細野豪志氏の投稿に見る、放課後児童クラブに対する2つの誤解。原因は周知広報と、実践の蓄積不足。業界は反省を。
放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)運営者をサポートする「あい和学童クラブ運営法人」代表の萩原和也です。放課後児童クラブについて珍しく、有力議員が旧ツイッター(X)に投稿されました。しかし、その内容は私が危惧してきた通り、国家中枢また中枢に近い人は放課後児童クラブに関してやはり認識を正しくしていない、ということを示したものでした。2つの点を指摘します。
(※基本的に運営支援ブログでは、学童保育所について「放課後児童クラブ」(略して児童クラブ、クラブ)と記載しています。放課後児童クラブはおおむね学童保育所と同じです。)
<大物議員が放課後児童クラブに触れた>
旧ツイッターに、衆院議員で元環境大臣の細野豪志氏が、放課後児童クラブに関して投稿しました。こども施策担当の大臣ならともかく、国会議員で放課後児童クラブに関して旧ツイッターに投稿する人がそもそもめったにいないところ、細野氏のように、政策通で知られ存在感もある、いわゆる大物議員・有力議員が放課後児童クラブについて投稿されるとは、それ自体が春の珍事ともいえるほどです。まあ、有力議員による児童クラブに関する投稿や言及が少ないという状況そのものが残念ではありますが。
なお、私はかつて産経新聞社沼津通信部に配属されていたことがあり、当地で1年半ほど勤務していましたが、当時の取材担当区域を今、細野氏が地盤(静岡5区。ただし沼津市は5区ではなく6区)としていることもあって、面識は全くありませんが個人的にはその動向が常に気になっている数少ない議員です。私が当地にいたとき(1994~1996)はもちろん細野氏は議員ではありませんでした。沼津や静岡東部は、民主党の重鎮となった渡辺周氏や細野氏、今の沼津市長の頼重秀一氏のように政策通の政治家が多いのが、個人的には頼もしいところです。いろいろ周辺の話題がにぎやかでもある方ですが、今後は間違いなく、日本国政府の中枢にて国家のかじ取りを担うであろう政治家の1人ですから、引き続き放課後児童クラブについて興味、関心を持っていただきたいですね。できることなら拙著「知られざる学童保育の世界」をぜひ読んでいただきたい。
さて、細野氏の投稿ですが、政治家の政治活動ですから遠慮なくその全文を転載します。どの点に私が気になったのか、当ブログの読者の方はすぐに気づかれるでしょう。細野氏の投稿は次の通りです。2025年3月20日午前10時40分時点で、105万件の表示がされています。内容はともあれ、放課後児童クラブに関する政治家の投稿が100万を超えるインプレッションがあったというのは、驚きですね。投稿日時は2025年3月18日午後5時03分と表示されています。
教育格差の中でも体験格差は放置できない。スポーツ、音楽、旅行…家庭環境で子どもの経験に大きな差がついている。学童保育を「預かり」から「体験」の場に変えれば、格差是正の糸口になる。財源確保の道筋をつけ、実現したい。#教育格差 #体験格差 #学童保育
午後5:03 · 2025年3月18日 105万件の表示
(引用ここまで)
<細野氏の投稿、ここで気になった>
私が気になった点の1つ目は、私もこの投稿を引用してXに投稿しましたが、放課後児童クラブを「預かり」と認識している点です。放課後児童クラブは「放課後児童健全育成事業」が行われる場であり、その放課後児童健全育成事業には、子どもをその事業を行う場所にとどめさせることから子どもを預かる機能は当然に付随するものの、子どもを預かるということを目的としていることは含まれていませんよね。放課後児童への健全育成を行うにあたって子どもを預かる形となっている、だけにすぎません。
しかし、有力議員たる細野氏の理解は「預かり」なのです。
気になった点の2つ目は、放課後児童クラブの目的に対する評価のずれです。旧ツイッターでも、放課後児童健全育成事業の本旨を理解されているとおぼしき方から、決してその数は多くはありませんが、その点について「学童の時間まであれこれ子どもに詰め込まないで」「何もしない時間が学童に必要」と、意見する投稿がありました。
細野氏の理解を勝手に私が想像すると、次のようになりました。
