<お知らせ>2025年9月1日、「あい和社会保険労務士事務所」を開業しました。放課後児童クラブと中小企業を支えたい!
<あい和社会保険労務士事務所としてのお知らせ>
いつも運営支援ブログをご愛読いただき、ありがとうございます。
わたくし萩原和也は2025年9月1日に社会保険労務士として、「あい和社会保険労務士事務所」を埼玉県上尾市内の自宅にて開業いたしました。社労士としての所属は埼玉県社会保険労務士会大宮支部所属となります。
2022年11月から、放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)運営者をサポートする「運営支援」を事業とする「一般社団法人あい和学童クラブ運営法人」代表として、児童クラブの運営支援アドバイザーとしての活動を続けて参りました。一連の活動の中で、運営支援のさらなる専門性の深化と信頼性の確立をこころざし、このほど、社会保険労務士の資格を得たものでございます。
放課後児童クラブをとりまく状況は急激に変化を続けています。社会インフラとしてその重要性はますます増しているにも関わらず、現場の世界では、児童クラブで働く方々、運営に関わる方々の苦労と悩みは尽きることがありません。わたくしは、今後、社会保険労務士としての立場と、児童クラブの運営経験のスペシャリストとしての経験を活かす放課後児童クラブ(学童保育所)運営支援アドバイザーの立場、この2つの立場において、日本の放課後児童クラブの更なる発展と、その社会的地位と評価の向上、働く方々の雇用労働条件改善のために、尽くして参ります。
どうか皆様には、放課後児童クラブを応援していく2つの存在ー「あい和社会保険労務士事務所」と「一般社団法人あい和学童クラブ運営法人」をご存じいただき、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
今後について皆様にご理解をお願いしたいことを記しました。ぜひ、お目通しいただければ幸いです。
<お仕事(業務の依頼、ご相談)に関して>
社会保険労務士としてのお仕事の依頼や業務の相談は、社労士としての立場および組織でなければ受けることができません。「あい和学童クラブ運営法人」として社労士業務の宣伝や業務受任はできません。9月1日以降、その点を厳格に区別していきます。
皆様には、「放課後児童クラブ(学童保育)に関する一般的な相談や問い合わせ」に関しては、「あい和学童クラブ運営法人」のホームページ(HP)にある「問い合わせフォーム」からご連絡いただければ幸いです。
また、就業規則など規則や規定類に関わるご相談や、いわゆる日本版DBS制度に関する相談、労働災害や未払い賃金など労働事案に関する事柄、年金や給与計算といった事柄についてにあh「あい和社会保険労務士事務所」のHP(近日中に公開します)にある「問い合わせフォーム」から、ご相談やご連絡をお寄せいただけますと幸いです。
お急ぎの場合ですが、旧ツイッター(X)には、それぞれの立場に属するアカウントを作成しておりますのでXからのダイレクトメッセージでご相談、ご連絡を承ります。
なお、緊急の場合には、萩原の連絡先(090-1981-9504)までご連絡ください。
<運営支援ブログに関して>
こちらのブログは引き続き、「運営支援アドバイザー」としての立場から、児童クラブに関する意見や情報の発信を続けます。社労士のHP上にはブログページは設けておりません。なお、どうしても社労士としての立場や考えで意見等を発信したい場合は、本日のブログのように冒頭に注釈を設けます。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
また、これまで、できる限り連日のブログ更新を萩原自身の使命としてきました。今後ですが、社労士としての業務(当面はみっちりと修行!)が入ってきますので、ブログの更新は「折に触れて」の頻度となりますこと、事前にお詫び申し上げます。なお、「全国市区町村データーベース」は、新たなページを設けまして、そこでゆっくりと更新を続けて参ります。
<社会保険労務士としての決意>
わたくしが、放課後児童クラブ(学童保育所)の運営支援アドバイザーとして事業を始めたのは、児童クラブで働く人たちの雇用労働条件を改善するには、児童クラブの運営そのものを改善する必要があると感じたからでした。
そもそも、利用者として児童クラブに関わってから、運営にも足を踏み入れていけばいくほど、「こんなにも、こどもの育ちを支えるとても重要で大切な仕事をしているのに、どうして児童クラブで働く人たちは、その仕事を社会から正当に評価されていないのか。それは社会正義に反する」と感じることばかりでした。いろいろな事情があって独立を決意し、児童クラブの運営と、児童クラブで働く人を支える運営支援アドバイザーとして2022年11月から活動を始めましたが、正直に申せば、ビジネスとして社会一般になかなか受け入れられることはありませんでした。
それはもちろん、わたくし自身に対する社会からの信頼性に欠けていたからです。怪しそうな人に仕事を頼んだり困りごとを相談したりする人はいません。気持ちだけはひたむきでも、それではダメです。第三者からみて、客観的にみて、「この人なら相談しても、いいかな。仕事を頼んでも、大丈夫そうかな」と思われることが必要です。
その中で、私が取り組んできた、児童クラブの運営に関する様々な事項において、社会保険労務士が、かなりの分野で、お役に立てるのではないかと気づきました。2023年2月のことです。2024年の試験に合格することができ、このたび、社労士としての活動を開始することができるようになりました。
今後は、放課後児童クラブ(学童保育所)の運営支援アドバイザーとしてのみならず、社会保険労務士としての専門性を自身で深めつつ、児童クラブの世界がもっともっと社会から正当に評価され、児童クラブで働いている方々が、児童クラブの仕事を一生の仕事として存分に打ち込めるような社会となるよう、活動を続けて参ります。
「児童クラブで働く人の、労働者としての権利が確実に守られるように」
「児童クラブを運営する人が、様々な法令や状況に対応する場面において困らないように」
「児童クラブに関わるすべての人にとって、児童クラブがあってよかったと実感できる社会になるように」
これらのことを第一の使命として、「放課後児童クラブ(学童保育所)を支えられる社会保険労務士」として、皆様から信頼される存在になるよう、精進して参ります。児童クラブを取り巻く急激な環境の変化、それは目の前に迫った大問題としてはいわゆる日本版DBSへの対応がありますし、以前からの困難な課題としては児童クラブで働く方々の過酷な労働環境があります。運営に関わる人たちには、法令順守や労務管理、生産性向上といった難問が横たわっています。それら難問の解決に、少しでもお役に立てるよう、必死に努力して参ります。わたくし1人だけでは立ち向かえないことも沢山ありますので、同じ社会保険労務士で志を同じくしている方や弁護士、行政書士といった専門家の方々と密接に連携して、児童クラブの世界の更なる発展と進歩のために、尽くして参る所存です。
また、児童クラブの世界だけではなく、あらゆる業界において、働く人、経営する人、労使双方の立場の方々に、安心して相談できる、頼れる社会保険労務士になれるように、努力を惜しまぬ覚悟です。
当面は、就業規則類の整備や労務管理、生産性向上、児童クラブにおける労務デューデリジェンス(労務DD)などの分野を中心に業務を行ってまいします。そして社労士として研鑽を積むことで幅広い業務に対応することができるよう、専門分野を学んで参ります。年金や助成金についても対応できるように研鑽を積んでまいります。
どうか皆様には、「放課後児童クラブ(学童保育所)を応援したい、社会保険労務士が存在している」ことを、頭の片隅にでも置いていただけますよう、よろしくお願いいたします。
2025年9月1日 社会保険労務士・「あい和社会保険労務士事務所」代表 萩原和也