<運営支援ブログミニ33>早くも真夏日続出の予報! 放課後児童クラブ(学童保育所)はエアコン試運転を!
放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)の運営者と働く職員をサポートする「あい和学童クラブ運営法人」代表で「あい和社会保険労務士事務所」の萩原和也です。放課後児童クラブ(学童保育所)運営支援アドバイザーであり、放課後児童クラブの労務管理や事業運営をサポートする社会保険労務士です。
今回はミニ版。最新の予報では真夏日が相次ぐとのこと。まだ体が暑さに慣れていない時期ですから、気温30度前後でも熱中症になる危険性があります。放課後児童クラブ(学童保育所)は今週、エアコンの点検、試運転を行いましょう。暑い~エアコンだ! とスイッチを入れたら冷えない、動かないという事態を避けるためにも、丁寧にエアコンをチェックしましょう。
(※基本的に運営支援ブログでは、学童保育所について「放課後児童クラブ」(略して児童クラブ、クラブ)と記載しています。放課後児童クラブはおおむね学童保育所と同じです。)
<天気予報は常に確認しよう>
まず児童クラブで働く人、児童クラブの運営にかかわる人は、常に最新の天気予報を確認する行為を常習化しましょう。特にこれからの季節は、熱中症への対策対応だけではなくて、雷雨の確率にも要注意です。
さて予報ですが、日本気象協会のウェブサイトに掲載されている、「16日頃から30℃以上の真夏日急増 関東~沖縄は熱中症に警戒 暑さに強い体作りを」(2026年5月10日15時58分配信)の記事をご確認ください。一部引用して紹介します。
「上空の暖気や強い日差しなどの影響で、関東から九州では、16日(土)頃から最高気温30℃以上の真夏日になる所が急増する見込みです。蒸し暑さを感じる日もあるでしょう。この先は、関東から沖縄の広い範囲で熱中症に「警戒」が必要です。」(引用ここまで)
記事を見ると、本日(2026年5月11日)から東京、名古屋、大阪、福岡で連日、夏日の予報となっています。16日(土曜日)からは名古屋、大阪で真夏日の予報です。福岡も18日(月曜日)、19日と真夏日予報です。東京も16日以降は真夏日すれすれの高温の日が続く予報で、22日(金曜日)には真夏日の予報です。仙台も16日に夏日の予報で、それ以降も夏日や、夏日に近い高い気温の日が続く予報です。
この記事では熱中症情報も掲載されています。5月11日から7日間の熱中症情報です。仙台、東京、名古屋、大阪、福岡、沖縄では連日、「注意」のレベルです。沖縄は13日以降は「警戒」のレベル、東京や名古屋、大阪、福岡でも15日以降は警戒レベルが目立って増えています。
<暑熱順化>
記事には暑熱順化について詳しく説明があります。ぜひ記事本文を確認してみてください。要は、まだ人間の体が体内の熱さを外に逃がす態勢が整っていないので、この時期は熱中症のリスクが高い、ということです。猛暑日にならない程度の暑さでも熱中症になるリスクがあるということを当たり前に理解しておくべきでしょう。
<エアコンの点検、試運転を!>
外気温より室温が高いのは当然ですね。まして児童クラブという施設は、そんなに広くない施設に大勢のこどもがいます。人間は発熱体そのものですからね。しかも大勢の人が吐く息や発汗の蒸発によって室内の湿度も上がります。施設の構造にもよりますが、気温のわりに蒸し暑いのは児童クラブ勤務の人ならだれでも知っているでしょう。
エアコンの出番になりますが、ちゃんと機能するかどうか、こどもがまだ登所していない時間帯に必ず試運転をしてこれからの気温が高めの日々に備えましょう。「ちゃんと動くか」「冷房や除湿の効果が確認できるか」「カビ臭くないか」を確認しましょう。エアフィルターなど、自分たちで手入れできる部分についてはしっかりと掃除しましょう。
万が一、動作に不安がある、あまり冷えてない? という状況がうかがえるなら、すぐに専門業者への点検を依頼するべきです。お金はかかりますが、運営側は予算をケチってはなりません。こどもや職員が、万全ではないエアコンのために室内で熱中症になって搬送されたら、予算をケチって守ろうとした児童クラブ運営組織そのものの信頼性や評判を一気に低下させることになりますよ。こどもや職員の生命身体を守ること以上に守るべきものなど、ありませんよ。