「学童にて預けられている子どもたちは、特に、何か有意義な活動をしているわけではなかろう。一方で、体験格差という問題が今、クローズアップされている。保護者と一緒に過ごすことができず、また各種のクラブ活動にも参加させられずに学童に預けられている子どもたちに、国が財政支援をすることで、学童の子どもたちに、普段ではなかなかできないであろう種々の体験、経験を味わらせてあげられれば、子どもの成長に良い影響をもたらすことができるのではなかろうか」
児童クラブでは、「まっとうな」事業者である限り、子どもはそこで日々、健全に育っています。何か特別な豪華なプログラムなどなくても、優れた放課後児童支援員等の支援と援助で、子どもたちはいろいろな経験をして、他者との様々な関わりを経ながら、この社会で生きるために必要な術、知識、能力を徐々に養っています。
残念ながら、細野氏はその投稿から察するに、「児童クラブでは、子どもの成長に関してとりわけ有意義な活動をあまり行っていないのではないか。預けられて、児童クラブ内で過ごしているその時間がもったいない」と感じているのではないでしょうか。
この投稿の背後には、おそらくですが、数日前に行われた調査結果の発表が影響している可能性があります。NPO放課後アフタースクールが2025年3月12日に公表した「 【小学生の放課後の過ごし方|独自調査結果発表】 共働きの低所得層で、習い事なし69.2%、友達と遊ぶ機会なし52.3%。経済的要因による体験格差は、子どもの遊びの選択肢にも影響 」という内容で、報道もされました。この調査結果において、「共働きの低所得層の子どもは、体験格差の真っただ中にある→共働きの低所得層の子どもは、児童クラブに行くだろう。経済的に余裕があれば児童クラブになど行かずにいろいろな体験、習いごとをしているだろうから」という想像が、細野氏の脳裏に働いた可能性を私は思い浮かべます。まあ、勝手な想像ですが。
体験格差の問題は、私も大事な問題であると考えています。いわゆる貧富の差の拡大、世帯所得の二分化の進行といった状況は着実に今の日本に広がっていると感じています。1970年代までの日本のように、「お金がそれなりにあるおおうち」と、「生きるのに精いっぱいのおうち」が明確に分かれつつあることが実感できます。さらには、相対的な貧困の問題です。生きるのに必死というほどの貧困ではないものの、「多くの世帯では、それがごく普通になされていること」ができない世帯が増えている、ということです。細野氏が投稿で触れたのはまさにこの点でしょう。習い事ができない、友達と遊ぶ機会がない(→これは、友達が持っている遊びの道具、ツールを経済的な問題で持てない、あるいは友達が普段から遊んでいる世界に関して費用の問題で接することができない、という子どもが増えている状況を示していると私は想像します。友達と遊ぼうと思えば遊べるけれど、一緒に遊ぶに際して必要な道具が持てていないし世界観も共有できていない、という現象があるのではないでしょうか)といった体験格差は、私は、「家庭でなんとかしなさい」という問題意識では解消できないと考えています。放課後児童クラブは社会インフラとして、子どもたちに様々な世界があることを体感、体験させることができる機会を持つことができるのであれば、それはそれで歓迎するべきだというのが、私の考えです。
ただしそれはあくまで健全育成事業の範疇の中における活動であって、経済的に豊かな世帯の子どもが日常的に行っている種々の活動を児童クラブで大々的に提供してそれが放課後児童健全育成事業にすり替わってしまってはならず、あくまで体験、経験の機会を提供する、あるいは「希望者には」必要に応じて提供できる選択肢を与えるということで十分だと考えます。
細野氏の投稿に対する反論として投稿された「子どもがなにもしない放課後が大切」というのはまさにそうで、子どもは児童クラブで、「なにもしない」ということを「している」のです。ここが、おそらく細野氏や、圧倒的多くの大人たちに理解されていない。大人から見て分かりやすい、有意義そうな活動をしていることだけが子どもの育ちにとって良いのだ、ということではないのです。「子どもが、児童クラブで、何もしないで過ごす」ことは、無為無策の時間を過ごしているのではありません。良い子にしていることを余儀なくされている時間(学校、今は家庭も)で抑圧されて傷ついた、枯れてガサガサになった気持ち、ココロの回復の時間です。または、子どもが1人の人間として、いろいろなことを心の奥底で考えている時間です。レスパイトといえば今の時代風でしょうか。「何もしていない子どもの時間」を確保することこそ、むしろ今の時代、放課後児童クラブに求められる必置の機能でしょうか。
