高崎市が出資する一般社団法人が放課後児童クラブ(学童保育所)の運営に関わるとの報道。「学童文化」を継続できる打開策になる!上
放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)運営者をサポートする「運営支援」を行っている「あい和学童クラブ運営法人」代表の萩原和也です。放課後児童クラブを舞台に、新人職員の苦闘と成長、保護者の子育ての現実を描く、成長ストーリーであり人間ドラマ小説「がくどう、 序」を書きました。アマゾンのみで発売中です。ぜひ手に取ってみてください! (https://amzn.asia/d/3r2KIzc) お読みいただけたら、アマゾンの販売ページに星を付けていただけますでしょうか。そして感想をネットやSNSに投稿してください! 最終目標は映像化です。学童の世界をもっと世間に知らせたい、それだけが願いです。ぜひドラマ、映画、漫画にしてください!
群馬県高崎市が、保護者が運営する放課後児童クラブについて、今後の新たな運営方策を示したことが報道されました。運営支援は非常に高く評価します。それは、児童クラブが細々と守ってきた「共同・協働の子育て文化」を未来に継承できる有力な方策となる可能性を見出せるからです。
(※基本的に運営支援ブログでは、学童保育所について「放課後児童クラブ」(略して児童クラブ、クラブ)と記載しています。放課後児童クラブはおおむね学童保育所と同じです。)
(おしらせ)弊会代表萩原が2025年9月1日付で社会保険労務士の登録を埼玉県社会保険労務士会(大宮支部所属)で行い、同日付で「あい和社会保険労務士事務所」を自宅住所にて開設いたします。これに合わせて、9月以降、当ホームページのリニューアルを行います。あい和学童クラブ運営法人のページと、あい和社会保険労務士事務所のページの2本立てになる予定です。
<報道から>
群馬県高崎市は市内ほとんどの児童クラブにおいて、その運営を保護者が関わる形態にあります。具体的には運営委員会形式が多いようです。運営委員会とは、保護者、児童クラブ職員に、地域の方々(学校の校長先生や自治会の会長・役員さんなど)が加わって、児童クラブを運営する任意団体です。現実的は、保護者がその活動の中心であることが多く、保護者もまた本業があるために結果的にクラブ職員に運営に関する負担を丸投げしているケースも、あるようです。
いずれにしても、保護者が運営に関わる形態、つまり利用者である保護者が児童クラブ事業の経営と、児童クラブ事業運営を行う責任者であり、保護者や職員の運営に関する負担の重さが問題となっています。運営委員会の地域が、民間企業に様変わりすることも、例えば静岡県沼津市のように、全国各地で相次いで生じています。
ところが高崎市の、児童クラブ利用保護者の負担軽減を目指す方策は、なかなかに野心的なようです。ヤフーニュースに2025年8月20日19時52分に配信された、「放課後児童クラブを外部法人に委託可能に 群馬・高崎市」との見出しの記事を一部引用して紹介します。ぜひ全文をヤフーニュースで読んでください。
「高崎市では、公営の4カ所を除く101カ所の放課後児童クラブの運営を、地域の役員や保護者でつくる運営委員会が担っています。しかし共働き世代の増加などもあり、保護者の負担が大きいことが課題となっていました。」
「委託先としては、市が出資し10月に設立する「一般社団法人高崎学童」をはじめ保育園や認定こども園、行政司法書士の組合、介護事業所の運営企業などが予定されています。9月に運営委員会向けの説明会を開き、12月には委託先を確定させます。」(引用ここまで)
なお、高崎市のこの新施策については他の報道機関も報道しています。日本経済新聞も「群馬・高崎市の学童、民間委託も 運営委の保護者負担を軽減」との見出しで、8月20日17時50分に自社のHPで記事を公開しています。日本を代表する経済新聞ですが、共働き世帯に欠かせない放課後児童クラブの動向ですから、記事化する価値があると判断したのでしょう。
この報道で伝えられる内容の、どこが画期的ななのか、運営支援の観点で以下に紹介します。
・保護者運営系の児童クラブにおいて、運営に携わる保護者(実は職員も)の負担軽減は極めて重要かつ深刻な課題だった。その解消を多くの地域では、児童クラブ事業運営をビジネスの中心とする法人(営利、非営利を問わない)に委ねることで解決してきた。先に触れた沼津市もしかり。事業の継承先の1つに、市が出資する非営利法人を用意して、そこに運営をゆだねる選択肢を準備したこと。
