茨城県境町が放課後児童クラブの利用料減額、児童受入時間延長を発表。素晴らしいですが、運営支援はあえて指摘します。「給料は?」
放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)運営者をサポートする「運営支援」を行っている「あい和学童クラブ運営法人」代表の萩原和也です。放課後児童クラブを舞台に、新人職員の苦闘と成長、保護者の子育ての現実を描く、成長ストーリーであり人間ドラマ小説「がくどう、 序」を書きました。アマゾンで発売中です。ぜひ手に取ってみてください! (https://amzn.asia/d/3r2KIzc) お読みいただけたら、アマゾンの販売ページに星を付けていただけますでしょうか。そして感想をネットやSNSに投稿してください! 最終目標は映像化です。学童の世界をもっと世間に知らせたい、それだけが願いです。口コミ、拡散だけが頼みです!
茨城県境町が「物価高騰対策」として放課後児童クラブの利用料を減額し、また受入時間を延長すると発表しました。素晴らしいですね。他の自治体にも広がってほしいです。運営支援から、あえて申し上げたいことがあります。「働いている人の気持ちも考えていきましょう。その賃金では、ダメですよ」ということです。
(※基本的に運営支援ブログでは、学童保育所について「放課後児童クラブ」(略して児童クラブ、クラブ)と記載しています。放課後児童クラブはおおむね学童保育所と同じです。)
<年間でおよそ半額近い減額に>
茨城県境町が放課後児童クラブの利用料を減額します。町のHPの最新情報欄には2025年6月16日午前8時30分時点で、まだ掲載されていないようですが、「PR TIMES」2025年6月13日20時配信の記事に内容が紹介されています。発信元は堺町になっています。内容を引用して紹介します。
「放課後児童クラブの利用料を年間84,900円から年間48,000円へ。境町は子育て支援日本一を目指しています」(見出し)
「茨城県境町(町長:橋本正裕)では、子育て世帯への物価高騰対策と併せて、子育て支援の拡充を図るため、以下の取組みを行います。放課後児童クラブ利用料の減額・開所時間の延長
物価高騰により影響を受けている子育て世帯の経済的な負担を軽減し、子育て支援の拡充を図るため、児童クラブの利用料の減額と開所時間の延長を行います。
放課後児童クラブの利用料減額
令和7年7月分の利用料から、茨城県西地区でトップクラスに安い、一律月額4,000円(おやつ代含む)に減額。
※令和7年度は、29,400円の負担軽減
放課後児童クラブの開所時間の延長
午後6時30分までとしていた開所時間を町内全て(5か所)の放課後児童クラブにおいて、令和7年7月から試験的に午後7時まで延長いたします。」(引用ここまで)
児童クラブ利用料が年間84,900円から48,000円になるというのは、36,900円の減額です。かなり思い切った引き下げですね。ちなみに現行の保育料はどうなっているのか、町の資料を確認しました。結構複雑な料金体系です。
〇現行の保育料と、おやつ代
5月、6月、9月、10月、11月、2月→保育料月額5,000円、おやつ代月額1,000円=6か月で36,000円
4月→保育料月額6,250円、おやつ代1,250円
7月→保育料月額6,750円、おやつ代1,350円
8月→保育料月額10,000円、おやつ代2,000円
12月→保育料月額5,750円、おやつ代1,150円
1月→保育料月額5,500円、おやつ代1.100円
3月→保育料月額6,500円、おやつ代1,300円
合計は、保育料70,750円、おやつ代14,150円で、総計が84,900円となります。
これが一律、月額4,000円になり、しかも、おやつ代を含むというのは、思い切った変更ですね。全国的には、北海道小樽市や神奈川県松田町のように児童クラブ利用料を無償化する、という例もありました。それらは少子化対策と子育て支援としての措置でした。もちろん、堺町も「子育て支援日本一を目指す」と看板を掲げていますからその目的にかなった政策でしょうが、「物価高騰対策」と銘打って、保護者の経済的負担の軽減に寄与したいという姿勢を打ち出したところに、私(萩原)は感心した次第です。
正直なところ、子育て支援の拡充を掲げる自治体は、そうしていない自治体が珍しいほど、当たり前になっていますから。
