3分30秒で読めます! 先週の運営支援ブログ・短縮版(2025年8月3日~8月9日)

 あい和学童クラブ運営法人は「運営支援ブログ」で、放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)全般に関して提言や意見を行っています。2025年8月3日から8月9日までに掲載したブログの内容をご紹介します。興味がそそられるテーマがございましたら、ぜひその日の弊会ブログをご高覧ください。
※放課後児童クラブを舞台にした、人間ドラマであり成長ストーリーの小説「がくどう、 序」が、アマゾンで発売中です。ぜひ手に取ってみてください! (https://amzn.asia/d/3r2KIzc
※基本的に運営支援ブログでは、学童保育所について「放課後児童クラブ」(略して児童クラブ、クラブ)と記載しています。放課後児童クラブはおおむね学童保育所(放課後児童健全育成事業を行っている施設に限る)と同じです。
※運営支援ブログは、投稿数1,000記事を超えました。放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)について知りたいことは、運営支援ブログにお任せください!

・こども家庭庁が、放課後児童クラブを含むこどもの施設で起きた重大事故(大けが)の発生状況を公表しました。 大けがは絶対に起こしてはなりません。しかし、あそびの最中で起こる、ちょっとしたけが(数日程度で治るけが)については、ちょっと待ってください。あそびは児童クラブにおいて必要不可欠な活動です。こどもが大人になる上で必要な能力を、あそびを通じて身に着けるからです。そしてその遊びには、リスクが含まれる。そのリスクに挑むこどもの能力や状態によって、ちょっとしたけがをすることがあるのです。それを保護者さんには理解してほしいのです。市区町村には、起きてはならないけが、事案と、起きてもまあやむなしでしょうというけがの区別をしっかりとして評価をしてほしいのですね。「どんな理由であれけがは起こすな!」という市区町村の児童クラブは、あえて言います。ただのこども監獄です。(8月4日掲載)

・ 2025年10月以降の最低賃金の引き上げ額の目安が63円となりました。各地で続々と最低賃金額が決定しています。好ましいことですが児童クラブでは「63円ショック」です。「給与として支払うだけの人件費の確保が困難」「最低賃金引き上げによる収入増を見越して、配偶者の扶養範囲内で働く非常勤労働者の「働き控え」の加速。つまり「新たな労働力の確保」が非常に困難」という2つの難問をクリアせねばなりません。もう、大変です。(8月5日掲載)

・広島の原爆慰霊の日でした。平和を求める声を上げ続けねばなりません。私は沈黙は金でも美徳でもあるとは全く思っていません。児童クラブの世界にたくさん残っている、不合理なこと、不条理なことを解消したい。解消するには「それはおかしいよね」と思ってくれる人が増えていかねばなりません。児童クラブの不合理な状況をおかしいと思い改善が必要だと考える人を増やすには、その不合理な状況があることをひとりでも多くの人に知っていただく努力を続けなければなりません。(8月6日掲載)

・<運営支援ブログ・ミニその14> 体力的にも気力的にもしんどい時期でしょうか。職員さんたち、頑張って。保護者さんにもお願い。具合が悪いおこさんを児童クラブに登所させないでください。夏休みの時期、クラブは職員数が足りなくて本当に大変。そこに万が一、新型コロナウイルス流行ともなれば、出勤できる職員が足りなくなってクラブが開所できなくなるかもしれません。お願いですから具合が悪いお子さんは、休ませてください。(8月7日掲載)

・ハイレベルな育成支援の実施環境構築を目指す東京都認証学童クラブの第一陣50施設が東京都から公表されました。この50施設について、支援の単位の状況と、活動内容の詳細が都のHPで公表されています。不可解なのが、活動内容の詳細について、同じ自治体の区域内にある施設で、運営主体が違っても、同じ文言が書かれていることが目立つのです。まったく同じ文章を掲載している場合も目立ちます。私が想像するに、市区町村が取りまとめて東京都に提出するのでしょうから、市区町村の担当課の段階で同じ地域内の施設に差が生じてはならないので、担当課レベルで「助言」をして同じ文言が記載されている申請書になったのでしょう。しかし。それはいかがなものでしょうか。外遊びは各事業所で特色、つまり違いが出て当然です。しかしそれが全く同じような文言であるのは不自然です。(8月8日掲載)

・放課後児童クラブ(学童保育所)を利用する人、職員へのヒント。「児童クラブのトリセツ」シリーズ15は「職員の採用」です。
 <その61:なかなか職員の採用ができません。求人の応募がありません。どうすればいい?>
 <その62:来てほしくない人が応募してくると大変面倒です。うまい手はありませんか>
 <その63:児童クラブの仕事に向いている人が募集してくるような、巧い募集の文言はありますか?>
 <その64:採用で、決して行ってはいけないことがありますか?>
 <その65:採用に関して法令的に欠かせないことを教えてください>
 (8月9日掲載)