・運営委員会形式の児童クラブを児童クラブ運営経験が豊富な事業者に委ねることは上記のようにごく普通に行われている中で、行政が一方的に、公募型プロポーザルや指定管理者制度を導入して指定管理者候補事業者を公募するなどのことを行わず、保護者運営に関わってきた地域の伝統や児童クラブ関係者のこれまでの貢献と心情に配慮したと等しい事業移行のスタイルを提案したこと。(おそらく、記事で報じられていない地域の児童クラブ関係者、保護者の活動が相当熱心であったことが、わたくし萩原には想像できます)
・新たな運営形態になっても、市は支援員の雇用や利用料など児童クラブ事業について関与する姿勢を示していること。
放課後児童クラブは、児童福祉法による「放課後児童健全育成事業」であって、この事業は市町村事業と定義されています。よって、市区町村の行政執行部が半ば一方的に、児童クラブの運営形態についてその変更を決めてしまい、その時点で児童クラブを運営している団体や組織には、決定事項として「近くプロポーザルをする」「来年から民間委託する」ということが伝えられることがあまりにも多く、そのあつれきも各地で起こっていました。とはいえ、結局は、事業を行う立場が当たり前ですが物事を決定できるので、現場の事業者や保護者、職員の意向は顧みられなかったことが、児童クラブの事業移管に関して起こる悲劇の1つでした。
どうやら高崎市は、非常に上手に、保護者運営系から専業事業者への移管を行う方策を見出したようです。なかなかに画期的です。
<学童文化とは>
ちょっと話を変えます。わたくし萩原は、愛知県津島市内の児童クラブ(当地では「こどもの家」と称しています)を一括運営する指定管理者であるNPO法人の非常勤理事として児童クラブ運営実務に関与しています。8月20日夜に津島市内のクラブにて開かれた定例の理事会に参加したのですが、そのクラブ内には、週末に迫った「夏まつり」の準備の飾り付けがたくさん用意されていました。法人の谷口雅子理事長に聞くと、イベントは夜に行われ、こどもと保護者合わせて200人が参加するとのこと。200人ですよ。もっとも大規模状態という問題があるのですが、それはさておき、こども、学童OBのこどもと保護者が集まってにぎやかに楽しむことができるのは、こどもにとって、保護者にとって、どれほど素敵な思い出になるのか、言うまでもないでしょう。
もちろん、ただ楽しむだけではなくて、そのイベントを作り上げていく過程こそ、放課後児童健全育成事業における育成支援が目指すところの、こどもの社会性や協調性を育てていく非常に大事なことです。その点で、娯楽でありつつも児童クラブ事業としても効果があるのです。
しかしここで私が言いたいのは、こどもと保護者、そして職員の3者が一緒になって、「こどもが、こどもである、人生においてごくわずかな時代」を、共有していく機会が保障されていることが、どれほど素晴らしいことか、ということです。児童クラブは、こどもが成長していく場所です。こどもが成長していくその空間において、親、こども、職員の3つの仲間が同じ時間を過ごしていくことが、どれほど貴重な経験であるのか。それはもうまさにプライスレスです。
児童クラブにおいては、そこにいるこどもたちは、児童クラブを利用する保護者たちみんなのこども、という意識づけがよくされます。それは意図的にその意識づけがなされるように児童クラブ側が保護者を誘導することは当然あっても、夏祭りイベントや所外活動で保護者が参加していくことを重ねていくことでも、保護者の意識の中に自然と醸成されます。「みんなのこどもであって、みんなの親である」という共同の子育てが児童クラブで実現できます。
それはかつての、地域コミュニティが健在であったころの日本の風景が形を変えて児童クラブの中で生き延びていることと、私は考えています。それはつまり地域の公園や野原、あるいは街中の路上でこどもたちが群れを成して遊んでいる中で、地域の大人(専業の主婦や子育てを終えた女性)や老人たちが見守りながら時には干渉したり加わったりしながら一緒に過ごしていった時代が、児童クラブの中で細々と行われ続けている、ということです。
昔の日本のあちこちで行われてきた、「地域における子育て」が、保護者運営系の児童クラブでは、細々ながら受け継がれてきたと、私は考えています。ところが、保護者負担や、放課後児童健全育成事業の専門性の強化、あるいは児童クラブ事業経営に求められる法的責任や法令が求める事項の順守においてその内容が複雑かつ高度化する中で、保護者が兼業で児童クラブ運営を背負うことができなくなってきました。それは、当然にやむを得ないことで、保護者が悪いとかダメなことでは全くなく、社会インフラとして児童クラブの存在が必須となる中、求められる社会的責任を果たすためには種々の必要事項を順守しなければならず。それは児童クラブの専業事業者を必要とすることと同義だからです。
