3分30秒で読めます! 運営支援ブログ&社労士ブログの短縮版(2026年4月12日~4月18日)

 「一般社団法人あい和学童クラブ運営法人」と「あい和社会保険労務士事務所」では、それぞれ「運営支援ブログ」と「社労士ブログ」で、放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)全般に関して提言や意見を行っています。2026年4月12日から4月18日まで、年度またぎで掲載した両ブログ(運営支援ブログ、社労士ブログ)の内容をご紹介します。興味がそそられるテーマがございましたら、ぜひその日のブログをご高覧ください。

※基本的に運営支援ブログと社労士ブログでは、学童保育所について「放課後児童クラブ」(略して児童クラブ、クラブ)と記載しています。放課後児童クラブはおおむね学童保育所(ただし放課後児童健全育成事業を行っている施設に限る)と同じです。

・放課後児童クラブの運営責任を保護者が負うことは望ましくないと運営支援は考えます。ただしそれは、保護者が運営に全く関与する必要が無い、ということではありません。かつてのように、保護者が運営をすることは好ましくないとしても、「わたしたちは、こどものため、自分自身のため、そして働いてくれる職員のために、こういう児童クラブであってほしい」という希望、要求は当然に出していくべきだというのが、わたくしの考えです。事業運営の責任を負うのではなく、事業運営の質の担保に保護者の意見が必要だ、ということです。(4月13日掲載・運営支援ブログ)

・令和8年(2026年)の、放課後児童クラブに関する補助金(子ども・子育て支援交付金)の交付要綱の最新版が出ましたので、補助金の単価額を抜粋して紹介します。増額されており歓迎、評価できますが、このところの急激な物価上昇と最低賃金の引き上げに十分対応できているかといえば物足りない。こども家庭庁が頑張っていることは大いに評価しますが、もうひと踏ん張りほしかった。キャリアアップ処遇改善は3年目の単価が新設されましが支援の単位ごとの上限が替わらないので職員数を増やす上での足かせになります。(4月14日掲載・運営支援ブログ)

・運営支援ブログミニ版。自治体は児童クラブの交付要綱を常に最新のバージョンで適用してください。前年度から1年遅れとか、複数年度の委託料や指定管理料は初年度の交付要綱の金額単価のままであるとか、そういうことはやめてください。児童クラブの補助金は常に最新の単価を適用し、物価上昇や最低賃金改定を反映させるスライド制を取り入れてください。(4月15日掲載・運営支援ブログ)

・新1年生や新入所児童が多いこの時期、児童クラブでは「こどもの所在確認」「出席、欠席の連絡確認」は十分に留意して実施してください。 「こどもがここにいること、ここにいなければならないことを確実に大人たち(職員ら)に意識してもらっている」ことを失念されてしまうほど、こどもにとっての悲劇はありません。それは時として、絶対に損なわれてはならないこどもの命をも失われる事態を招くからです。(4月16日掲載・運営支援ブログ)

・放課後児童クラブは、小学校との連携が欠かせません。現場レベルの情報交換は案外とできるものですが、オフィシャルな情報共有の場、組織同士での情報共有の機会が必要です。それは市区町村の児童クラブ担当課が音頭を取って実現してほしい。児童クラブを担当する市区町村の行政担当者は、放課後児童クラブ運営指針とその解説書を使って、教育委員会や学校長に話をしてみてください。そのためにもまず児童クラブの運営主体は担当課に「学校とのオフィシャルな連携共有の場を設けてください」と粘り強く要望しましょう。そして市区町村の児童クラブ担当者もまた学校とりわけ学校現場に丁寧な説明を行って、児童クラブ側との連携、情報共有や意見交換の場を定期的に設けることに尽力なさってください。(4月17日掲載・運営支援ブログ)