〇2024年3月19日から始めた全国放課後児童クラブデータベースですが、2025年8月3日から8月9日まで22の市区町村を紹介しました。なお、横浜市は施設数があまりにも多いので、現在は各区ごとのクラブ数のみを表に掲載する作業を行っております。各区の確認が終わり次第、横浜市全体として報告いたします。残す残すところ100市区町村を割りました。あと一息です。終わり次第パワーアップした二巡目に突入します。(紹介済み1,685市区町村/全1,741市町村)
鹿児島県湧水町
北海道夕張市
北海道湧別町
福島県湯川村
神奈川県湯河原町
福岡県行橋市
山形県遊佐町
秋田県湯沢市
新潟県湯沢町
高知県梼原町
北海道由仁町
熊本県湯前町
大分県由布市
和歌山県由良町
鳥取県湯梨浜町
秋田県由利本荘市
北海道余市町
岐阜県養老町
千葉県横芝光町
神奈川県横須賀市
埼玉県横瀬町
秋田県横手市
(横浜市は表部分のみ更新中)

(ここまで3分30秒)
 ご存じの方がおられたらご教示を。このブログは、ワードプレスを利用していますが、文章や文字をコピーしようとマウスでドラッグしたとき、色が反転しなくなってしまいました。ドラッグした範囲が一目でわかるように反転なり、色が付くようにするには、どうしたらいいのでしょうか。教えてください!

(お知らせ)
<新着情報!> 2025年6月から放課後児童クラブ(学童保育所)の新規設立と日本版DBS制度への対応に際してご相談者様、ご依頼者様からのニーズに万全対応を期すべく「イオリツ行政書士事務所」(佐久間彩子代表)と、業務上において連携することと致しました。
 弊会に寄せられた児童クラブ新規設立のご相談、ご要望に際しては、児童クラブ全般の説明や業務設定の支援を弊会にて行い、クラブ設立に関する具体的な相談や手続きにつきましては、イオリツ行政書士事務所にて対応となります。また、日本版DBS制度につきましては、弊会は事業者の労務関係面の対応助言や必要規程の整備を担当し、イオリツ行政書士事務所が制度の説明や、認定事業者を得るための具体的な手続きの説明や代行面を担当いたします。
 佐久間氏は、「日本一、学童保育に詳しい行政書士を目指す」として2025年度から事業を開始された気鋭の行政書士です。児童クラブに関しても豊富な知識を有しており、また実際に保護者運営系の児童クラブの利用者であり運営にも関わっておられるので、児童クラブに関する業務についてはまさに最適任です。
 児童クラブの新規設立や運営主体の変更の手続き、また日本版DBS制度の全般的な相談には、ぜひとも「イオリツ行政書士事務所」まで、お問い合わせいただけますと幸いです。
「イオリツ行政書士事務所」(https://office-iolite.com/
代表者:佐久間 彩子(さくま あやこ)
所在地:〒231-0048 神奈川県横浜市中区蓬莱町2-6-3 KOYO関内ビル406
 もちろん、イオリツ行政書士事務所は日本版DBS制度についてきめ細やかな事業者様のサポートが可能です。
・認定取得に向けた申請書類の整備/相談
・導入/管理体制の構築、運用のサポート
・職員/保護者向けの説明サポート
・制度や法令に関する最新情報の提供
・就業規則等の整備、労務関係面の対応助言(弊会も連携して対応いたします)
日本版DBS制度についてのご相談は、弊会並びにイオリツ行政書士事務所まで、ぜひご相談ください。(https://dbs.office-iolite.com/)

※新着情報はここまで。「お得情報」が下にあります!

〇弊会は、次の点を大事に日々の活動に取り組んでいます。
(1)放課後児童クラブで働く職員、従事者の雇用労働条件の改善。「学童で働いた、安心して家庭をもうけて子どもも育てられる」を実現することです。
(2)子どもが児童クラブでその最善の利益を保障されて過ごすこと。そのためにこそ、質の高い人材が児童クラブで働くことが必要で、それには雇用労働条件が改善されることが不可欠です。
(3)保護者が安心して子育てと仕事や介護、育児、看護などができるために便利な放課後児童クラブを増やすこと。保護者が時々、リラックスして休息するために子どもを児童クラブに行かせてもいいのです。保護者の健康で安定した生活を支える児童クラブが増えてほしいと願います。
(4)地域社会の発展に尽くす放課後児童クラブを実現すること。市区町村にとって、人口の安定や地域社会の維持のために必要な子育て支援。その中核的な存在として児童クラブを活用することを提言しています。
(5)豊かな社会、国力の安定のために必要な児童クラブが増えることを目指します。人々が安心して過ごせる社会インフラとしての放課後児童クラブが充実すれば、社会が安定します。経済や文化的な活動も安心して子育て世帯が取り組めます。それは社会の安定となり、ひいては国家の安定、国力の増進にもつながるでしょう。
 放課後児童クラブ(学童保育所)の運営支援は、こどもまんなか社会に欠かせない、あらゆる児童クラブを応援しています。