天井埋め込み式のいわゆる天カセのエアコンや天井吊り下げ式のエアコンは素人では整備点検は無理です。少しでも機能に異変を感じたら専門業者に点検してもらうことを強く勧めます。そもそもこれから6月、7月といよいよ暑さが本格化してエアコンがちょっとおかしいとなっても、そのころはエアコンの点検や清掃の専門業者はあちこちから仕事の依頼を受けていて、「児童クラブさん? 来週ならうかがえますよ」ということになってしまうおそれがありますよ。その間、こどもと職員の熱中症リスクが高いままでの運営を余儀なくされるなんて、運営側の失態そのものです。
「安全」にカネを惜しんではならないのです。安全を守ること以上に守らねばならないものなど、児童クラブ運営にはありません。安全は地道な行動、当たり前の心がけを遂行することで確保できるもの。エアコンの点検は今こそ必要だと考えて、すぐに行ってくださいね。
(お知らせ)
<社会保険労務士事務所を開設しました!>
2025年9月1日付で、わたくし萩原が社会保険労務士となり、同日に「あい和社会保険労務士事務所」を開業しました。放課後児童クラブ(学童保育所)を中心に中小企業の労務サポートを主に手掛けて参ります。なお、放課後児童クラブ(学童保育所)に関して、労働関係の法令や労務管理に関すること、事業に関わるリスクマネジメント、生産性向上に関すること、そしていわゆる日本版DBS制度に関しては、「あい和社会保険労務士事務所」を窓口にして相談や業務の依頼をお受けいたします。「あい和社会保険労務士事務所」HP(https://aiwagakudou.com/aiwa-sr-office/)内の「問い合わせフォーム」から、ご連絡のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
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放課後児童クラブ事業を考えている民間企業の方へ朗報! 児童クラブ参入の手引きとなる「埼玉県 放課後児童クラブ新規参入スタートブック」が公開されました。全40ページ。フルカラー。冊子は2部に分けて埼玉県福祉部こども支援課のページで公開されています。なお本スタートブックは弊会が作成受託しました。
(前編)
https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/166938/r0803_houkago-jidou-club-startbook01.pdf
(後編)
https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/166938/r0803_houkago-jidou-club-startbook02.pdf
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「Wedge ONLINE(ウェッジオンライン)」にて2026年4月13日、「「こどもが学童に入れたから仕事も安泰!」なのか?小1、行き渋り、夏休み…いくつも存在する“学童保育の壁”とその対処法」という記事が公開、配信されました。(https://wedge.ismedia.jp/articles/-/40473)。わたくし萩原が編集部の依頼に応じて寄稿しました。ぜひご高覧ください。
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「一般社団法人あい和学童クラブ運営法人」は、引き続き、放課後児童クラブ(学童保育所)の一般的なお困りごとや相談ごとを承ります。児童クラブの有識者として相談したいこと、話を聞いてほしいことがございましたら、「あい和学童クラブ運営法人」の問い合わせフォームからご連絡ください。子育て支援と児童クラブ・学童保育の運営者の方、そして行政の子育て支援と児童クラブ・学童保育担当者の方、議員の方々、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る場所づくりのために、一緒に考えていきましょう。セミナー、勉強会の講師にぜひお声がけください。個別の事業者運営の支援、フォローも可能です、ぜひご相談ください。
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(ここまで、このブログをお読みいただきありがとうございました。少しでも共感できる部分がありましたら、ツイッターで萩原和也のフォローをお願いします。フェイスブックのあい和学童クラブ運営法人のページのフォロワーになっていただけますと、この上ない幸いです。よろしくお願いいたします。ご意見ご感想も、お問合せフォームからお寄せください。出典が明記されていれば引用は自由になさってください。)