・最高気温が40度以上の日を「酷暑日」として気象予報に使われることとなりました。酷暑日時代の放課後児童クラブは、こどもと職員の熱中症による被害が懸念される状況です。国は、全国の児童クラブを対象に緊急の「酷暑対策補助金」を設けてください。エアコンの整備、断熱機能を持った施設への改修に使える補助金や、夏場の電気代の補助です。こどもも職員も快適になる、保護者は安心して日中の活動に打ち込める、エアコンの販売業者や工務店は受注が入って儲かる、気兼ねなくエアコンをガンガン使えて電気会社も使用料が入る。いいことづくめじゃないですか。そして児童クラブの活動の場として、小学校などの学校や公民館など公共施設における昼間の優先的使用について基礎自治体が積極的に取り組むよう国は施策を強力に打ち出してください。(4月18日掲載・運営支援ブログ)

☆わたくし萩原へのインタビュー記事と、わたくしが寄稿した記事、相次いでウェブメディアで公開配信されました。ぜひご覧ください! 
・「Wedge ONLINE」 2026年4月13日掲載・配信
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/40473
「「こどもが学童に入れたから仕事も安泰!」なのか?小1、行き渋り、夏休み…いくつも存在する“学童保育の壁”とその対処法」 記事を寄稿
・学童保育が直面する危機 真の「こどもまんなか社会」実現へ
学童保育運営支援アドバイザー・萩原和也さんに聞く
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/40378
ヤフーニュースでも配信されました。こちらは日時が過ぎるとリンク切れになるでしょう。ご了承ください。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3317adc11a9a6ce417290ae7913f4786b4f5a2c4
・「学童落ちた」…待機児童高止まり、小学生全体の"4人に1人"が利用でも施設整備が進まない理由 日本版DBSへの対応は?
https://toyokeizai.net/articles/-/937381
こちらもヤフーニュースで配信されております。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7e7fc91e8e6fe9a35e5d503a5642f01ee2f5e16?source=sns&dv=pc&mid=other&date=20260327&ctg=dom&bt=tw_up

 放課後児童クラブ事業を考えている民間企業の方へ朗報! 児童クラブ参入の手引きとなる「埼玉県 放課後児童クラブ新規参入スタートブック」が公開されました。全40ページ。フルカラー。冊子は2部に分けて埼玉県福祉部こども支援課のページで公開されています。なお本スタートブックは弊会が作成受託しました。
(前編)
 https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/166938/r0803_houkago-jidou-club-startbook01.pdf
(後編)
https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/166938/r0803_houkago-jidou-club-startbook02.pdf

※更新! 放課後児童クラブに興味関心のある専門職同士で交流し、意見交換し、情報共有する場として、(仮称)「学童保育が好きな士業の会」を立ち上げました。2026年1月9日に、第1回目の集いを行いました。参加者は4人でした。今後も随時、集いを開催していきますので、ぜひゆる~く、参加してみてください。集いはオンラインでzoom利用、顔出しでの参加が条件となります。今後の集いに参加ご希望の方は、萩原までメール(info@aiwagakudou.com)か、X(ツイッター)でのダイレクトメールでお知らせください。開催日までに、参加用URLをお伝えいたします。

〇2024年3月19日から始めた全国放課後児童クラブデータベースですが、最後となる埼玉県蕨市まで到達し、1巡目が終了しました。2025年9月から2巡目に突入しています。2巡目の確認事項は特設ページで順次、掲載していきます。また、2巡目の調査で新たに確認したデータは、1巡目の投稿記事に反映させていきます。更新頻度がかなり遅くなっていますが、2026年4月18日時点で、「千葉県印西市」まで進んでいます。