 弊会代表萩原ですが、2024年に行われた第56回社会保険労務士試験に合格しました。これから所定の研修を経て2025年秋に社会保険労務士として登録します。登録の暁には、「日本で最も放課後児童クラブに詳しい社会保険労務士」として活動できるよう精進して参ります。皆様にはぜひお気軽にご依頼、ご用命ください。また、今時点でも、児童クラブにおける制度の説明や児童クラブにおける労務管理についての講演、セミナー、アドバイス、メディア対応が可能です。ぜひご連絡ください。

 放課後児童クラブについて、萩原なりの意見をまとめた本が、2024年7月20日に寿郎社(札幌市)さんから出版されました。本のタイトルは、「知られざる〈学童保育〉の世界 問題だらけの社会インフラ」です。(わたしの目を通してみてきた)児童クラブの現実をありのままに伝え、苦労する職員、保護者、そして子どものことを伝えたく、私は本を書きました。学童に入って困らないためにどうすればいい? 小1の壁を回避する方法は?どうしたら低賃金から抜け出せる?難しい問題に私なりに答えを示している本です。それも、児童クラブがもっともっとよりよくなるために活動する「運営支援」の一つの手段です。どうかぜひ、1人でも多くの人に、本を手に取っていただきたいと願っております。注文はぜひ、萩原まで直接お寄せください。書店購入より1冊100円、お得に購入できます!大口注文、大歓迎です。
 さらに運営支援からの書籍第2弾として、放課後児童クラブを舞台にした小説「がくどう、序」を発売しました。埼玉県内の、とある町の学童保育所に就職した新人支援員が次々に出会う出来事、難問と、児童クラブに関わる人たちの人間模様を、なかなか世間に知られていない放課後児童クラブの運営の実態や制度を背景に描く小説です。新人職員の成長ストーリーであり、人間ドラマであり、児童クラブの制度の問題点を訴える社会性も備えた、ボリュームたっぷりの小説です。もちろんフィクションですが、リアリティを越えたフィクションと、自信を持って送り出す作品です。残念ながら、子どもたちの生き生きと遊ぶ姿や様子を丹念に描いたハートフルな作品ではありません。大人も放課後児童クラブで育っていくことをテーマにしていて、さらに児童クラブの運営の実態を描くテーマでの小説です。児童クラブの運営に密接にかかわった筆者だからこそ描ける「学童小説」です。ドラマや映画、漫画の原作にも十分たえられる素材だと確信しています。
 この2冊で、放課後児童クラブの世界をかなり知ることができると運営支援は自負しています。とりわけ、2026年12月までに始まる、いわゆる日本版DBS制度において、放課後児童クラブと関わりができるであろう弁護士や社会保険労務士、行政書士といった各士業の方々には、放課後児童クラブの世界を知るにはうってつけの書籍となっています。他の業種、業態とかなり異なる、ある意味で異質の業界である児童クラブについて知ることができる、運営支援からの2冊を士業の方々には、ぜひご活用ください。

 「あい和学童クラブ運営法人」は、学童保育の事業運営をサポートします。リスクマネジメント、クライシスコントロールの重要性をお伝え出来ます。子育て支援と学童保育の運営者の方、そして行政の子育て支援と学童保育担当者の方、議員の方々、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る場所づくりのために、一緒に考えていきましょう。セミナー、勉強会の講師にぜひお声がけください。個別の事業者運営の支援、フォローも可能です、ぜひご相談ください。
☆(お得情報!)
放課後児童クラブのエアコン機器の点検と清掃を考えている方に朗報です。弊会をバックアップしてくれている、埼玉県上尾市の「SVシステム株式会社」(埼玉県上尾市の電気・空調設備施工管理会社|点検・修理・メンテナンス|SVシステム株式会社)が、「児童クラブ限定」で、格安にエアコン機器の点検と清掃を承ります。埼玉県や上尾市に比較的近い地域であれば県外でもお伺いできます。見積はもちろん無料です。技術者のスキルは超一流。私が以前、児童クラブ運営事業者だったときからの長いお付き合いです。弊会お問い合わせメールで連絡先をお送りいただければSVシステム社に転送いたします。直接のご連絡も、もちろん大丈夫です。夏前にぜひ、エアコンの点検を!

(ここまで、よくぞこの大変長いブログをお読みいただき誠にありがとうございました。少しでも共感できる部分がありましたら、ツイッターで萩原和也のフォローをお願いします。フェイスブックのあい和学童クラブ運営法人のページのフォロワーになっていただけますと、この上ない幸いです。よろしくお願いいたします。ご意見ご感想も、お問合せフォームからお寄せください。出典が明記されていれば引用は自由になさってください。)