結果的に、児童クラブ事業を専業として行う企業や団体の大繁栄を招いています。安定して収益を見込める児童クラブ事業は、やり方によっては「決して高い収益を見込めることはないが、安定して収益を計算できる、とても安心できるビジネス」として認知されています。公事業のアウトソーシングや補助金ビジネスというものです。それもまた時代のあだ花でしょう。
しかしその結果、補助金ビジネス事業が相次いで保護者運営系の児童クラブに代わってクラブの運営権を手中に収める中で、先に述べた、細々と生きながらえてきた「共同の子育て文化」もまた、その継承が大ピンチになっている、ということです。共同の子育ては、手間暇がとてもかかります。効率的な事業運営で利益をできる限り確保したい広域展開事業者には、相性が悪いものです。
「いやいや、あちこちでクラブを運営する企業だって、児童クラブで夏祭りイベントぐらい、やっていますよ」という声が聞こえてきそうです。しかしそれは、クラブの開所時間内で、こどもたち「だけ」で、せいぜいこどもと職員が関わる中での、夏祭りイベントです。こどもにとっては、集団行動の企画や実施において意味があるものでしょう。しかしそこには「子育ての文化」は、ありません。
週末に行われるという津島市内のクラブでの夏祭りイベント。確かに事業経営の観点からは「実施時間が夜間に差し掛かるので、職員の労務保障の点」「事故や災害時の責任」「飲食の提供による事故リスク」「必要な経費」など、いろいろ気になることがあります。広域展開事業者ではなかなか踏み切れないのはこれらの点であり、私もかつて児童クラブ経営責任者でしたから現実問題として「夜にやるのは、ちょっと困るなぁ」と思うところもあります。かつての運営団体の長を務めていたときはクラブから申請のあった夜のイベントを不許可にしたこともあります。ですが、こどもと保護者そして職員の共同のイベントについては、共同の子育て文化として守れるものは後世につなげていきたいと考えます。
文化がない社会は、私は、お先真っ暗だと常々思っています。
さて協働です。地域社会や行政が児童クラブの運営に関して保護者とともに考えて取り組むことが、児童クラブにおける協働です。運営委員会形式はまさにその出発点にあるスタイルでしょう。それもまた、補助金ビジネスを大々的に行う広域展開事業者に児童クラブを丸投げしたら、協働はもう必要ありません。協働が無くなることは全てがダメと私は考えてはいませんが、であれば、その地域や自治体が掲げている子育ての理念、こどもの育ちの理念や哲学を、しっかりと運営事業者に順守させることが必要でしょう。「子育て日本一のまち」を大々的に掲げながら、児童クラブを紹介する市区町村のHPで、運営を担う広域展開事業者の事業者名も記載せず、子育てやこどもの育ちの理念すら紹介しない自治体の、なんと多いことか。
その点からも、高崎市の場合は、行政が非営利法人に出資して運営に直接関与することを明らかにしている。これがどれほど画期的であるか、私は声を大にして指摘したい。これはまさに、児童クラブの運営に関するコペルニクス的転回に等しいものであると。「保護者の運営するクラブがもう限界。どうしよう→児童クラブをやりたがる事業者はたくさんある。公募するか→あちこちで児童クラブを運営する事業者が運営することになりました」という流れを、高崎市は違う流れがあることを堂々と示したのです。保護者運営系の児童クラブを大切にしてきた地域は、この高崎市の新方策をどう評価するのでしょうか。さいたま市などに尋ねてみたいですね。
<手放しでほめるばかりでは、ありません>
高崎市のこの新方策はもちろん議会を経てから正式に決まります。ぜひ議会には高崎市執行部の方針について活発に質問をして、より詳細な新方策の狙いや効果を引き出してほしいものです。
保護者運営系の児童クラブの弱点である、保護者運営の負担を解消できるだけではなく、あえて「学童」といいたいのですが、以前から保護者運営系の「学童保育」に引き継がれてきた「学童における共同・協働の子育て文化」を後世に引き継ぐ可能性を保つことができるので、画期的なこの施策。しかし、その施策が現実に意味を成すには、留意しなければならない大事なことがあります。
結構長くなりそうですので、あす22日の当ブログでわたくしの考えを披露いたします。お楽しみに!
