放課後児童クラブの安全計画は義務ですか

 義務になっています。「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準」に、次のように記載されています。
「(安全計画の策定等)第六条の二 放課後児童健全育成事業者は、利用者の安全の確保を図るため、放課後児童健全育成事業所ごとに、当該放課後児童健全育成事業所の設備の安全点検、職員、利用者等に対する事業所外での活動、取組等を含めた放課後児童健全育成事業所での生活その他の日常生活における安全に関する指導、職員の研修及び訓練その他放課後児童健全育成事業所における安全に関する事項についての計画(以下この条において「安全計画」という。)を策定し、当該安全計画に従い必要な措置を講じなければならない。
2 放課後児童健全育成事業者は、職員に対し、安全計画について周知するとともに、前項の研修及び訓練を定期的に実施しなければならない。
3 放課後児童健全育成事業者は、利用者の安全の確保に関して保護者との連携が図られるよう、保護者に対し、安全計画に基づく取組の内容等について周知しなければならない。
4 放課後児童健全育成事業者は、定期的に安全計画の見直しを行い、必要に応じて安全計画の変更を行うものとする。
(令四厚労令一五九・追加)」

 安全計画は2024(令和6)年度から義務となっています。これを受け、「放課後児童クラブ運営指針」にも安全計画を盛り込む形での改定作業が進められています。
(運営支援による「放課後児童クラブ・学童保育用語の基礎知識」)