3分30秒で読めます! 運営支援ブログ&社労士ブログの短縮版(2025年12月7日~12月13日)

 「一般社団法人あい和学童クラブ運営法人」と「あい和社会保険労務士事務所」では、それぞれ「運営支援ブログ」と「社労士ブログ」で、放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)全般に関して提言や意見を行っています。2025年12月7日から12月13日までに掲載した両ブログ(運営支援ブログ、社労士ブログ)の内容をご紹介します。興味がそそられるテーマがございましたら、ぜひその日のブログをご高覧ください。

※New! いわゆる日本版DBS制度を専門分野の1つとして事業者の取り組みを支えたいと事業活動を始めた新進気鋭の行政書士さんをご紹介します。「行政書士窪田法務事務所」の窪田洋之さんです。なんと、事務所がわたくしと同じ町内でして、わたくしの自宅から徒歩5分程度に事務所を構えられておられるという奇跡的なご縁です。窪田さんは、日本版DBS制度の認定支援とIT・AI活用サポートを中心に、幅広く事業所の活動を支えていくとのことです。「子どもを守り、あなあたの事業も守る。」と名刺に記載されていて、とても心強いです。ぜひ、ご相談されてみてはいかがでしょうか。お問い合わせは「日本版DBS導入支援センター | 行政書士窪田法務事務所」へどうぞ。
※基本的に運営支援ブログと社労士ブログでは、学童保育所について「放課後児童クラブ」(略して児童クラブ、クラブ)と記載しています。放課後児童クラブはおおむね学童保育所(ただし放課後児童健全育成事業を行っている施設に限る)と同じです。

・簡単にできる「肉じゃが」です。玉ねぎをスライスして鍋で炒めて、豚肉を入れて炒めて、色が変わってきたら、皮をむいておいたじゃがいもを入れてさらに炒め、酒、砂糖、みりん、めんつゆ、しょうゆ、そしてヒタヒタになる手前ぐらいの量になるまで水を入れ、ふたをして煮込みます。40分も煮込むと良いでしょう。こってり、やや甘めの、重みのある味付けになっていることと思いますよ。(12月7日掲載・運営支援ブログ身辺雑記)

・放課後児童クラブに期待したいものは?というアンケートで、宿題・学習支援の充実が4割超と高い結果になったとニュースリリースがありました。わたくしも実務者時代、「学童でもっと勉強させてほしい」という要望をかなり受けました。保護者側には、全般的に児童クラブの利便性向上への要望が根強いですが、「すぐに、目に見える利益や成果を求める」という今の時代の保護者の希望が浮き彫りになっているとわたくしは感じました。ただですね、この「宿題」と「学習支援」は、分けて考えるべきです。貧困等で家庭での勉強時間が取れない世帯への学習機会提供と、進学校を目指すための学力増進の機会提供は別ものです。(12月8日掲載・運営支援ブログ)

・大きな地震が2025年12月8日の深夜に発生しました。青森県内で震度6強を観測しました。地震の規模(エネルギー)を現すマグニチュードは7.5と推定されています。本日の運営支援ブログは、放課後児童クラブにこどもと職員がいる時間帯に大地震が起こりうることを大前提に、被害を極力、少なくするための心構えを改めてよびかけます。(12月9日掲載・運営支援ブログ)

・放課後児童クラブの職員確保に、シルバー人材センターと連携を始めた、という報道がありました。「救世主」とも表現されていました。確かに慢性的な人手不足に苦しむ児童クラブにおいては安定的に職員を用意してくれるシルバー人材センターとの連携は、運営に関して安心材料でしょう。こどもと関われる職員の人数を確保することは最低限に必要なことです。しかし、本質的に児童クラブが必要とするのは「人材」です。育成支援について継続的に学び、知識と技量を深めていく意欲を持った人物です。シルバー人材センターで、足りない職員数を確保できさえすれば児童クラブが救われる、というものではないはずです。シルバーと提携した、児童クラブの運営はこれで安定だ、というのは、その帰結を導く思考の前提に「児童クラブは、こどもを預かる場所。児童クラブでの仕事は、こどもを預かって過ごさせるもの。こどもの見守り、見張り」をしてくれる人さえ確保できれば問題なし、という考え方があるのではないでしょうか。(12月10日掲載・運営支援ブログ)