(お知らせ)
<新着情報!>
2025年6月から放課後児童クラブ(学童保育所)の新規設立と日本版DBS制度への対応に際してご相談者様、ご依頼者様からのニーズに万全対応を期すべく「イオリツ行政書士事務所」(佐久間彩子代表)と、業務上において連携することと致しました。
弊会に寄せられた児童クラブ新規設立のご相談、ご要望に際しては、児童クラブ全般の説明や業務設定の支援を弊会にて行い、クラブ設立に関する具体的な相談や手続きにつきましては、イオリツ行政書士事務所にて対応となります。また、日本版DBS制度につきましては、弊会は事業者の労務関係面の対応助言や必要規程の整備を担当し、イオリツ行政書士事務所が制度の説明や、認定事業者を得るための具体的な手続きの説明や代行面を担当いたします。
佐久間氏は、「日本一、学童保育に詳しい行政書士を目指す」として2025年度から事業を開始された気鋭の行政書士です。児童クラブに関しても豊富な知識を有しており、また実際に保護者運営系の児童クラブの利用者であり運営にも関わっておられるので、児童クラブに関する業務についてはまさに最適任です。
児童クラブの新規設立や運営主体の変更の手続き、また日本版DBS制度の全般的な相談には、ぜひとも「イオリツ行政書士事務所」まで、お問い合わせいただけますと幸いです。
「イオリツ行政書士事務所」(https://office-iolite.com/)
代表者:佐久間 彩子(さくま あやこ)
所在地:〒231-0048 神奈川県横浜市中区蓬莱町2-6-3 KOYO関内ビル406
もちろん、イオリツ行政書士事務所は日本版DBS制度についてきめ細やかな事業者様のサポートが可能です。
・認定取得に向けた申請書類の整備/相談
・導入/管理体制の構築、運用のサポート
・職員/保護者向けの説明サポート
・制度や法令に関する最新情報の提供
・就業規則等の整備、労務関係面の対応助言(弊会も連携して対応いたします)
日本版DBS制度についてのご相談は、弊会並びにイオリツ行政書士事務所まで、ぜひご相談ください。(https://dbs.office-iolite.com/)
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2025年9月1日以降は、社会保険労務士としての業務は「あい和社会保険労務士事務所」で、放課後児童クラブ(学童保育所)の個別具体的な運営支援については「あい和学童クラブ運営法人」で分離してお引き受けいたします。「日本で最も放課後児童クラブに詳しい社会保険労務士」として活動できるよう精進して参ります。皆様にはぜひお気軽に児童クラブについての講演、セミナー、アドバイス、メディア対応についてご依頼ください。
※新着情報はここまで。「お得情報」が下にあります!
