学童保育所で働く人の権利を守ることは、運営組織の重要な責任。運営支援がお手伝いします。
学童保育運営者をサポートする「あい和学童クラブ運営法人」代表の萩原和也です。次元の異なる子育て支援を国民が実感するために学童保育所の充実を訴え続けています。
SNSには多くの「ホンネ」が投稿されています。その中で、児童福祉業界で従事する方々からは、労働条件について、とても辛い、信じられないことが相次いで投稿されています。
見ていて最も多いのが「サービス残業」の訴え。また、「有給休暇が取れない」「生理休暇が取れない」といった訴えもかなり目にします。中には「退職の申し出を断られた」というものも。
これらが完全に事実なら、法令違反そのものであり、運営組織は一体何をやっているのだ、ということになります。
これら過酷な労働実態が生み出される根本は、学童保育所も、保育所も、放課後等デイサービスも含め、福祉業界に蔓延する「人手不足」でしょう。貧すれば鈍する、ということです。とはいえ、だからといって、働く人の権利を侵害することはコンプライアンス違反であり、許されません。「それはそれ、これはこれ」です。
何が問題かといえば、個々の法令違反は当然として、「違法行為が相次ぐような事業は、安定して運営しているとはいえず、その先、さらに大きな法令違反を招く可能性がある」ということです。そしてそれは、当然ながら、その地域における子育て支援施策に対する評価、評判を失墜させ、「あんなひどい施設がある地域には、住みたくない」という印象を、多くの人に与えることになります。そんな評判が根付いたまちに、新たに引っ越して住もうなんて人は、現れませんね。
何よりも、「そんな施設にいる子どもたちの、最善の利益が守れない」のです。また、「施設を頼りにしている保護者の信頼感も守れない」ということです。
ひとつひとつの、個々の労働に関する問題も、丁寧に、誠実に対応すること。それが、より大きな、子育て支援の良い評判をもたらすのです。よって、当たり前ですが、まずは、働いている人たちが安心して働き続けられるような雇用の施策を、運営組織が実施していくことが肝心です。
「あい和学童クラブ運営法人」が行う運営支援事業は、学童保育の運営組織はもちろんのこと、学童保育所の事業を任せている自治体、株式会社等のより大きな運営組織についても、「働いている人が困っていないか、困っているならどういう点が困っているのか」を、一緒に考え、対応することができます。
学童保育所で働いている人たちが安心してこの先ずっと、その組織で働き続けられるため、運営支援はそのお手伝いをいたします。
ぜひとも「あい和学童クラブ運営法人」に、ご相談ください。子育て支援が充実したまち、という評判を確立する効果的な手段でもある学童保育の充実のため、一緒に取り組んでいきましょう。
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