解説はもちろん、鈴木愛子弁護士です。こどもを性暴力から守るための重要な法制度だからこそ、実は逆説的にこどもや運営事業者が追い込まれてしまう可能性を分かりやすく説明されています。ぜひぜひ、記事を読んでください! 実に分かりやすいですよ!
「本当に性犯罪を防げる?」学校や学童保育、放課後子供教室も対象になる「日本版DBS」に、現場から懸念の声…【弁護士が解説】 | AERA with Kids+
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「一般社団法人あい和学童クラブ運営法人」は、引き続き、放課後児童クラブ(学童保育所)の一般的なお困りごとや相談ごとを承ります。児童クラブの有識者として相談したいこと、話を聞いてほしいことがございましたら、「あい和学童クラブ運営法人」の問い合わせフォームからご連絡ください。子育て支援と児童クラブ・学童保育の運営者の方、そして行政の子育て支援と児童クラブ・学童保育担当者の方、議員の方々、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る場所づくりのために、一緒に考えていきましょう。セミナー、講演会、勉強会の講師にぜひお声がけください。個別の事業者運営の支援、フォローも可能です、ぜひご相談ください。
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