・放課後児童クラブを運営する人、クラブの現場で働く人に、「法教育」が必要です。法教育とは、法的なものの考えを身につけることです。いわゆる日本版DBS制度は、こども性暴力防止法という法律によって実施されます。では日本版DBS制度を迎えるにあたって必要な法的なものの考え方とは何か。それは、この新制度によって守っていかねばならないものは何かを理解することにあると運営支援は考えます。働く人の労働者としての権利と、基本的人権の2つです。(12月11日掲載・運営支援ブログ)

・放課後児童クラブ(学童保育所)を利用する人、職員へのヒント。「児童クラブのトリセツ」シリーズ20は「退所するタイミング」です。こども自身が、自分でやりたいことを見つけたがそれは児童クラブではできないのでクラブを辞めたいという「旅立ち型」などパターンに応じて解説しますよ。(12月12日掲載・運営支援ブログ)

・<運営支援ブログミニ・23>がくどう思い出話その5 アルミ缶を集めるリサイクルで保護者会の資金稼ぎをした日々のことをつづりました。イベントで使える予算の確保だけではなくて、保護者同士の関わり、交流にも一役買いました。長続きはしませんでしたが、思い出深い試みでした。(12月13日掲載・運営支援ブログ)

※放課後児童クラブに興味関心のある専門職同士で交流し、意見交換し、情報共有する場として、(仮称)「学童保育が好きな士業の会」を立ち上げました。年内にオンラインによる初回会合を目指します。ぜひゆる~く、参加してみてください。会合に関する情報は弊会ブログ記事を時々参照することでご確認くださいませ。年内に第1回会合を開催しましょう。(2025年9月25日から告知記事掲載)

〇2024年3月19日から始めた全国放課後児童クラブデータベースですが、最後となる埼玉県蕨市まで到達し、1巡目が終了しました。2025年9月から2巡目に突入しています。2巡目の確認事項は特設ページで順次、掲載していきます。また、2巡目の調査で新たに確認したデータは、1巡目の投稿記事に反映させていきます。更新頻度がかなり遅くなっていますが、2025年12月13日時点で、「長野県飯綱町」まで進んでいます。

※ここまで3分半!
(お知らせ)
〇弊会は、次の点を大事に日々の活動に取り組んでいます。
(1)放課後児童クラブで働く職員、従事者の雇用労働条件の改善。「学童で働いた、安心して家庭をもうけて子どもも育てられる」を実現することです。
(2)子どもが児童クラブでその最善の利益を保障されて過ごすこと。そのためにこそ、質の高い人材が児童クラブで働くことが必要で、それには雇用労働条件が改善されることが不可欠です。
(3)保護者が安心して子育てと仕事や介護、育児、看護などができるために便利な放課後児童クラブを増やすこと。保護者が時々、リラックスして休息するために子どもを児童クラブに行かせてもいいのです。保護者の健康で安定した生活を支える児童クラブが増えてほしいと願います。
(4)地域社会の発展に尽くす放課後児童クラブを実現すること。市区町村にとって、人口の安定や地域社会の維持のために必要な子育て支援。その中核的な存在として児童クラブを活用することを提言しています。
(5)人々が安心して過ごせる社会インフラとしての放課後児童クラブが充実すれば社会が安定します。経済や文化的な活動も安心して子育て世帯が取り組めます。それは社会の安定となり、ひいては国家の安定、国力の増進にもつながるでしょう。
 放課後児童クラブ(学童保育所)の運営支援は、こどもまんなか社会に欠かせない、あらゆる児童クラブを応援しています。