(なお、旧ツイッターでは、細野氏が財源確保という文言を出したことに厳しい反応があり、「さらに国民からお金をむしりとるつもりか」という批判が大変多くみられました。「減税をして可処分所得を増やせば家庭が自由に子どもに体験をさせられるから、国は余計なことをするな」という批判だらけです。まあ、そう書き込みたくなる人たちの気持ちは分かります)
<反省点と改善点>
つまり、放課後児童健全育成事業の本旨が、国家中枢にいる人をはじめ、この国の国民の多くの人たちに、まだまだ理解が十分にされていないのです。
・国の機関による(議員、政党、政権への)説明不足
・自治体の担当者の理解不足
・児童クラブにおける実践の内容の不足
この3点に尽きると私は考えます。「放課後児童クラブ運営指針」は国が取りまとめたものですが、この内容が理解されれば、児童クラブの果たす役割が「預かり」ではないことは容易に理解できるはずです。ですが、国も、児童クラブの世界も、児童クラブの本当の役割を、多くの人たちに伝えきれていません。ましてメディアで実際に記事を書く、映像を撮る人たちに理解されなければ、児童クラブの本当の役割は多くの国民に伝えられません。
児童クラブは小学生の子どもを育てている、あるいは育ててきた多くの保護者が接している、接してきた機関であり仕組みです。そこで保護者の多くが、放課後児童健全育成事業の本旨を実感できることなく、児童クラブと関わってきた。その理解の蓄積が、放課後児童健全育成事業の本旨を理解させられていない、させられていなかった、ということです。これは児童クラブ側の実践の問題です。つまり、「預かり」に終始している、残念な児童クラブ(事業者)が現に存在しているということです。実際に子どもへの支援、援助を行っている、行ってきた現場の職員の実践が、放課後児童健全育成事業の本旨を理解しないままなされており、そのことを目の当たりにした保護者の「児童クラブって単に子どもを預かってくれるだけ。いや、それすらもろくにできていないじゃないの!」という、児童クラブ側への落胆や失望の積み重ねが、もうこの国の社会に残念ながら積みあがってしまっている、という現実の裏返しに過ぎないのだと、私は残念でなりません。
運営指針をしっかり理解してそれに即した支援、援助の実践を行いたいというまっとうな志の支援員が現場で奮闘を続けていても、それを許さない事業者の姿勢や、自治体の姿勢もまた、残念な実践の蓄積に影響していることが大きいのではないでしょうか。ギュウギュウ詰めの児童クラブや放課後全児童対策事業の放置が、まさにそのことです。
こども家庭庁は、児童クラブの本当の役割を、まずは立法と行政の世界に、しっかりと説明して伝え、理解させることが必要です。メディアにも、ミスリードを避けるために丁寧な説明と理解を求め続けることが必要です。
そして児童クラブ側も、「預かっている場」という誤解を避けるために、「これが、児童クラブの本当の仕事です」ということを、百聞は一見に如かず、のごとく、実際に保護者に体感させられるように日々の実践を磨く、向上させることが必要です。児童クラブの業界団体は、丁寧に、しつこく、あらゆる機会において、児童クラブの本当の役割を粘り強く世間に向けて発信し、周知させる努力を続けることが必要です。
(私はまさに「蟷螂之斧」ですが、その努力をしている自負だけは、あります。そしてその一環でまもなく学童小説を発刊します)
児童クラブで、いろいろなプログラムを組んで子どもに体験させること、それを私は全否定しません。ですが、そのような児童クラブ(それは得てして、自治体や保護者からの「ウケ」「評判」が良いので、広域展開事業者や学習塾系の児童クラブが得意としているものですが)であっても、子どもが適切な支援、援助のもとで、自分の力で種々の能力を育てていく機会をしっかりと保障することもまた、大事なことであるという理解を、もっと世間に広げることが大事です。
