学童保育所は放課後等デイサービスと積極的に連携しよう

(代表萩原のブログ・オピニオン)学童保育運営者をサポートする「あい和学童クラブ運営法人」萩原和也です。「学童で働いた、こどもをあきらめた」の悲劇が起きないように全力で訴え続けます。

 学童保育所への入所を希望する、障がいのあるお子さん(特別支援児)のいる保護者さんが多いです。放課後等デイサービス(放デイ)は就業時間との兼ね合いで利用が難しい、午後7時まで開いている学童保育所でないと生活が成り立たない、という理由が多いようです。

 学童保育所も、もちろん特別支援児の入所が可能で、制度として、専任職員(加配職員)を配置して支援にあたることができるようになっています。しかし、放デイと比べると、あらゆる特別支援児に対応することは、職員数の問題だけでも厳しいのが実情です。特別支援児の支援に特化して専門性のある職員を配置している放デイに比べると、学童保育所ではそこまで専門的な支援を継続的に行うことは、なかなかできないのが実情です。

 しかし、子どもの居場所を確保して保護者の就労を支えることは重要な社会的責務です。「うちは学童だから、ちょっとできないです」では、社会的責任を果たすことにはなりません。

 学童保育所の運営責任者は、積極的に、地域の放デイの事業者と連携を図りましょう。また放デイの事業者さんにも、学童保育所との連携を積極的に検討していただきたいのです。

 本来は、行政が音頭を取って、学童と放デイの連携体制を構築してくれればいいのですが、現実的になかなか難しいようです。まずは個々の世帯の入所において対応することで、個々の事業者間との関係を深めつつ、特別支援児の支援と家庭の就業支援を両立できるよう、連携しあって対応していきましょう。

 こういったことも、学童保育所の運営責任者が考えるべき課題です。ぜひ、「あい和学童クラブ運営法人」に、ご相談ください。一緒に考えていきましょう。

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