3分30秒で読めます! 運営支援ブログ&社労士ブログの短縮版(2025年10月19日~10月25日)
「一般社団法人あい和学童クラブ運営法人」と「あい和社会保険労務士事務所」では、それぞれ「運営支援ブログ」と「社労士ブログ」で、放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)全般に関して提言や意見を行っています。2025年10月19日から10月25日までに掲載した両ブログ(運営支援ブログ、社労士ブログ)の内容をご紹介します。興味がそそられるテーマがございましたら、ぜひその日のブログをご高覧ください。
※放課後児童クラブを舞台にした、人間ドラマであり成長ストーリーの小説「がくどう、 序」が、アマゾンで発売中です。ぜひ手に取ってみてください! (https://amzn.asia/d/3r2KIzc)
※New! 「放課後児童クラブ(学童保育所」)用語辞典・運営支援版の掲載を始めました。運営支援の独断と偏見による、運営支援流の「児童クラブの業界でよく使われることば」の紹介です。「児童クラブでのあそび」について投稿をお待ちしています!
※基本的に運営支援ブログと社労士ブログでは、学童保育所について「放課後児童クラブ」(略して児童クラブ、クラブ)と記載しています。放課後児童クラブはおおむね学童保育所(ただし放課後児童健全育成事業を行っている施設に限る)と同じです。
・放課後児童クラブは、地域ごとに独自に進化発展した由来もあって、今にいたるも、その内容は様々です。小学生が対象となっていますが地域によっては小学3年生までしか入所できない地域に住んでいる人にしてみたら「学童は小学3年生まで利用できる」と思うのは当然ですね。まだまだ児童クラブに関することは基礎的な知識からして、世間に知られていないことを踏まえて、世間的に勘違いされやすいことを改めて紹介していきます。(10月20日掲載・運営支援ブログ)
・こども家庭庁の記者会見がSNSで大炎上しました。2025年10月17日の三原じゅん子大臣の閣議後の記者会見が、大臣からの報告無し、記者からの質問も無しということで30秒足らずで終わったことに「仕事してない!」「不要だ!」の厳しい意見が飛び交いました。元新聞記者のわたくしとしては、役所も記者も残念でなりません。ただでさえ、その存在意義に、誤解に基づくとはいえ批判を常に浴びているこども家庭庁ですから、しっかりした広報戦略が必要です。(10月21日掲載・運営支援ブログ)
・高市早苗自民党総裁が2025年10月21日、第104代内閣総理大臣に選出され、高市内閣が発足しました。介護報酬の見直しに積極的であるとして介護業界の期待は相当高まっているようです。放課後児童クラブについてもぜひ、黄川田仁志こども政策担当大臣との師弟コンビ(松下政経塾つながり)で、後世に「さすが!」と感激される抜本的改革に取り組んでいただけるよう、運営支援はご期待申し上げます。まずは、「待機児童解消のための量の整備」と「育成支援の質の向上」、そして「任意の事業である放課後児童健全育成事業から、児童福祉施設への格上げ」に取り組んでください!(10月22日掲載・運営支援ブログ)
・高市早苗首相は就任後の会見で、労働時間の規制緩和検討を厚労大臣に指示しました。旧ツイッター(X)ではこの方針を歓迎するコメントがたくさん投稿されています。一方で、労働問題に深く携わっている方々から警鐘を鳴らす投稿も多くなされています。放課後児童クラブの世界をみると、「そもそも労働時間の管理すら、なかなかできていない」状況です。そんな状況で、労働時間を延ばすことへのハードルが下がると、児童クラブにおける長時間労働やサービス残業を解消できる可能性は極めて低くなると、わたくしは危惧します。児童クラブの世界に必要なのは、長く働いて手にする給料を増やすよりも、賃金単価の上昇つまり「大幅な補助金アップ」しかありません。(10月23日掲載・社労士ブログ)
・「児童クラブのトリセツ」シリーズ18として、特に職員と保護者との人間関係を円滑にするための「ちょっとした気配り」を紹介します。児童クラブ職員側から保護者へは「普段からこまめな声掛け」をしよう、児童クラブの保護者から職員には、「保護者ができる限り質問して!」が理想です、などの気配りのススメを紹介しています。(10月24日掲載・運営支援ブログ)
・<社労士ブログミニ・19>として、高市総理の所信表明演説に、放課後児童クラブ(学童保育所)という語句が出てこなかったことに思いをつづりました。それどころか少子化対策も、こどもまんなか社会も登場しませんでした。今後は最低賃金の大幅な引き上げにも、後ろ向きになる予感。強い日本を目指すなら、児童クラブの整備拡充は欠かせませんよ。(10月25日掲載・運営支援ブログ)
※放課後児童クラブに興味関心のある専門職同士で交流し、意見交換し、情報共有する場として、(仮称)「学童保育が好きな士業の会」を立ち上げました。年内にオンラインによる初回会合を目指します。ぜひゆる~く、参加してみてください。会合に関する情報は弊会ブログ記事を時々参照することでご確認くださいませ。(2025年9月25日から告知記事掲載)
