放課後児童クラブ(学童保育所)を舞台にした小説「がくどう、序」が発売中です。ぜひ、読んでみてください!
放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)運営者をサポートする「あい和学童クラブ運営法人」代表の萩原和也です。アマゾンにて、放課後児童クラブを舞台にした私の第1作目となる小説「がくどう、 序」の発売が始まりました。このことをPRさせてください。
(※基本的に運営支援ブログでは、学童保育所について「放課後児童クラブ」(略して児童クラブ、クラブ)と記載しています。放課後児童クラブはおおむね学童保育所と同じです。)
「がくどう、 序」のアマゾンでのページはこちらです。リンク切れの際はご容赦ください。
https://amzn.asia/d/emnvI2n
発売に際しまして、このたび本の製作、出版を行っていただいた、Belle femme出版(静岡県湖西市)の平野様には、この場をお借りして心より御礼申し上げます。
「がくどう、 序」(正式な表記は、読点の後に1文字スペース)は、POD出版で発売します。POD出版とは、アマゾンで注文を受けてから印刷して本を完成させて、発送するという仕組みで、在庫を持たない代わりに、その都度、印刷をするので印刷コストが通常の出版よりかなり割高となる仕組みです。
その結果、「がくどう、 序」の定価は2,080円(税込み2,288円)となりました。値段が高くなって申し訳ございません。「どんだけ、お前が儲けようとしてるんか!」と残念に思われた人も多いかもしれませんが、ぶっちゃけ、この本が1冊売れても私の手元に最終的に残るのは100円程度です。100冊売れても1万円しか私の収入にはなりません。ぜひとも皆様、この本の存在を大々的に広めてください!拡散してください!広告を出す余裕などありません。皆様の口コミだけが頼りです!
もし、本を読んでいただいてご満足できましたら、アマゾンに評価をどんどん付けてください。そして周りの方へ進めてください!また、ここはどうかな、こうしたほうがいいのでは、というご提案やご意見は、どうぞ遠慮なく、萩原へお伝えください。パソコンのメールや、X(旧ツイッター)、フェイスブックでのダイレクトメッセージでお送りください。
作品ですが、あれもこれも書き込もうと思って書き進めたら、文字数が20万文字を超える大作になってしまったので、印刷代が定価の6割以上になってしまいました。さらに、発売プラットフォームにお支払いする費用もあって、最終的に私の手元に届くのが100円前後、ということです。決して、がめつく儲けようとしているのではないことは、釈明させてください。
「がくどう、 序」は、放課後児童クラブ(学童保育所)を舞台にしたフィクション、つまり小説です。人物や出来事は架空です。ただ、地名の一部や児童クラブの制度については現実の情報を取り入れています。登場人物に、わたくしそっくりの名前の者がいますが他意はありません。とりあえずその名前を付けて書き進め、のちほど変更しようと思っていたのが、変更を忘れてそのままにしてしまっただけの話です。
内容ですが、児童クラブを舞台にしていても、子どもたちがそこでどのように過ごしているか、という描写は少ないです。子どもたちの成長や笑顔の様子を克明に描いた作品ではなくて、児童クラブで働く職員や、児童クラブの運営にかかわる保護者の喜怒哀楽を描いた作品です。保護者運営由来の児童クラブに関わる大人たちを描いた作品、ともいえるでしょう。
あらすじを説明します。舞台は埼玉県内の架空の町。大規模状態寸前の放課後児童クラブに新社会人として入職した新人女性放課後児童支援員、笠井志援が主人公です。「子どもたちを楽しませる主役になる!」と意気込んで児童クラブに就職した主人公ですが、直面し、巻き込まれる様々な出来事にてんてこ舞い。自信を無くすこともたびたび。絶体絶命のピンチにも追い込まれます。1年後、志援は果たしてどんな職員になっているのか、ぜひとも作品を手に取って主人公の変化の様子を実感してみてください。
作品中には、先輩支援員や保護者、児童クラブ運営事業者の役員、保護者会、小学校などそれぞれの立場の方が登場してきます。一般の方からすると、とても想像できないことが相次いで起こりますが、実は、児童クラブの世界では「ありえない」ことではなく「ちょっと、結構、それってありえるよね」という意外な出来事ばかり。児童クラブの抱える問題を浮き彫りにしていこうという、リアルを越えたフィクションの物語です。もちろん小説ですので舞台は架空ですが、実際の制度や法令などはなるべく現実と合わせています。日本版DBSも今回はちょっとだけですが、登場してきます。
そして、なかなか子育てがしにくい状況において、深刻な社会問題となっている「孤育て」もまた、小説のテーマの1つです。
・新人女性支援員の頑張り、奮闘ぶり
・児童クラブを巡る人間関係
・子育ての現実、厳しさの一方で、親同士の支え合い、助け合い
・児童クラブが置かれている現実的な諸問題、諸課題
執筆の動機をご説明します。