なお堺町ですが、児童クラブの世界ではすでに1つ、先進事例で知られています。こども家庭庁が2023(令和5)年7月に発出した「放課後児童クラブの長期休業期間等における食事提供事例集」に、境町の夏休み期間の児童クラブへの給食提供の取り組みが紹介されているのです。夏季休業期間中の昼食提供を給食センターを活用して低料金で実施しているという内容です。これもPR TTIMESに掲載(2023年8月18日10時9分配信)されていましたから引用します。
「茨城県境町(町長:橋本正裕)は令和3年7月の夏休みから、町内五ヶ所の児童クラブに、境町給食センターで作った昼食を提供しています。1食あたり250円の負担で、費用は学童の利用料金とともに口座引き落としになり、令和5年の夏休みでは、児童クラブに通う9割以上の方にお申込みをいただいております。児童クラブに通う子どもからは「すごくおいしかった」「あったかいものが食べられて、おかわりもできて嬉しい」というコメントがありました。また、保護者の方からも「暑い時期のお弁当は食中毒の心配があるが、給食センターなら安心」「共働きで朝お弁当を準備する時間的な余裕がないので、とても助かっている」と、大変好評を頂いています。」(引用ここまで)
全国の児童クラブで長期休業期間中の昼食提供が加速したのは間違いなくこのこども家庭庁の動きが後押ししたからですが、その際に紹介された先進事例に堺町が含まれていたということは、児童クラブに関して、時代の先を堺町が進んでいるということですね。
<保護者つまり利用者には寄り添った。では次は?>
堺町の放課後児童クラブは5施設あるようで、うち4施設が公設公営、つまり堺町の直営のようです。残る1施設は社会福祉法人の運営のようですね。さて児童クラブのうち、国庫補助金を得ている児童クラブについてはその運営を支える経費は、補助金と利用者たる保護者から得る利用料の2本立ての収入であって、それで足りなければその自治体が自前で予算を組む(一般財源として予算で組む)ことになります。運営支援ブログで何度も書いていますが、国は児童クラブの経費負担は、補助金と保護者負担分が5割ずつとするように方針を示しています。 堺町は保護者からの徴収を大幅に減らすので、足りなくなる児童クラブの運営に使うお金は、今後、町が予算を組んで補うことになるのでしょう。子育て中の世帯に対して社会経済活動を維持してもらうために子育てに関するコストを負担するのが社会インフラたる児童クラブですが、その児童クラブの運営に必要なコストを保護者が応分に負担するのか、それとも町全体で負担する分を増やすのか、それは自治体(基礎自治体のみなら広域自治体にとっても)には実に大事な選択であって、「子育てを社会全体で担っていくかどうか」の選択でもあります。
さて堺町ですが、児童クラブの職員として会計年度任用職員を募集しているのでしょうか、インターネット検索では求人の情報をみかけます。内容を見ていきましょう。
勤務時間=月~金 午後1時30分から午後6時30分(土曜日交代勤務有)※土曜日及び学校休業日は午前7時30分から午後6時30分の間
勤務日数・時間応相談! 週3日~ok
賃金=支援員 時給1,100円~ 補助員 時給1,005円~ 交通費支給 賞与年2回、ほか手当あり
茨城県の最低賃金は令和6年10月1日から1,005円です。つまり堺町の補助員の時給と同額です。有資格者が条件の支援員にしたって、95円の上積みにしかなりません。仮に、1,100円で労働契約を結んだ支援員が、1か月のうち20日を1日5時間で勤務し、2日間を土曜日を想定して1日8時間勤務したとします。労働時間は「20日掛ける5時間プラス2日掛ける8時間=116時間となります。そして時給が1,100円ですから127,600円となります。そこから、社会保険料などが控除されていくので手取りは月に10万円ぐらいでしょうか。賞与がどれだけあるのかが赤りませんが、年収では150万円を超えても200万円には及ばないでしょう。
この賃金水準をどう考えるか、が重要です。雇う側とすれば、「提示した雇用労働条件を理解して、つまり納得して求人に応募してくるのだから、基本的に不満はないはずだ」と考えます。私も雇う側で児童クラブに関わっていたのでよく分かります。
一方で働いている側とすれば「もっと給料が増えてほしい。仕事の責任の重さも、仕事の業務量も、他の職業と比べるととても大変」と思うものです。大勢のこどもの生命身体を絶対的に守ることは大前提であって、さらに、こどもの健全育成という専門的な職務(注:その専門性たるものが、客観的に第三者に理解されており社会的に認知、受容されているかどうかはまた別問題)である、という思いを、働く側は抱いているものです。