〇2024年3月19日から始めた全国放課後児童クラブデータベースですが、最後となる埼玉県蕨市まで到達し、1巡目が終了しました。2025年9月から2巡目に突入しています。2巡目の確認事項は特設ページで順次、掲載していきます。また、2巡目の調査で新たに確認したデータは、1巡目の投稿記事に反映させていきます。更新頻度がかなり遅くなっています。ご了承ください。
(お知らせ)
〇弊会は、次の点を大事に日々の活動に取り組んでいます。
(1)放課後児童クラブで働く職員、従事者の雇用労働条件の改善。「学童で働いた、安心して家庭をもうけて子どもも育てられる」を実現することです。
(2)子どもが児童クラブでその最善の利益を保障されて過ごすこと。そのためにこそ、質の高い人材が児童クラブで働くことが必要で、それには雇用労働条件が改善されることが不可欠です。
(3)保護者が安心して子育てと仕事や介護、育児、看護などができるために便利な放課後児童クラブを増やすこと。保護者が時々、リラックスして休息するために子どもを児童クラブに行かせてもいいのです。保護者の健康で安定した生活を支える児童クラブが増えてほしいと願います。
(4)地域社会の発展に尽くす放課後児童クラブを実現すること。市区町村にとって、人口の安定や地域社会の維持のために必要な子育て支援。その中核的な存在として児童クラブを活用することを提言しています。
(5)人々が安心して過ごせる社会インフラとしての放課後児童クラブが充実すれば社会が安定します。経済や文化的な活動も安心して子育て世帯が取り組めます。それは社会の安定となり、ひいては国家の安定、国力の増進にもつながるでしょう。
放課後児童クラブ(学童保育所)の運営支援は、こどもまんなか社会に欠かせない、あらゆる児童クラブを応援しています。
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運営支援からの書籍第2弾として、放課後児童クラブを舞台にした小説「がくどう、序」を発売しました。埼玉県内の、とある町の学童保育所に就職した新人支援員が次々に出会う出来事、難問と、児童クラブに関わる人たちの人間模様を、なかなか世間に知られていない放課後児童クラブの運営の実態や制度を背景に描く小説です。新人職員の成長ストーリーであり、人間ドラマであり、児童クラブの制度の問題点を訴える社会性も備えた、ボリュームたっぷりの小説です。もちろんフィクションですが、リアリティを越えたフィクションと、自信を持って送り出す作品です。残念ながら、子どもたちの生き生きと遊ぶ姿や様子を丹念に描いたハートフルな作品ではありません。大人も放課後児童クラブで育っていくことをテーマにしていて、さらに児童クラブの運営の実態を描くテーマでの小説です。児童クラブの運営に密接にかかわった筆者だからこそ描ける「学童小説」です。ドラマや映画、漫画の原作にも十分たえられる素材だと確信しています。
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「あい和学童クラブ運営法人」は、学童保育の事業運営をサポートします。リスクマネジメント、クライシスコントロールの重要性をお伝え出来ます。子育て支援と学童保育の運営者の方、そして行政の子育て支援と学童保育担当者の方、議員の方々、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る場所づくりのために、一緒に考えていきましょう。セミナー、勉強会の講師にぜひお声がけください。個別の事業者運営の支援、フォローも可能です、ぜひご相談ください。
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「あい和社会保険労務士事務所」は、放課後児童クラブ事業者様の経営の改善、事業運営の効率化、また児童クラブで働く人たちや運営に関わる保護者(会)の雇用労働条件や運営ノウハウのより良い改善のために、専門的な見地で助言、アドバイスを行います。また、中小企業様の労務関係の改善にご尽力いたします。児童クラブの方、埼玉県内の中小企業の方はぜひとも顧問契約をご検討ください。
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(ここまで、よくぞこの大変長いブログをお読みいただき誠にありがとうございました。少しでも共感できる部分がありましたら、ツイッターで萩原和也のフォローをお願いします。フェイスブックのあい和学童クラブ運営法人のページのフォロワーになっていただけますと、この上ない幸いです。よろしくお願いいたします。ご意見ご感想も、お問合せフォームからお寄せください。出典が明記されていれば引用は自由になさってください。)