私は2024年7月に「知られざる<学童保育>の世界 問題だらけの社会インフラ」という本を出版しました。この本では、わたくしの見聞きした知見と公開情報をもとに、放課後児童クラブの現実を、きれいごとではなくありのままに伝えようと意図して、あえて、業界の見せたくない部分にまで言及しました。それはそれで、「現実を知ってほしいから」という願いからです。ただ、制度のことを解説しようとしたあまり、どうしても細かな内容になってしまっていて、「難しかった」というご意見も頂戴しました。
そこで私は、「フィクションの世界で、児童クラブの世界、楽しいこともあれば辛いこともある、現実社会の縮図そのものである児童クラブの世界を描いて、広く世間のみなさまに、知ってほしい」という願いを込めて、児童クラブを舞台にした小説を書き始めたのです。物語の方が、ちょっとだけでもとっつきやすいかな、という期待を込めました。
児童クラブは全国津々浦々、その仕組みや様子は千差万別です。今回、私が小説で描いた作品は、保護者が運営に少しではあっても、まだ関わっているスタイルで、どちらかといえば前時代的な運営の仕組みです。児童クラブの運営に保護者が関わる仕組みを残していることは、例えばおやつ料金の徴収や入退所関係書類の受け取りなどで、まだまだあちこちに残っているので、読者の方には「なんとなく、雰囲気は分かる」と思っていただければ、ありがたいです。
考えてみれば、児童クラブは、小学1年生の2人に1人が利用している、子育て方面の重要な社会インフラです。国民の半数の人が、一度は何らかの形で児童クラブと関わりを持っている可能性があります。それだけに、共感だったり連想だったり、思いを作品とともに巡らせ、自身の経験を投影して作品を楽しめたり、あるいは「それは違うのにな」と異なる印象を持ちながらいろいろな思いを持つことができる可能性がある作品になりえるものだと、わたくしは思っています。
この作品が映像化されて、児童クラブの世界がもっと多くの人たちに知られるようになれば、というのが私の最終的な目標です。この作品に描かれている児童クラブ「だけ」が児童クラブではないのですが、児童クラブでは大勢の人たちが関わりあって、それが良いことに進むことがあればどうしようもないトラブルに発展することだってごく普通にあるという、いわば「人間のるつぼ」状態が児童クラブで、それが子育て世帯を支えている社会インフラなんだ、ということを、1人でも多くの人に知ってもらいたいのです。小説の中では何度も繰り返し、児童クラブが苦しめられている困った現状や由来が解説されています。しつこいぐらいですが、それだけ、強く訴えたいんだ、ということと大目に見ていただけますとありがたいです。
どうかぜひ、映像化について、多くの方々にご検討いただけますと幸いです。また、この「がくどう、 序」の商業出版についてもご検討いただける出版社さんからのお声がけ、お待ちしております。
「がくどう、 序」の表紙は、弊会のコーポレートカラーである、オレンジ色です。最近大流行の、真っ白な表紙に文字やイラスト、という風潮(実は前著「知られざる学童保育の世界」はまさにそれ)にきっぱりを背を向ける、インパクト重視の表紙にしました。ぜひご期待ください。そして「読み応えがあった!」というご感想に至ったならば、ぜひとも周囲の方に勧めてください。1冊1冊が売れていくことが運営支援の活動を支える資金になります。
実はすでにもう第2作、第3作まで大まかな構成は完了しています。つまり3部作なのです。第2作、第3作はそれぞれジャンルが異なりながら、いずれも登場人物が遭遇する絶体絶命のピンチを描きます。こちらもぜひ、ご期待ください。
「がくどう、 序」を楽しむには、前著「知られざる<学童保育の世界>問題だらけの社会インフラ」がお手元になると、より楽しめるかもしれません。ぜひ、こちらの作品も、手に取ってみてください。こちらは札幌の出版社「寿郎社」さんから2024年7月20日、発売された作品です。小説ではなくて、児童クラブの現状を紹介している実用書?みたいなものです。保護者が気になる「学童の壁」の攻略法も紹介していますよ。
こちらの本も、アマゾンでご注文ください。また、埼玉近辺でこの本を買いたいという方がおられましたら、萩原に直接、ご連絡ください(090 1981 9504 またはinfo@aiwagakudou.com)。わたくしの手元にも300冊弱ありますので、直接または郵送でお渡しできます。萩原からの直接販売の場合は1冊につき総額1,900円で販売いたします。店で買うよりも100円、お安くなります!
書籍の発売は、放課後児童クラブのことをもっと多くの人に知ってもらいたいから行う、運営支援の活動です。別に、私個人が有名になりたいから、ということではありません。もっとも、私が有名になってメディアにたくさん出演するようになれば、児童クラブに関する発言が社会に影響を及ぼせる可能性がありますから、それはそれで歓迎ですけれども。
本の売れ行きが奇跡的に好調だった場合、児童クラブの研究者や、非営利で運営していて資金繰りに困っている事業者に寄付という形で還元できればと考えています。
どうか、みなさまのご理解とご協力をなにとぞ弊会に賜りますよう、お願い申し上げます。