返す刀で、伝統的な児童クラブの側が固執している世界観にも修正を求めます。「子どもの育成支援には、遊びが大事」ということにこだわり過ぎて、児童クラブの子どもへの体験や学習の支援を「それは家庭の問題」と取り合わない姿勢の見直しです。別に、児童クラブの子どもにパラシュート体験をさせよう、ということではないのです。普段の生活ではなかなかできないことをプログラムに従って体験させることも、あっていいでしょう。かつてないほど広がってしまった相対的貧困が招く「学習機会の格差」「食事提供の格差」への取り組みも必要でしょう。伝統的な児童クラブの世界にいる人たちも、考え方の更新、アップデートが必要だと私は考えます。
(もちろん「児童クラブで、子ども(たち)が、何もしない時間を過ごすことができる権利、選択肢」を確保することも、大事なことです)
最後に、細野氏が言及した財源確保について。まず、児童クラブのさらなる充実に、わざわざ新たな増税策を講じる必要はありません。それほど多額ではありません。令和7年度の当初予算で放課後児童クラブは1,296億円に過ぎません。しかも、そのうち事業主拠出金が1,067億円もあります。つまり、現在は多くの民間企業が児童クラブの運営を負担しているのです。もうちょっと国庫負担を増やせるでしょうに。全体の額を倍増しても3,000億円に届きませんから。
児童クラブの活動を充実させる財源確保は、政府与党がその気になれば、あっという間にできるでしょう。よって、財源確保が必要であるという認識を細野氏はじめ政府与党の方々が持ってくださったならば、あとは、やる気を見せてください。実行してください。
なお、当ブログの読者さんはご存じでしょうがあらためて書いておきます。児童クラブに対する補助金は「国:都道府県:市区町村」が3分の1ずつ負担しています。これすら、財政事情が厳しい市町村(あえて「区」は外します)は、児童クラブの補助金を活用することをためらう原因となっています。まずは、国が示した児童クラブに対する補助金は原則として市区町村は活用することとする、と国が指導力を発揮すること。それに際しては、負担の割合を国がもっと負うことにして、例えば「国が3分の2(=6分の4)、都道府県と市区町村が6分の1ずつ」とすればいいのです。
(補助金を基礎自治体が必ず活用するように至るには、任意事業である放課後児童健全育成事業を、保育所と同様に、児童福祉施設、とすることが必要となってきます。この点こそ、国会議員の皆様にはぜひとも率先して取り組んでいただきたい!)
もっと言えば、国は、児童クラブの運営にかかる費用の負担の半分を利用者、つまり保護者負担とすることを基本的な考え方として示しています。(これが事業主拠出金を指すのであればとっくに半分を超えていますが)
ここを変えましょう。全体の費用の半分を保護者が負担するというのは、全体の割合を12分するとすると、現状は「保護者:国:都道府県:市区町村」が「12分の6:12分の2:12分の2:12分の2」となっています。これを変えて「12分の1:12分の9:12分の1:12分の1」としてもいいですよね。それも、政府与党がやる気になれば、すぐにできることです。法令ではないですからすぐにでも変えられますよね。
細野氏についてはぜひ、その優れた知見と行動力をもって、児童クラブの一層の底上げ、支援に、ぜひともご理解とご支援をお願いしたいところです。SNSへの言いっぱなし、書きこみっぱなしで終わらずに。繰り返しになりますがぜひとも拙著「知られざる学童保育の世界」をご一読いただきますと、わずかですが児童クラブの理解の一助になるであろうことを付け加えておきます。私にご注文いただければ1冊1,900円で販売いたします。ぜひ議員のお仲間や政策スタッフさんたちの分を合わせて200冊ほどお買い上げいただけますと幸いです。
<おわりに:PR>
弊会は、次の点を大事に日々の活動に取り組んでいます。
(1)放課後児童クラブで働く職員、従事者の雇用労働条件の改善。「学童で働いた、安心して家庭をもうけて子どもも育てられる」を実現することです。
(2)子どもが児童クラブでその最善の利益を保障されて過ごすこと。そのためにこそ、質の高い人材が児童クラブで働くことが必要で、それには雇用労働条件が改善されることが不可欠です。
