放課後児童クラブ(学童保育所)を舞台にした小説が間もなく完成します。ぜひ出版してくださいませんか?<お願い>

 放課後児童クラブ、学童保育所の発展を支える「運営支援」を業務としている運営支援アドバイザーの萩原和也です。この度、放課後児童クラブを舞台にした小説を執筆中(2024年11月上旬時点)で、まもなく完成します。そこでわたくしから、「ぜひともこの小説を、出版してくださいませんでしょうか?」とたってのお願いがございます。

 私は2024年7月に「知られざる<学童保育>の世界 問題だらけの社会インフラ」という本を出版しました。おかげさまで、地道に売れ行きを伸ばしております。この本では、わたくしの見聞きした知見と公開情報をもとに、放課後児童クラブの現実を、きれいごとではなくありのままに伝えようと意図して、あえて、業界の見せたくない部分にまで言及しました。それはそれで、「現実を知ってほしいから」という願いからです。

 しかし、どうしても難しい内容になってしまっていて、かなりの方から「難しかった」というご意見も頂戴しました。

 そこで私は二の矢として、「フィクションの世界で、児童クラブの世界、楽しいこともあれば辛いこともある、現実社会の縮図そのものである児童クラブの世界を描いて、広く世間のみなさまに、知ってほしい」という願いを込めて、児童クラブを舞台にした小説を書き始めました。

 舞台は埼玉県内の町にある児童クラブ。大規模状態寸前のクラブに新社会人として入職した1人の新人女性放課後児童支援員を通じて、彼女の泣き笑い、怒り、そして感動を描きつつ、児童クラブの抱える問題を浮き彫りにしていこうという、私にとってとても手に余る壮大なテーマです。一般の方が想像できないことが相次いで起こりますが、実は、児童クラブの世界では「ありえない」ことではなく「ありえるよね」という意外な出来事ばかりが登場します。職員だけではなく、子ども、保護者は当然、小学校にも児童クラブがどう関わっているのかも合わせて描いています。なかなか子育てがしにくい状況において、深刻な社会問題となっている「孤育て」もまた、小説のテーマの1つです。
・新人女性支援員の頑張り、奮闘ぶり
・児童クラブを巡る人間関係
・子育ての現実、厳しさの一方で、親同士の支え合い、助け合い
・児童クラブが置かれている現実的な諸問題、諸課題
 これらのテーマを同時に浮き彫りにしていく野心作です。放課後児童クラブ、学童保育を舞台にしたフィクションは、一部分だけが使われることはあっても、実はあまりないのですね。子どものいきいきとした様子を全肯定的に描く作品は見かけたことがありますが、運営者なら知りえるような状況を背景にした作品は、おそらく、ほとんど存在していないのではと勝手に思っています。その点で希少価値もあるオンリーワンの作品になりえると、誇大妄想気味に感じている次第です。

 1年後、主人公である彼女はどういう変化を、成長を遂げているのか。あるいは成長することができなかったのか。児童クラブの世界は、ただ子どもが好きなだけで1年間勤められるほど安直な世界ではまったくありません。彼女を通じて児童クラブのリアルを描くことができればと、勝手に期待をしつつ、いま、最終的な作業に取り掛かっています。(しかも実はすでにもう第2作、第3作まで大まかな構成は完了しています。つまり3部作なのです。第2作、第3作はそれぞれジャンルが異なりながら、いずれも登場人物が遭遇する絶体絶命のピンチを描きます)

 ぜひこの本を、出版してくださる会社様を募集しております。わたくしの希望としては、いずれ漫画にも発展できればと勝手に期待を膨らませております。ドラマ、映画の題材にもぴったりだと勝手に確信しています。

 放課後児童クラブは、新1年生の半数が利用する社会インフラです。ということは、国民の半数の人が、一度は何らかの形で関わりを持っている可能性があります。それだけに、共感だったり連想だったり、思いを作品とともに巡らせ、自身の経験を投影して作品を楽しめたり、あるいは「それは違うのにな」と異なる印象を持ちながらいろいろな思いを持つことができる可能性があるものだと、わたくしは思っています。

 ぜひ、ご興味を持たれた方はお気軽に弊会までご連絡ください。放課後児童クラブがメディアでも話題となるのは春が一番多いですので、春に出版できればビジネスのタイミングとしても絶好機だと私は考えています。どうか、ご興味ご関心をお寄せいただけることを、願っております。

 連絡は、弊会代表の萩原和也(090 1981 9504 またはinfo@aiwagakudou.com)へ、お願い申し上げます。ご連絡、お待ちしております!

2024年11月12日 一般社団法人あい和学童クラブ運営法人代表理事 萩原和也