3分で読める今週の「運営支援」ブログ(11月19日~11月25日)
あい和学童クラブ運営法人はブログで、学童保育(所)への提言や意見を行っています。11月19日から11月25日に掲載したブログの内容をご紹介します。興味がそそられるテーマがございましたら、ぜひその日の弊会ブログをご高覧ください。
・ 学童保育を構成する要素を点検する。その1:学童保育に関わる人や組織の意識に問題がある。
学童保育は事業活動。ビジネス上のしきたり、流儀を身につけることが必要
事業、それも人のためになる事業である限り、利用者側のニーズに最大限寄り添うことが事業者側の務め
利用に際しては、事業者側も、利用者側も、ルールを守る、守らせる(11月20日掲載)
・学童保育を構成する要素を点検する。その2:支援の質を左右する運営主体の実績はなぜか重要視されない。
指定管理者制度における株式会社が行う事業内容に問題があっても評価側(市区町村)の判断で、どうにでもなる
指定管理者制度における株式会社が行う事業内容に問題があっても内部からの発信が少ないので世間に伝わらない(11月21日掲載)
・ 学童保育を構成する要素を点検する。その3:保護者(利用者)の認識と期待する内容が学童保育側と異なる現状
学童保育所を利用する保護者の多くが学童保育に対して望むこと、期待することは「預かり」である
学童保育所に期待することはその利用料と関係する
学童保育所の重要な使命である育成支援については、その価値が十分に理解されているとはいえない
学童保育所に対する社会全体の認識が、育成支援を評価し重要とならない限り、育成支援の学童保育所は消える(11月22日掲載)
・学童保育を構成する要素を点検する。その4:市区町村(行政)がコストカットを最優先する状況を変えるには
市区町村はおおむね、学童保育(放課後児童クラブ)の重要度、優先順位は低い。保育所とは正反対
コストカットは財政事情が厳しいから。よって国の支援が必要
学童保育所に対して積極的な市区町村を評価しよう。学童保育アワードを創設しよう(11月23日掲載)
・学童保育を構成する要素を点検する。その5:職員の本音はどこにあるのか。理想ばかりでは職員はうんざりする
職員の資質に差があるのは現実。資質が高い職員を増やすには構造的な改革を大前提として効果的な研修が必要
すべての職員が保護者との協働で育成支援を行いたいと思わない方がいい。理念の押し付けはしてはならない
職場が無くならないのであれば、安定した給与があれば雇用主はどこでも構わないという職員の方が多いだろう (11月24日掲載)
・学童保育を構成する要素を点検する。その6:法令、制度、社会の意識、どれもが弱すぎる。解決が必要だ
学童保育(放課後児童健全育成事業)を、保育所と同じ「児童福祉施設」とする。実施を義務化とする
「育成支援」に対する理解の向上。育成支援の重要性を社会に継続的かつ大量に発信
育成支援の学術的な面での研究とその社会への発信(11月25日掲載)
※あい和学童クラブ運営法人では、学童保育所に関わる方々への学童保育所基礎知識や組織運営に関する相談受付、講演、研修講習、取材対応が可能です。「学童保育とは、こういうところ」という市民、保護者向けの講演が可能です。学童保育に関する職員、保護者の方の個別の相談には原則、無料で応じております。お気軽にお問い合わせください。