このギャップ、差は、どうしたって生じるものです。だからこそ労使間の情報共有、情報交換が常に必要で牛、労使間の認識の差を解消していくことがまさに経営側の労務管理に求められる真の重要性なのですが。
堺町が、利用者たる保護者の経済的負担を下げたことは、児童クラブで働いている人たちも間違いなくそのことを歓迎しているでしょう。問題は「保護者には恩恵をもたらした。では次は、私たちに!」という児童クラブで働く側の思いに町がどう向き合うか、です。それは実は堺町の児童クラブで働いている数十人の方たちだけの問題ではなくて、この国の児童クラブで働いている人たちの問題です。「保護者には寄り添った。ではクラブで、学童で働いている人たちへ行政はどう寄り添ってくれるのか?」の姿勢を注視していると言ってもいいでしょう。
<妥当な賃金の設定こそ質の高い子育て支援をもたらす>
堺町に限らず全国的に考えるべき問題として、児童クラブの職員の賃金額は、最低賃金をちょっと上回る程度の賃金水準でいいのか、ということがあります。それは2つの問題があると運営支援は考えます。
1つは、仮に、実はその程度の賃金水準で妥当である、という場合ですが、その程度の賃金水準で見合う仕事の内容しか児童クラブで実施していないとしたら、それは到底、放課後児童クラブ運営指針で記載されている内容にまったく到達しない、単なる託児をその児童クラブで実施している、ということになります。
もう1つは当たり前ですが、児童クラブでは質の高い育成支援を実施しているにも関わらず最低賃金をちょっと上回る程度の賃金水準であるとしたらそれは不当な評価にあたる、ということです。賃金を出し渋っているということです。
現実的に、とてもひどい水準の児童クラブもありますから、どの賃金水準が妥当なのか、一概に提示できないのが残念です。しかし、子育て支援を充実させると自治体が掲げるならば、児童クラブの利用者側の恩恵だけに配慮するのではなくて、そもそも、児童クラブの本質的な機能である育成支援、健全育成事業のサービス内容を充実させることも合わせて自治体は力を投入するべきです。サービス内容の充実というのは、利便性向上のことではありません。育成支援の質の向上です。この児童クラブにおける育成支援の質の向上こそ、私は、子育て支援の最も重要な観点であると考えます。それは子育て世帯のみならず子育て支援に関する施策に対して納税という負担に応じている国民への、もっとも効果的な恩返しになる、利益の還元であると私は考えています。
育成支援の向上を実現するための最も効果的な手法は、秀な人材の獲得にほかなりません。確かに、いま、賃金が低くても立派な放課後児童支援員、児童クラブ職員が大勢いらっしゃいます。それは例外であって、それらの人たちが決して現状で満足しているのではありません。こどもや子育て支援に対する大義や理念があってこそ、待遇が良くない児童クラブで働くことをあえて選択しているといえるでしょう。
そういう、人の「やりがい」に依存するのではなく、当たり前に高い賃金を提示することでもっと多くの良質な人材を獲得することです。同時に高い賃金を提示するからこそ、程度の低い人材を淘汰することもできるのです。あるいは、その人に見合った業務内容で働いてもらうこともできるでしょう。育成支援にはちょっと向かない、でも他の業務で活躍してもらえるということであればその業務内容で頑張ってもらえばいいでしょう。(そういう職場を多く作るには、事業者の規模の拡大が必須です)
堺町はHPで、子育て支援の結果を提示しています。「令和6年度で+67人の人口増加を達成しました。また、令和6年度の社会増減(転入と転出の差)については、+272人の社会増を達成しました。」とあります。こそだ支援に力を入れています、ということはどの自治体は口にしてもではその成果は?となると公表をしない自治体ばかりなので、それが67人の人口増加であるとしても堂々と公表する町の姿勢は私には好感が持てますね。
児童クラブの昼食提供については、給食センター活用で、食事らしい食事を「低料金」で提供しているその質の高さは、単に宅配弁当のシステムを整えただけで料金も500円、600円が当たり前の自治体が誇らしげに「児童クラブの昼食対応、OKです」としているのに比べれば、よほど充実しています。そしてこのたびの保護者の経済的負担の軽減。保護者に対する子育て支援は相当、質の高い水準にあります。これからは、子育て支援を実際に支えている側への支援、援助を合わせて行っていただきたいのです。「支援員の待遇の向上の実現と、その結果の必然である支援員による育成支援の質の向上」です。