〇弊会は、次の点を大事に日々の活動に取り組んでいます。
(1)放課後児童クラブで働く職員、従事者の雇用労働条件の改善。「学童で働いた、安心して家庭をもうけて子どもも育てられる」を実現することです。
(2)子どもが児童クラブでその最善の利益を保障されて過ごすこと。そのためにこそ、質の高い人材が児童クラブで働くことが必要で、それには雇用労働条件が改善されることが不可欠です。
(3)保護者が安心して子育てと仕事や介護、育児、看護などができるために便利な放課後児童クラブを増やすこと。保護者が時々、リラックスして休息するために子どもを児童クラブに行かせてもいいのです。保護者の健康で安定した生活を支える児童クラブが増えてほしいと願います。
(4)地域社会の発展に尽くす放課後児童クラブを実現すること。市区町村にとって、人口の安定や地域社会の維持のために必要な子育て支援。その中核的な存在として児童クラブを活用することを提言しています。
(5)豊かな社会、国力の安定のために必要な児童クラブが増えることを目指します。人々が安心して過ごせる社会インフラとしての放課後児童クラブが充実すれば、社会が安定します。経済や文化的な活動も安心して子育て世帯が取り組めます。それは社会の安定となり、ひいては国家の安定、国力の増進にもつながるでしょう。
放課後児童クラブ(学童保育所)の運営支援は、こどもまんなか社会に欠かせない、あらゆる児童クラブを応援しています。
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放課後児童クラブについて、萩原なりの意見をまとめた本が、2024年7月20日に寿郎社(札幌市)さんから出版されました。本のタイトルは、「知られざる〈学童保育〉の世界 問題だらけの社会インフラ」です。(わたしの目を通してみてきた)児童クラブの現実をありのままに伝え、苦労する職員、保護者、そして子どものことを伝えたく、私は本を書きました。学童に入って困らないためにどうすればいい? 小1の壁を回避する方法は?どうしたら低賃金から抜け出せる?難しい問題に私なりに答えを示している本です。それも、児童クラブがもっともっとよりよくなるために活動する「運営支援」の一つの手段です。どうかぜひ、1人でも多くの人に、本を手に取っていただきたいと願っております。注文はぜひ、萩原まで直接お寄せください。書店購入より1冊100円、お得に購入できます!大口注文、大歓迎です。
さらに運営支援からの書籍第2弾として、放課後児童クラブを舞台にした小説「がくどう、序」を発売しました。埼玉県内の、とある町の学童保育所に就職した新人支援員が次々に出会う出来事、難問と、児童クラブに関わる人たちの人間模様を、なかなか世間に知られていない放課後児童クラブの運営の実態や制度を背景に描く小説です。新人職員の成長ストーリーであり、人間ドラマであり、児童クラブの制度の問題点を訴える社会性も備えた、ボリュームたっぷりの小説です。もちろんフィクションですが、リアリティを越えたフィクションと、自信を持って送り出す作品です。残念ながら、子どもたちの生き生きと遊ぶ姿や様子を丹念に描いたハートフルな作品ではありません。大人も放課後児童クラブで育っていくことをテーマにしていて、さらに児童クラブの運営の実態を描くテーマでの小説です。児童クラブの運営に密接にかかわった筆者だからこそ描ける「学童小説」です。ドラマや映画、漫画の原作にも十分たえられる素材だと確信しています。
この2冊で、放課後児童クラブの世界をかなり知ることができると運営支援は自負しています。いわゆる日本版DBS制度において、放課後児童クラブと関わりができるであろう弁護士や社会保険労務士、行政書士といった各士業の方々には、放課後児童クラブの世界を知るにはうってつけの書籍となっています。他の業種、業態とかなり異なる、ある意味で異質の業界である児童クラブについて知ることができる、運営支援からの2冊を士業の方々には、ぜひご活用ください。
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「あい和学童クラブ運営法人」は、学童保育の事業運営をサポートします。リスクマネジメント、クライシスコントロールの重要性をお伝え出来ます。子育て支援と学童保育の運営者の方、そして行政の子育て支援と学童保育担当者の方、議員の方々、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る場所づくりのために、一緒に考えていきましょう。セミナー、勉強会の講師にぜひお声がけください。個別の事業者運営の支援、フォローも可能です、ぜひご相談ください。
☆(お得情報!)
(放課後児童クラブのエアコン機器の点検と清掃を考えている方に朗報です。弊会をバックアップしてくれている、埼玉県上尾市の「SVシステム株式会社」(埼玉県上尾市の電気・空調設備施工管理会社|点検・修理・メンテナンス|SVシステム株式会社)が、「児童クラブ限定」で、格安にエアコン機器の点検と清掃を承ります。埼玉県や上尾市に比較的近い地域であれば県外でもお伺いできます。見積はもちろん無料です。技術者のスキルは超一流。私が以前、児童クラブ運営事業者だったときからの長いお付き合いです。弊会お問い合わせメールで連絡先をお送りいただければSVシステム社に転送いたします。直接のご連絡も、もちろん大丈夫です。夏前にぜひ、エアコンの点検を!)
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(ここまで、このブログをお読みいただきありがとうございました。少しでも共感できる部分がありましたら、ツイッターで萩原和也のフォローをお願いします。フェイスブックのあい和学童クラブ運営法人のページのフォロワーになっていただけますと、この上ない幸いです。よろしくお願いいたします。ご意見ご感想も、お問合せフォームからお寄せください。出典が明記されていれば引用は自由になさってください。)