 運営支援からの書籍第2弾として、放課後児童クラブを舞台にした小説「がくどう、序」を発売しました。埼玉県内の、とある町の学童保育所に就職した新人支援員が次々に出会う出来事、難問と、児童クラブに関わる人たちの人間模様を、なかなか世間に知られていない放課後児童クラブの運営の実態や制度を背景に描く小説です。新人職員の成長ストーリーであり、人間ドラマであり、児童クラブの制度の問題点を訴える社会性も備えた、ボリュームたっぷりの小説です。もちろんフィクションですが、リアリティを越えたフィクションと、自信を持って送り出す作品です。残念ながら、子どもたちの生き生きと遊ぶ姿や様子を丹念に描いたハートフルな作品ではありません。大人も放課後児童クラブで育っていくことをテーマにしていて、さらに児童クラブの運営の実態を描くテーマでの小説です。児童クラブの運営に密接にかかわった筆者だからこそ描ける「学童小説」です。ドラマや映画、漫画の原作にも十分たえられる素材だと確信しています。ぜひ手に取ってみてください! (https://amzn.asia/d/3r2KIzc
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※「放課後児童クラブ(学童保育所」)用語辞典・運営支援版の掲載を始めました。運営支援の独断と偏見による、運営支援流の「児童クラブの業界でよく使われることば」の紹介です。「児童クラブでのあそび」について現場の支援員や保護者の皆様からの投稿をお待ちしています。弊会までメールでお送りください。
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※当運営支援ブログにも時々登場する、名古屋の弁護士、鈴木愛子氏による「子どもが行きたい学童保育」(高文研)が発売されました。放課後児童クラブのあり方とその価値、本質が、具体的な事例に基づいて紹介されています。放課後児童クラブ、学童保育に関わるすべての方に読んでいただきたい、素晴らしい本です。とりわけ行政パーソンや議員の方々には必読と、わたくし萩原は断言します。この運営支援ブログを探してたどり着いた方々は、多かれ少なかれ児童クラブに興味関心がある方でしょう。であれば、「子どもが行きたい学童保育」をぜひ、お求めください。本には、児童クラブに詳しい専門家の間宮静香氏、安部芳絵氏のこれまた的確な解説も併せて収録されています。本当に「どえりゃー学童本」が誕生しました!
https://amzn.asia/d/3QWpbvI

 「あい和学童クラブ運営法人」は、学童保育の事業運営をサポートします。リスクマネジメント、クライシスコントロールの重要性をお伝え出来ます。子育て支援と学童保育の運営者の方、そして行政の子育て支援と学童保育担当者の方、議員の方々、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る場所づくりのために、一緒に考えていきましょう。セミナー、勉強会の講師にぜひお声がけください。個別の事業者運営の支援、フォローも可能です、ぜひご相談ください。

「あい和社会保険労務士事務所」は、放課後児童クラブ事業者様の経営の改善、事業運営の効率化、また児童クラブで働く人たちや運営に関わる保護者(会)の雇用労働条件や運営ノウハウのより良い改善のために、専門的な見地で助言、アドバイスを行います。また、中小企業様の労務関係の改善にご尽力いたします。児童クラブの方、埼玉県内の中小企業の方はぜひとも顧問契約をご検討ください。

(ここまで、よくぞこの大変長いブログをお読みいただき誠にありがとうございました。少しでも共感できる部分がありましたら、ツイッターで萩原和也のフォローをお願いします。フェイスブックのあい和学童クラブ運営法人のページのフォロワーになっていただけますと、この上ない幸いです。よろしくお願いいたします。ご意見ご感想も、お問合せフォームからお寄せください。出典が明記されていれば引用は自由になさってください。この運営支援ブログも投稿記事数が1,200を超えました。選りすぐりの投稿を出版してくださる出版社さん、どこかにいらっしゃいませんかね。マニアックなブログですが連日、数百から1,000前後の閲覧はありますよ!)

投稿者プロフィール

萩原和也