3分で読める今週の「運営支援」ブログ(12月17日~12月23日)

 あい和学童クラブ運営法人はブログで、学童保育(所)への提言や意見を行っています。12月17日から12月23日に掲載したブログの内容をご紹介します。興味がそそられるテーマがございましたら、ぜひその日の弊会ブログをご高覧ください。

・愛知県津島市の学童保育指定管理者選定をめぐる不可解。市側の説明根拠として挙げた「市長への手紙」に関する説明が実に不明瞭。時期的に合理的な根拠を持たない手紙を理由に、これまで学童保育の運営に協力してきた多くの市民の信頼を踏みにじった市長および市当局こそ、不誠実極まりない。(12月18日掲載)

・またしても学童保育で働いていた職員による性犯罪。強制わいせつ容疑で先に逮捕され、その後の捜査で児童ポルノ画像を所持していたことで再逮捕。被疑者は校長を務めていたという。経歴からして容易に信頼してしまいがちな人物であっても、常に注意の眼を向ける、つまり「性的虐待行為の早期発見行動」は必要。これは「すべての職員に課せられている」ことであり、組織は全職員に「理解させ、実践させる」ことが必要だ。(12月19日掲載)

・放課後児童クラブの補助金について、国は2024年度(令和6年度)から、常勤職員2名配置の場合の金額を引き上げる方針。それは歓迎ですが、常勤職員の1人あたりの補助金想定である「年収310万円程度」では、育成支援の専門職であり、公的な資格をもって任に当たっている職員の報酬には、全く不十分であり、極めて不合理です。(12月20日掲載)

・学童保育所(この場合は、放課後児童クラブ)の指定管理者制度による指定管理者選考において、新潟市と愛知県津島市では、対照的な結果になりました。新潟市は保護者の反対の声を聴いた議員による二元代表制が機能したといえます。片や津島市はどうだったのでしょう。5000筆の署名も、民意を議員が真摯に受け止めなかったのです。(12月21日掲載)

・学童保育(この場合は、放課後児童健全育成事業)には「協働」こそ最優先とされるべきです。放課後児童クラブを運営する事業者と、放課後児童健全育成事業を提供する市区町村のそれぞれに必要な姿勢だからです。(12月22日掲載)

・静岡市の学童保育の状況を報じた記事の見出しは、「ここに来ると預かるプラス いろいろなことが経験できる 変わる“学童保育”のカタチ ダンスに英語 プログラミングも学べます」。もはや学童保育は収まりがつかない状態。児童の健全育成は、この先どうなるのか。(12月23日掲載)

 その他、身辺雑記を随時、掲載しています。

 ※あい和学童クラブ運営法人では、学童保育所に関わる方々への学童保育所基礎知識や組織運営に関する相談受付、講演、研修講習、取材対応が可能です。「学童保育とは、こういうところ」という市民、保護者向けの講演が可能です。学童保育に関する職員、保護者の方の個別の相談には原則、無料で応じております。お気軽にお問い合わせください。取材対応も可能です。学童保育に関するどんなことでもまずはお問い合わせください。