3分で読める今週の「運営支援」ブログ(1月14日~1月20日)

 あい和学童クラブ運営法人はブログで、学童保育(所)への提言や意見を行っています。2024年1月14日から1月20日に掲載したブログの内容をご紹介します。興味がそそられるテーマがございましたら、ぜひその日の弊会ブログをご高覧ください。

・「学童保育の貧困」を憂う。その1。学童保育の意義について社会の理解が薄すぎる。もっと社会に発信しなければならない。一方で学童の業界は外部への発信に後ろ向きすぎる。(1月15日掲載)

・「学童保育の貧困」を憂う。その2。学童保育の制度が貧弱すぎる。学童保育(放課後児童クラブ)は法令上「任意事業」であって市区町村には実施義務はない。任意事業ゆえ、補助金は少ない。財政事情が厳しい市区町村の学童保育整備がなかなか進まない。(1月16日掲載)

・「学童保育の貧困」を憂う。その3。資格制度が弱い。放課後児童支援員には、試験がない。認定資格研修を受けられる状況であれば、ただその研修に出席するだけで、得られる資格。これは、公的な資格としては、あまりにも貧弱。(1月17日掲載)

・「学童保育の貧困」を憂う。その4。学童職員の賃金はあまりにも低すぎる。賞与等を含めて年収285万円しかない。これは平均値なので、もっと低い人が大勢いる。放課後児童支援員と補助員は、保育士より年収で100万円低い。はっきりいって「職業として生計を立てるには極めて困難」。すぐにでも改善が必要。(1月18日掲載)

・「学童保育の貧困」を憂う。その5。広域展開する営利企業が指定管理者となって学童保育所を運営する状況が急拡大している。職員の人件費を抑えて利益を確保する補助金ビジネス。この状況で学童の補助金が増えても、企業の儲けが増えるだけ。「濡れ手に粟」とはまさにこのこと。(1月19日掲載)

・「学童保育の貧困」を憂う。その6。学童保育を利用する世帯には、貧困状態の世帯が確実に増えている。学童保育所は貧困にある子どもを守ることが必要だ。食の提供と学習機会の提供は、学童保育の新たな使命として重要。その意識をしっかりと持ってほしい。(1月20日掲載)

 ※あい和学童クラブ運営法人では、学童保育所に関わる方々への学童保育所基礎知識や組織運営に関する相談受付、講演、研修講習、取材対応が可能です。「学童保育とは、こういうところ」という市民、保護者向けの講演が可能です。学童保育に関する職員、保護者の方の個別の相談には原則、無料で応じております。お気軽にお問い合わせください。取材対応も可能です。学童保育に関するどんなことでも、まずはお問い合わせください。
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