3分で読める今週の「運営支援」ブログ(10月29日~11月4日)
あい和学童クラブ運営法人はブログで、学童保育(所)への提言や意見を行っています。10月29日から11月4日に掲載したブログの内容をご紹介します。ぜひご確認ください。
・ 学童保育が抱える課題や問題を、改めて考えよう。その1:「正しい情報が知られていない」状況の打開が必要。
「学童保育」という言葉には、実態の異なるいくつかの事業を含んでいることが、知られていない。
学童保育は、子どもを預かる仕組みと誤って理解されている。
学童保育は小学6年生の最後の日まで利用できる制度ということが、知られていない。(10月30日掲載)
・学童保育が抱える課題や問題を、改めて考えよう。その2:「厳しい現状が知られていない」状況の打開が必要。
学童保育で働く人のほとんどがワーキングプア状態。
学童保育の資格「放課後児童支援員」は大事な資格と思われていない。
多くの市区町村では、学童保育が安上がりでできることを優先して、働く人のことを考えていない。(10月31日掲載)
・(緊急投稿)学童保育の補助金増額の報道。喜ばしいですが、2つの問題を解決しない限り、効果は半減します!補助金の増額を市区町村が利用できるための負担割合の軽減と、増えた補助金が確実に職員に届くための「公契約条例(賃金条項付)」制定が必要です。(11月1日掲載)
・学童保育が抱える課題や問題を改めて考えよう。その3:「支援員の仕事と、遊びの大切さ」の理解を広めよ!
学童保育の職員の仕事は「子どもと遊ぶだけ」ではない。子どもの育ちを支える専門職。
学童保育での子どもの「遊び」は、大人が想像する遊びではない。子どもの成長に欠かせない作業。(11月2日掲載)
・学童保育が抱える課題や問題を改めて考えよう。その4:保護者運営がもたらした光と影。待ったなしの課題。
学童保育の設立と発展に保護者が果たした貢献は極めて大きい。しかし、保護者の負担の多さと法的リスクは軽視されてきた。もう、保護者運営はやめるべき。保護者の運営疲れを利用した株式会社の参入をも後押ししている。(11月3日掲載)
・学童保育が抱える課題や問題を改めて考えよう。最終回:営利企業の指定管理者が増加する理由と、やりがい搾取。
営利企業(株式会社)の指定管理者制度による参入が相次ぐのは理由がある。制度がある限り止められない。それでも、状況を改善することが必要。このままでは、職員のやりがい搾取による人的資源の消耗が止まらない。(11月4日掲載)
このほか、極めて私的な思いをつづった個人的ブログを10月31日に、全国学童保育研究集会に参加した感想を11月5日にブログ掲載しております。
※あい和学童クラブ運営法人では、学童保育所に関わる方々への学童保育所基礎知識や組織運営に関する相談受付、講演、研修講習、取材対応が可能です。「学童保育とは、こういうところ」という市民、保護者向けの講演が可能d素。学童保育に関する職員、保護者の方の個別の相談には原則、無料で応じております。お気軽にお問い合わせください。