それが他の市区町村のお手本、道しるべになるのです。堺町にはぜひとも期待したいです。
(お知らせ)
<新着情報!> 2025年6月から放課後児童クラブ(学童保育所)の新規設立と日本版DBS制度への対応に際してご相談者様、ご依頼者様からのニーズに万全対応を期すべく「イオリツ行政書士事務所」(佐久間彩子代表)と、業務上において連携することと致しました。
弊会に寄せられた児童クラブ新規設立のご相談、ご要望に際しては、児童クラブ全般の説明や業務設定の支援を弊会にて行い、クラブ設立に関する具体的な相談や手続きにつきましては、イオリツ行政書士事務所にて対応となります。また、日本版DBS制度につきましては、弊会は事業者の労務関係面の対応助言や必要規程の整備を担当し、イオリツ行政書士事務所が制度の説明や、認定事業者を得るための具体的な手続きの説明や代行面を担当いたします。
佐久間氏は、「日本一、学童保育に詳しい行政書士を目指す」として2025年度から事業を開始された気鋭の行政書士です。児童クラブに関しても豊富な知識を有しており、また実際に保護者運営系の児童クラブの利用者であり運営にも関わっておられるので、児童クラブに関する業務についてはまさに最適任です。
児童クラブの新規設立や運営主体の変更の手続き、また日本版DBS制度の全般的な相談には、ぜひとも「イオリツ行政書士事務所」まで、お問い合わせいただけますと幸いです。
「イオリツ行政書士事務所」(https://office-iolite.com/)
代表者:佐久間 彩子(さくま あやこ)
所在地:〒231-0048 神奈川県横浜市中区蓬莱町2-6-3 KOYO関内ビル406
もちろん、イオリツ行政書士事務所は日本版DBS制度についてきめ細やかな事業者様のサポートが可能です。
・認定取得に向けた申請書類の整備/相談
・導入/管理体制の構築、運用のサポート
・職員/保護者向けの説明サポート
・制度や法令に関する最新情報の提供
・就業規則等の整備、労務関係面の対応助言(弊会も連携して対応いたします)
日本版DBS制度についてのご相談は、弊会並びにイオリツ行政書士事務所まで、ぜひご相談ください。(https://dbs.office-iolite.com/)
※新着情報はここまで。「お得情報」が下にあります!
〇弊会は、次の点を大事に日々の活動に取り組んでいます。
(1)放課後児童クラブで働く職員、従事者の雇用労働条件の改善。「学童で働いた、安心して家庭をもうけて子どもも育てられる」を実現することです。
(2)子どもが児童クラブでその最善の利益を保障されて過ごすこと。そのためにこそ、質の高い人材が児童クラブで働くことが必要で、それには雇用労働条件が改善されることが不可欠です。
(3)保護者が安心して子育てと仕事や介護、育児、看護などができるために便利な放課後児童クラブを増やすこと。保護者が時々、リラックスして休息するために子どもを児童クラブに行かせてもいいのです。保護者の健康で安定した生活を支える児童クラブが増えてほしいと願います。
(4)地域社会の発展に尽くす放課後児童クラブを実現すること。市区町村にとって、人口の安定や地域社会の維持のために必要な子育て支援。その中核的な存在として児童クラブを活用することを提言しています。
(5)豊かな社会、国力の安定のために必要な児童クラブが増えることを目指します。人々が安心して過ごせる社会インフラとしての放課後児童クラブが充実すれば、社会が安定します。経済や文化的な活動も安心して子育て世帯が取り組めます。それは社会の安定となり、ひいては国家の安定、国力の増進にもつながるでしょう。
放課後児童クラブ(学童保育所)の運営支援は、こどもまんなか社会に欠かせない、あらゆる児童クラブを応援しています。
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弊会代表萩原ですが、2024年に行われた第56回社会保険労務士試験に合格しました。これから所定の研修を経て2025年秋に社会保険労務士として登録します。登録の暁には、「日本で最も放課後児童クラブに詳しい社会保険労務士」として活動できるよう精進して参ります。皆様にはぜひお気軽にご依頼、ご用命ください。また、今時点でも、児童クラブにおける制度の説明や児童クラブにおける労務管理についての講演、セミナー、アドバイス、メディア対応が可能です。ぜひご連絡ください。
