3分30秒で読めます! 先週の運営支援ブログ・短縮版(2025年5月4日~5月10日)

 あい和学童クラブ運営法人は「運営支援ブログ」で、放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)全般に関して提言や意見を行っています。2025年5月4日から5月10日までに掲載したブログの内容をご紹介します。興味がそそられるテーマがございましたら、ぜひその日の弊会ブログをご高覧ください。
※放課後児童クラブを舞台にした、人間ドラマであり成長ストーリー小説「がくどう、 序」がアマゾンで発売中です。ぜひ手に取ってみてください! (https://amzn.asia/d/3r2KIzc
※基本的に運営支援ブログでは、学童保育所について「放課後児童クラブ」(略して児童クラブ、クラブ)と記載しています。放課後児童クラブはおおむね学童保育所(放課後児童健全育成事業を行っている施設に限る)と同じです。
※運営支援ブログは、投稿数1,000記事を超えました。放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)について知りたいことは、運営支援ブログにお任せください!

・ゴールデンウイーク(大型連休・GW)特別版・下 「こんな放課後児童クラブが、地域にあったらいいな!」です。お行儀よく過ごさねばならない学校で朝から昼過ぎまで過ごしたこどもが、「わーい!」と、規律的な時間の過ごし方から解放される時間が放課後であり、休日であり、長期休業期間です。その「わーい!」で過ごせるはずの時間がある場所で、児童クラブはあってほしい。児童クラブは、「解放」の要素をしっかりともっていてほしいな、と私は願うのです。日々のうち30分でも、1週間のうち数日でもいいので、「思いのままで過ごせる時間」がある児童クラブが、私は大好きです。(5月6日掲載。なお5月5日は投稿がありません)

・大型連休明けに、児童クラブの仕事に行きたくないと思うこと、仕事を辞めたいと思うことは、決して自分が弱いからとか、怠け者の根性なしだからとか、だらしない、さぼり癖があるから、というものではありません。自分自身のSOSです。「あーあ、会社行きたくない。クラブに行きたくない」とふさぎこんだり、なぜだか涙がポロポロとこぼれてしまうというような場合は、SOSをココロが発信しているのです。(5月7日掲載)

・放課後児童クラブに関して困ったことを相談したい、でも誰に、どこに相談したらいいのか分からない。そんなときに役立つ、専門家集団をつくります。児童クラブを中心に子育て支援、こどもの支援や援助に関わるあらゆる立場の方々が、「こんなことを相談したい。依頼したい」と思った時に、「相談したい分野を取り扱っている専門家や詳しい人がいるんだ」ということを知ることができる仕掛けです。例えば専門家の方々の一覧表やリストです。氏名や資格名、得意分野、連絡先を網羅した一覧表が、その一覧表に情報を掲載することを了承した人たちが個々に開設しているウェブサイト、ホームページ、ブログ等に掲載されているものです。もちろん、その一覧表に情報を掲載するのに費用はかかりません。「この分野に詳しい人がいますよ」というお知らせです。マスメディアが取材の相談やコメント依頼のために利用できるかもしれません。(5月8日掲載)

・<運営支援ブログ・ミニその6> 放課後児童クラブの「評価」を図れる公式を作りたい。児童クラブに、評価が求められるのは確かです。例えば、自治体が、児童クラブにどれだけの補助金を出すのか、それは他の予算との兼ね合いになりますが、児童クラブ事業の評価が高ければ他の予算より多額の予算を積み増すことに反対の声はあがりにくいでしょう。児童クラブは地域や、事業者ごとによって、運営の内容がまったくことなるので、評価そのものを出すことは難しいのですが、それでも何かしらのモノサシがあれば、使える局面が出てくると私は考えました。(5月9日掲載) 

・ 東京都立川市内の小学校に、保護者の知人2人が押し入って、こともあろうに児童たちの目の前で教職員を傷つけた衝撃的な事案。放課後児童クラブは、小学校と比べてはるかに悪意ある第三者の侵入が容易です。児童クラブは、悪意ある第三者の侵入を物理的に防ぐのが難しいのです。よって、防御側=児童クラブ側の最終勝利条件をどう守り抜くか、の観点で考えることが必要です。まずはこどもと職員の生命を確実に守ることが最優先でしょう。それについで、危害を加えられないこと、施設や物品に損害を加えられないこと、が位置するものと私は考えます。この点で私が重要と考えるのは、「すみやかな避難の実施」と「警察など関係機関への1秒でも早い通報、連絡」です。この2点が最上位です。この2点を確実にするため、職員の意識を徹底することが欠かせません。(5月10日掲載)

〇2024年3月19日から始めた全国放課後児童クラブデータベースですが、2025年5月4日から5月10日まで2の市区町村を紹介しました。データの救出作業が完了次第、更新を再開します。(紹介済み1,376市区町村/全1,741市町村)
青森県弘前市
広島県広島市

(ここまで3分30秒)
 ご存じの方がおられたらご教示を。このブログは、ワードプレスを利用していますが、文章や文字をコピーしようとマウスでドラッグしたとき、色が反転しなくなってしまいました。ドラッグした範囲が一目でわかるように反転なり、色が付くようにするには、どうしたらいいのでしょうか。教えてください!

