3分で読める今週の「運営支援」ブログ(3月31日~4月6日)
あい和学童クラブ運営法人はブログで、学童保育(所)への提言や意見を行っています。2024年3月31日から4月6日に掲載したブログの内容をご紹介します。興味がそそられるテーマがございましたら、ぜひその日の弊会ブログをご高覧ください。
※基本的に運営支援ブログでは、学童保育所について「放課後児童クラブ」(略して児童クラブ、クラブ)と記載しています。放課後児童クラブはおおむね学童保育所と同じです。
・放課後児童クラブの世界は激変間違いなしの2024年度。日本版DBS法案はとりわけその推移が注目です。運営主体のカタチはどうあれ、学童の運営支援を掲げる弊会は、学童保育、放課後児童クラブに関する相談事や悩み事はもちろん、どのようなことでも話を聞き、一緒に考えることができます。運営支援の最終的な目標は、児童クラブの世界で働く人たちの雇用労働条件の安定とさらなる改善です。それは、児童クラブの事業を安定させることと等しいからです。それはつまり、子どもの育成支援を確実に実施できる環境が実現されることです。(4月1日掲載)
・放課後児童クラブの運営側は新人職員をどう育てるか。「職務の重大さ」を理解させるために合理的な説明が必要です。先任職員の「経験談」はあくまで二番手。自分はこうしてきた、過去にこういうことがあったときにこういう対応をしてきたという経験談、経験則から導かれた手法は、有用ですが新人育成の中心とする材料ではありません。理論で組み立てられた育成支援の理念や、実際に有効な手法を、どのように使用すればどのような効果が期待できるかという理論を、丁寧に新人職員に伝えていくことが必要です。(4月2日掲載)
・子どもが放課後児童クラブに行きたくないと訴える「行き渋り」。子どもは、児童クラブに行きたがらないあまり、小学校の登校も嫌がる、拒否することになることが多いからです。そうなるともう、親は仕事どころではありません。そのまま子どもの不登校状態が続くことになれば、子育て生活そのものを根本的に見直すことになります。児童クラブ、学童が原因で不登校になってしまった場合、現実的に小学校は「それは、ご家庭と学童との間で解決してください」と、事態の解消に協力がいただけない場合が多いのです。(4月3日掲載)
・寿司にはいろいろあります。実は「学童保育」も、同じです。「がくどうほいく」と呼ばれる言葉の中には、いろいろな形態の、スタイルの、仕組みが含まれていて、それをぜんぶひっくるめて「がくどうほいく」と呼んでいる、と思ってください。つまり、学童保育はおすしと同じ。学童保育の中に、いろいろな「がくどうほいく」があるのです。(4月4日掲載)
・放課後児童クラブで、子どもは遊ぶだけ、その時間がもったいない!いえいえ、こう考えてほしいのです。小学生として過ごす時代、時間の価値について「遊び<勉強」が絶対的に正しいということではないのです。「遊び≦勉強」または「勉強≦遊び」と、考えてほしいのです。(どちらを選択するか、正しいと思うのかは、それぞれの子ども、保護者の考え方や価値観によるでしょう)(4月5日掲載)
・全国の市区町村のHPで、放課後児童クラブの情報を確認しています。あっと驚いた地域では、「放課後児童クラブ」のページはあっても、何も文章が掲載されていない地域がありました。例えば静岡県伊豆市です。岐阜県池田町も、そうでした。そこまでではなくても、クラブ名の表記はしてあるものの、利用料金や開設日、開設時間について「各クラブにお問い合わせください」というレベルの情報提供に留まる市区町村は、ちらほら、見かけました。(4月6日掲載)
・3月19日から始めた全国放課後児童クラブデータベースは3月31日から4月6日まで、以下の51市区町村を紹介しました。
和歌山県有田市
佐賀県有田町
和歌山県有田川町
徳島県阿波市
兵庫県淡路市
新潟県粟島浦村
福井県あわら市
愛知県安城市
奈良県安堵町
群馬県安中市
岐阜県安八町
長野県飯島町
長野県飯田市
福島県飯館村
福岡県飯塚市
長野県飯綱町
山形県飯豊町
島根県飯南町
長野県飯山市
沖縄県伊江村
三重県伊賀市
愛媛県伊方町
奈良県斑鳩町
秋田県井川町
長崎県壱岐市
長野県生坂村
大阪府池田市
北海道池田町
福井県池田町
岐阜県池田町
長野県池田町
奈良県生駒市
鹿児島県伊佐市
長崎県諫早市
徳島県石井町
茨城県石岡市
沖縄県石垣市
北海道石狩市
福島県石川町
宮城県石巻市
静岡県伊豆市
静岡県伊豆の国市
千葉県いすみ市
大阪府和泉市
鹿児島県出水市
大阪府泉大津市
福島県泉崎村
大阪府泉佐野市
島根県出雲市
新潟県出雲崎町
三重県伊勢市
※あい和学童クラブ運営法人では、学童保育所に関わる方々への学童保育所基礎知識や組織運営に関する相談受付、講演、研修講習、取材対応が可能です。「学童保育とは、こういうところ」という市民、保護者向けの講演が可能です。学童保育に関する職員、保護者の方の個別の相談には原則、無料で応じております。お気軽にお問い合わせください。取材対応も可能です。学童保育に関するどんなことでも、まずはお問い合わせください。
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