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放課後児童クラブについて、萩原なりの意見をまとめた本が、2024年7月20日に寿郎社(札幌市)さんから出版されました。本のタイトルは、「知られざる〈学童保育〉の世界 問題だらけの社会インフラ」です。(わたしの目を通してみてきた)児童クラブの現実をありのままに伝え、苦労する職員、保護者、そして子どものことを伝えたく、私は本を書きました。学童に入って困らないためにどうすればいい? 小1の壁を回避する方法は?どうしたら低賃金から抜け出せる?難しい問題に私なりに答えを示している本です。それも、児童クラブがもっともっとよりよくなるために活動する「運営支援」の一つの手段です。どうかぜひ、1人でも多くの人に、本を手に取っていただきたいと願っております。注文はぜひ、萩原まで直接お寄せください。書店購入より1冊100円、お得に購入できます!大口注文、大歓迎です。
さらに運営支援からの書籍第2弾として、放課後児童クラブを舞台にした小説「がくどう、序」を発売しました。埼玉県内の、とある町の学童保育所に就職した新人支援員が次々に出会う出来事、難問と、児童クラブに関わる人たちの人間模様を、なかなか世間に知られていない放課後児童クラブの運営の実態や制度を背景に描く小説です。新人職員の成長ストーリーであり、人間ドラマであり、児童クラブの制度の問題点を訴える社会性も備えた、ボリュームたっぷりの小説です。もちろんフィクションですが、リアリティを越えたフィクションと、自信を持って送り出す作品です。残念ながら、子どもたちの生き生きと遊ぶ姿や様子を丹念に描いたハートフルな作品ではありません。大人も放課後児童クラブで育っていくことをテーマにしていて、さらに児童クラブの運営の実態を描くテーマでの小説です。児童クラブの運営に密接にかかわった筆者だからこそ描ける「学童小説」です。ドラマや映画、漫画の原作にも十分たえられる素材だと確信しています。
この2冊で、放課後児童クラブの世界をかなり知ることができると運営支援は自負しています。いわゆる日本版DBS制度において、放課後児童クラブと関わりができるであろう弁護士や社会保険労務士、行政書士といった各士業の方々には、放課後児童クラブの世界を知るにはうってつけの書籍となっています。他の業種、業態とかなり異なる、ある意味で異質の業界である児童クラブについて知ることができる、運営支援からの2冊を士業の方々には、ぜひご活用ください。
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「あい和学童クラブ運営法人」は、学童保育の事業運営をサポートします。リスクマネジメント、クライシスコントロールの重要性をお伝え出来ます。子育て支援と学童保育の運営者の方、そして行政の子育て支援と学童保育担当者の方、議員の方々、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る場所づくりのために、一緒に考えていきましょう。セミナー、勉強会の講師にぜひお声がけください。個別の事業者運営の支援、フォローも可能です、ぜひご相談ください。
☆(お得情報!)
(放課後児童クラブのエアコン機器の点検と清掃を考えている方に朗報です。弊会をバックアップしてくれている、埼玉県上尾市の「SVシステム株式会社」(埼玉県上尾市の電気・空調設備施工管理会社|点検・修理・メンテナンス|SVシステム株式会社)が、「児童クラブ限定」で、格安にエアコン機器の点検と清掃を承ります。埼玉県や上尾市に比較的近い地域であれば県外でもお伺いできます。見積はもちろん無料です。技術者のスキルは超一流。私が以前、児童クラブ運営事業者だったときからの長いお付き合いです。弊会お問い合わせメールで連絡先をお送りいただければSVシステム社に転送いたします。直接のご連絡も、もちろん大丈夫です。夏前にぜひ、エアコンの点検を!)
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(ここまで、このブログをお読みいただきありがとうございました。少しでも共感できる部分がありましたら、ツイッターで萩原和也のフォローをお願いします。フェイスブックのあい和学童クラブ運営法人のページのフォロワーになっていただけますと、この上ない幸いです。よろしくお願いいたします。ご意見ご感想も、お問合せフォームからお寄せください。出典が明記されていれば引用は自由になさってください。)