※ここまで3分半!
(お知らせ)
〇弊会は、次の点を大事に日々の活動に取り組んでいます。
(1)放課後児童クラブで働く職員、従事者の雇用労働条件の改善。「学童で働いた、安心して家庭をもうけて子どもも育てられる」を実現することです。
(2)子どもが児童クラブでその最善の利益を保障されて過ごすこと。そのためにこそ、質の高い人材が児童クラブで働くことが必要で、それには雇用労働条件が改善されることが不可欠です。
(3)保護者が安心して子育てと仕事や介護、育児、看護などができるために便利な放課後児童クラブを増やすこと。保護者が時々、リラックスして休息するために子どもを児童クラブに行かせてもいいのです。保護者の健康で安定した生活を支える児童クラブが増えてほしいと願います。
(4)地域社会の発展に尽くす放課後児童クラブを実現すること。市区町村にとって、人口の安定や地域社会の維持のために必要な子育て支援。その中核的な存在として児童クラブを活用することを提言しています。
(5)人々が安心して過ごせる社会インフラとしての放課後児童クラブが充実すれば社会が安定します。経済や文化的な活動も安心して子育て世帯が取り組めます。それは社会の安定となり、ひいては国家の安定、国力の増進にもつながるでしょう。
 放課後児童クラブ(学童保育所)の運営支援は、こどもまんなか社会に欠かせない、あらゆる児童クラブを応援しています。

 運営支援からの書籍第2弾として、放課後児童クラブを舞台にした小説「がくどう、序」を発売しました。埼玉県内の、とある町の学童保育所に就職した新人支援員が次々に出会う出来事、難問と、児童クラブに関わる人たちの人間模様を、なかなか世間に知られていない放課後児童クラブの運営の実態や制度を背景に描く小説です。新人職員の成長ストーリーであり、人間ドラマであり、児童クラブの制度の問題点を訴える社会性も備えた、ボリュームたっぷりの小説です。もちろんフィクションですが、リアリティを越えたフィクションと、自信を持って送り出す作品です。残念ながら、子どもたちの生き生きと遊ぶ姿や様子を丹念に描いたハートフルな作品ではありません。大人も放課後児童クラブで育っていくことをテーマにしていて、さらに児童クラブの運営の実態を描くテーマでの小説です。児童クラブの運営に密接にかかわった筆者だからこそ描ける「学童小説」です。ドラマや映画、漫画の原作にも十分たえられる素材だと確信しています。ぜひ手に取ってみてください! (https://amzn.asia/d/3r2KIzc
 ☆
 「放課後児童クラブ(学童保育所」)用語辞典・運営支援版の掲載を始めました。運営支援の独断と偏見による、運営支援流の「児童クラブの業界でよく使われることば」の紹介です。「児童クラブでのあそび」について現場の支援員や保護者の皆様からの投稿をお待ちしています。弊会までメールでお送りください。

 「あい和学童クラブ運営法人」は、学童保育の事業運営をサポートします。リスクマネジメント、クライシスコントロールの重要性をお伝え出来ます。子育て支援と学童保育の運営者の方、そして行政の子育て支援と学童保育担当者の方、議員の方々、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る場所づくりのために、一緒に考えていきましょう。セミナー、勉強会の講師にぜひお声がけください。個別の事業者運営の支援、フォローも可能です、ぜひご相談ください。

「あい和社会保険労務士事務所」は、放課後児童クラブ事業者様の経営の改善、事業運営の効率化、また児童クラブで働く人たちや運営に関わる保護者(会)の雇用労働条件や運営ノウハウのより良い改善のために、専門的な見地で助言、アドバイスを行います。また、中小企業様の労務関係の改善にご尽力いたします。児童クラブの方、埼玉県内の中小企業の方はぜひとも顧問契約をご検討ください。

(ここまで、よくぞこの大変長いブログをお読みいただき誠にありがとうございました。少しでも共感できる部分がありましたら、ツイッターで萩原和也のフォローをお願いします。フェイスブックのあい和学童クラブ運営法人のページのフォロワーになっていただけますと、この上ない幸いです。よろしくお願いいたします。ご意見ご感想も、お問合せフォームからお寄せください。出典が明記されていれば引用は自由になさってください。この運営支援ブログも投稿記事数が1,200を超えました。選りすぐりの投稿を出版してくださる出版社さん、どこかにいらっしゃいませんかね。マニアックなブログですが連日、数百から1,000前後の閲覧はありますよ!)

投稿者プロフィール

萩原和也