(3)保護者が安心して子育てと仕事や介護、育児、看護などができるために便利な放課後児童クラブを増やすこと。保護者が時々、リラックスして休息するために子どもを児童クラブに行かせてもいいのです。保護者の健康で安定した生活を支える児童クラブが増えてほしいと願います。
(4)地域社会の発展に尽くす放課後児童クラブを実現すること。市区町村にとって、人口の安定や地域社会の維持のために必要な子育て支援。その中核的な存在として児童クラブを活用することを提言しています。
(5)豊かな社会、国力の安定のために必要な児童クラブが増えることを目指します。人々が安心して過ごせる社会インフラとしての放課後児童クラブが充実すれば、社会が安定します。経済や文化的な活動も安心して子育て世帯が取り組めます。それは社会の安定となり、ひいては国家の安定、国力の増進にもつながるでしょう。
放課後児童クラブ(学童保育所)の運営支援は、こどもまんなか社会に欠かせない児童クラブを応援しています。
☆
弊会代表萩原ですが、2024年に行われた第56回社会保険労務士試験に合格しました。これから所定の研修を経て2025年秋に社会保険労務士として登録を目指します。登録の暁には、「日本で最も放課後児童クラブに詳しい社会保険労務士」として活動できるよう精進して参ります。皆様にはぜひお気軽にご依頼、ご用命ください。また、今時点でも、児童クラブにおける制度の説明や児童クラブにおける労務管理についての講演、セミナー、アドバイスが可能です。ぜひご検討ください。
☆
放課後児童クラブについて、萩原なりの意見をまとめた本が、2024年7月20日に寿郎社(札幌市)さんから出版されました。本のタイトルは、「知られざる〈学童保育〉の世界 問題だらけの社会インフラ」です。(わたしの目を通してみてきた)児童クラブの現実をありのままに伝え、苦労する職員、保護者、そして子どものことを伝えたく、私は本を書きました。学童に入って困らないためにどうすればいい? 小1の壁を回避する方法は?どうしたら低賃金から抜け出せる?難しい問題に私なりに答えを示している本です。それも、児童クラブがもっともっとよりよくなるために活動する「運営支援」の一つの手段です。どうかぜひ、1人でも多くの人に、本を手に取っていただきたいと願っております。注文はぜひ、萩原まで直接お寄せください。書店購入より1冊100円、お得に購入できます!大口注文、大歓迎です。どうかご検討ください。
☆
放課後児童クラブを舞台にした小説「がくどう、序」を出版します。3月10日の発売を予定しています。埼玉県内の、とある町の学童保育所に就職した新人支援員が次々に出会う出来事、難問と、児童クラブに関わる人たちの人間模様を、なかなか世間に知られていない放課後児童クラブの運営の実態や制度を背景に描く小説です。リアルを越えたフィクションと自負しています。新人職員の成長ストーリーであり、人間ドラマであり、児童クラブの制度の問題点を訴える社会性も備えた、ボリュームたっぷりの小説です。残念ながら、子どもたちの生き生きと遊ぶ姿や様子を丹念に描いた作品ではありません。大人も放課後児童クラブで育っていくことをテーマにしていて、さらに児童クラブの運営の実態を描くテーマでの小説は、なかなかないのではないのでしょうか。児童クラブの運営に密接にかかわった筆者だからこそ描けた「学童小説」です。ドラマや映画、漫画の原作にも十分たえられる素材だと確信しています。ご期待ください。
☆
「あい和学童クラブ運営法人」は、学童保育の事業運営をサポートします。リスクマネジメント、クライシスコントロールの重要性をお伝え出来ます。子育て支援と学童保育の運営者の方、そして行政の子育て支援と学童保育担当者の方、議員の方々、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る場所づくりのために、一緒に考えていきましょう。セミナー、勉強会の講師にぜひお声がけください。個別の事業者運営の支援、フォローも可能です、ぜひご相談ください。
☆
(このブログをお読みいただきありがとうございました。少しでも共感できる部分がありましたら、ツイッターで萩原和也のフォローをお願いします。フェイスブックのあい和学童クラブ運営法人のページのフォロワーになっていただけますと、この上ない幸いです。よろしくお願いいたします。ご意見ご感想も、お問合せフォームからお寄せください。出典が明記されていれば引用は自由になさってください。)