〇弊会は、次の点を大事に日々の活動に取り組んでいます。
(1)放課後児童クラブで働く職員、従事者の雇用労働条件の改善。「学童で働いた、安心して家庭をもうけて子どもも育てられる」を実現することです。
(2)子どもが児童クラブでその最善の利益を保障されて過ごすこと。そのためにこそ、質の高い人材が児童クラブで働くことが必要で、それには雇用労働条件が改善されることが不可欠です。
(3)保護者が安心して子育てと仕事や介護、育児、看護などができるために便利な放課後児童クラブを増やすこと。保護者が時々、リラックスして休息するために子どもを児童クラブに行かせてもいいのです。保護者の健康で安定した生活を支える児童クラブが増えてほしいと願います。
(4)地域社会の発展に尽くす放課後児童クラブを実現すること。市区町村にとって、人口の安定や地域社会の維持のために必要な子育て支援。その中核的な存在として児童クラブを活用することを提言しています。
(5)豊かな社会、国力の安定のために必要な児童クラブが増えることを目指します。人々が安心して過ごせる社会インフラとしての放課後児童クラブが充実すれば、社会が安定します。経済や文化的な活動も安心して子育て世帯が取り組めます。それは社会の安定となり、ひいては国家の安定、国力の増進にもつながるでしょう。
 放課後児童クラブ(学童保育所)の運営支援は、こどもまんなか社会に欠かせない、あらゆる児童クラブを応援しています。

 弊会代表萩原ですが、2024年に行われた第56回社会保険労務士試験に合格しました。これから所定の研修を経て2025年秋に社会保険労務士として登録します。登録の暁には、「日本で最も放課後児童クラブに詳しい社会保険労務士」として活動できるよう精進して参ります。皆様にはぜひお気軽にご依頼、ご用命ください。また、今時点でも、児童クラブにおける制度の説明や児童クラブにおける労務管理についての講演、セミナー、アドバイス、メディア対応が可能です。ぜひご連絡ください。

 放課後児童クラブについて、萩原なりの意見をまとめた本が、2024年7月20日に寿郎社(札幌市)さんから出版されました。本のタイトルは、「知られざる〈学童保育〉の世界 問題だらけの社会インフラ」です。(わたしの目を通してみてきた)児童クラブの現実をありのままに伝え、苦労する職員、保護者、そして子どものことを伝えたく、私は本を書きました。学童に入って困らないためにどうすればいい? 小1の壁を回避する方法は?どうしたら低賃金から抜け出せる?難しい問題に私なりに答えを示している本です。それも、児童クラブがもっともっとよりよくなるために活動する「運営支援」の一つの手段です。どうかぜひ、1人でも多くの人に、本を手に取っていただきたいと願っております。注文はぜひ、萩原まで直接お寄せください。書店購入より1冊100円、お得に購入できます!大口注文、大歓迎です。
 さらに運営支援からの書籍第2弾として、放課後児童クラブを舞台にした小説「がくどう、序」を発売しました。埼玉県内の、とある町の学童保育所に就職した新人支援員が次々に出会う出来事、難問と、児童クラブに関わる人たちの人間模様を、なかなか世間に知られていない放課後児童クラブの運営の実態や制度を背景に描く小説です。新人職員の成長ストーリーであり、人間ドラマであり、児童クラブの制度の問題点を訴える社会性も備えた、ボリュームたっぷりの小説です。もちろんフィクションですが、リアリティを越えたフィクションと、自信を持って送り出す作品です。残念ながら、子どもたちの生き生きと遊ぶ姿や様子を丹念に描いたハートフルな作品ではありません。大人も放課後児童クラブで育っていくことをテーマにしていて、さらに児童クラブの運営の実態を描くテーマでの小説です。児童クラブの運営に密接にかかわった筆者だからこそ描ける「学童小説」です。ドラマや映画、漫画の原作にも十分たえられる素材だと確信しています。
 この2冊で、放課後児童クラブの世界をかなり知ることができると運営支援は自負しています。とりわけ、2026年12月までに始まる、いわゆる日本版DBS制度において、放課後児童クラブと関わりができるであろう弁護士や社会保険労務士、行政書士といった各士業の方々には、放課後児童クラブの世界を知るにはうってつけの書籍となっています。他の業種、業態とかなり異なる、ある意味で異質の業界である児童クラブについて知ることができる、運営支援からの2冊を士業の方々には、ぜひご活用ください。

 「あい和学童クラブ運営法人」は、学童保育の事業運営をサポートします。リスクマネジメント、クライシスコントロールの重要性をお伝え出来ます。子育て支援と学童保育の運営者の方、そして行政の子育て支援と学童保育担当者の方、議員の方々、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る場所づくりのために、一緒に考えていきましょう。セミナー、勉強会の講師にぜひお声がけください。個別の事業者運営の支援、フォローも可能です、ぜひご相談ください。

放課後児童クラブのエアコン機器の点検と清掃を考えている方に朗報です。弊会をバックアップしてくれている、埼玉県上尾市の「SVシステム株式会社」(埼玉県上尾市の電気・空調設備施工管理会社|点検・修理・メンテナンス|SVシステム株式会社)が、「児童クラブ限定」で、格安にエアコン機器の点検と清掃を承ります。埼玉県や上尾市に比較的近い地域であれば県外でもお伺いできます。見積はもちろん無料です。技術者のスキルは超一流。私が以前、児童クラブ運営事業者だったときからの長いお付き合いです。弊会お問い合わせメールで連絡先をお送りいただければSVシステム社に転送いたします。直接のご連絡も、もちろん大丈夫です。夏前にぜひ、エアコンの点検を!

(ここまで、このブログをお読みいただきありがとうございました。少しでも共感できる部分がありましたら、ツイッターで萩原和也のフォローをお願いします。フェイスブックのあい和学童クラブ運営法人のページのフォロワーになっていただけますと、この上ない幸いです。よろしくお願いいたします。ご意見ご感想も、お問合せフォームからお寄せください。出典が明記されていれば引用は自由になさってください。)