打倒!「小1の壁」クエスト、もう始めないと、間に合いませんよ。小1の壁対策に立ち向かってみませんか?

 学童保育運営者をサポートする「あい和学童クラブ運営法人」代表の萩原和也です。子どもの育ちを支える学童保育、保護者の安定した生活を支える学童保育、そして社会を支える学童保育を支援する「学童保育運営支援」の重要性と必要性、学童保育のあらゆる問題の解決を訴えています。

 来春(2024年春)に、小学校に新入学するお子さんがいる子育て世帯の方、そろそろ、「子どもが小学校に入ったら、学童保育だっけ?大丈夫かな?」と、心配になっていませんか?ほら、ニュースで「小1の壁」という言葉を聞いたことがあるでしょう。中には、「うちの地域は、待機児童がないので全員、入れますから大丈夫」という恵まれた?地域の方もいらっしゃるでしょう。でも、そうではない地域の方も多いのです。
 小1の壁が立ちはだかっている地域にお住いの子育て世帯の方、もうそろそろ、来春の生活パターンについて考えて準備をしておかないと、間に合いませんよ。というか、私に言わせれば「ちょっと遅い」かも。待機児童が出ていない地域にお住まいでも、「待機にはならなかったけど、利用を始めたら、学童に子どもが行かないんです!」では、小1の壁があるのと同じこと。どうしたらいいでしょう。少しでも参考になればと、ちょっとしたストーリーに参加してください。そしてしばらくの間、「打倒!小1の壁」のクエストに出かけましょう。

 ~打倒!小1の壁クエスト~序章:そもそも小1の壁ってなによ。

とある、ちょっとした都会に住む子育て世帯の勇者ママと勇者パパが、主人公。
勇者ママ「パパ、ちょっといい?この子が来年、学童に入ると思うんだけど、ちょっとは学童のこと、調べてる?」
勇者パパ「あ?まだ調べてないけど、たぶん大丈夫じゃないかな」
勇者ママ「調べてないでよく言えるよね。小1の壁、ってあるでしょ。大丈夫なの?」
勇者パパ「これから調べようと思ってたんだけどな。小1の壁?保育所に入れたんだから学童だって入れるでしょ」
勇者ママ「調べておいてね。学童に入れなかったら大変なことになるんだからねっ」
勇者パパ「チッ。はいはい。調べればいいんでしょ調べれば」
勇者ママ「はい、は1回でいいって幼稚園で教わらなかったの?」

 いつもママにはかなわないパパ。勇者じゃなくて家来だよなぁと思うときもありますが、それはともかく、ママの言いつけには逆らえないのでどうしようと考えたら、ふと、「そういえば、学童についてあれこれ言っている変わった人がいたな。ちょっと聞いてみよう」と思い立ちました。さっそく出かけてみました(メールでいいじゃん、と突っ込みは入れないでね)

勇者パパ「すいません。学童について教えてほしいんですが」と、門をたたいたのは「学童バカ」という変わり者で評判の初老の男性ハギの住まいでした。
ハギ「おお、もうそろそろ来るころだと思っておった。学童に入りたいのじゃな?」
勇者パパ「はい。子どもが来年4月に新1年生になるんです。学童に入るにあたって、何か調べておかなきゃと思いまして。あと、小1の壁って大したことないですよね?」
ハギ「小1の壁の怖さを知らないようじゃな。あれは手ごわいぞ。なにせ、この前の春にはの、この国全体で16,825 人もの子どもが学童に入れなかったんじゃ。しかも 1,645 人も増えてのう。次の春にはもっと増えるとも言われておるんじゃ。しっかり対策しておかねば、おぬしのお子さんも、待機児童になってしまうぞ」
(注:人数は令和5年5月時点の日本国における学童保育待機児童速報値)
勇者パパ「待機は困ります。仕事ができなくなるのでありえません。その小1の壁とやらのクリア方法を教えてください。攻略本とかないんですか?クリア方法を知っておかないと、ママに怒られます」
ハギ「攻略本なんかないわ。まずはおぬし、小1の壁について勉強せい。わしが教えちゃるからの。時間がちょっとかかるがの」
勇者パパ「あ、時間無いんで。コンパクトに要点だけ、あとでLINEしてください」

 ということで、後日、学童についてはどんな依頼も断らないハギの弱みにうまく付け入って送信させた小1の壁についてのLINEをみて、パパとママは「ちょっと、うちら、マズいんじゃない?」と思ったのです。

 そこには、「小1の壁は何重にも立ちはだかっている。ある者は最初の壁すら突破できず、またある者は、次の壁に当たって外に出されてしまう。またある者は、その壁の中で、今までの生き方を無理やり変えることで何とか生きながらえている。それほど厳しい相手が、小1の壁なのじゃ」と、書かれたあったのです。
勇者ママ「最初の壁は、学童保育所に入れるかどうか。って、壁はそれだけじゃないの?」
勇者パパ「次の壁は、開門時刻と閉門時刻だって。これに間に合わないと、壁の中に入れない、って何のことだ?」
勇者ママ「まだあるみたいよ。お弁当の壁。役員の壁。運営の壁に、雰囲気の壁。人間関係の壁。もう、壁だらけじゃないの!」

 LINEには「まずは、相手を知ることからクエストをはじめることじゃ。彼を知り己を知れば百戦殆(あや)うからず、じゃ。いつでも教えを乞いに来るがよい。請求書はまとめて送らせていただきますキニ」と、偉そうに書かれていましたが、ママとパパはもう、「やばいよやばいよ~」と、急に深刻になりはじめてそんな文言は目に入りませんでした。

 さてどうなるでしょう。小1の壁、ママとパパは無事にクリアしてクエストを達成できるのでしょうか。
(たぶん続く)

 「あい和学童クラブ運営法人」は、学童保育に関連する多くの問題、小1の壁の問題解決や、保護者の負担感といった学童保育に立ちはだかる多くの問題の解決について、学童保育の運営に関して具体的な実践と経験を積んだ代表が、具体的な解決策を提示することが可能です。

 学童保育の運営についても、育成支援の質の向上に直結する研修、教育の機会を提供するとともに、個々の学童保育所運営者様へ、安全安心な子どもの居場所づくりとその運営手法において、学童保育組織運営について豊富な経験を持つ代表が、自治体や学童保育運営事業者に講演や具体的な助言、アドバイスを行うことが可能です。

 子育て支援と学童保育の運営者の方、そして行政の子育て支援と学童保育担当者の方、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る場所づくりのために、一緒に考えていきましょう。どんなことでも「あい和学童クラブ運営法人」に、ご相談ください。子育て支援の拡充に伴い、今後ますます重要視されていく子どもの居場所づくり事業の充実のため、一緒に取り組んでいきましょう。

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