放課後児童クラブにおける「盗撮」への対策は大丈夫か? 男性加害者ー男性被害者の事案も想定して対策することが極めて重要。
放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)運営者をサポートする「運営支援」を行っている「あい和学童クラブ運営法人」代表の萩原和也です。放課後児童クラブを舞台に、新人職員の苦闘と成長、保護者の子育ての現実を描く、成長ストーリーであり人間ドラマ小説「がくどう、 序」を書きました。アマゾンで発売中です。ぜひ手に取ってみてください! (https://amzn.asia/d/3r2KIzc) お読みいただけたらSNSに投稿してください! 口コミ、拡散だけが頼みです!
こどもが被害者になる性犯罪、性暴力は、こどもの人権が保障される場である放課後児童クラブにおいて絶対に起こしてはならないと運営支援は考えます。世の中に「絶対」ということはなかなか無いものですが、「絶対に性犯罪はをクラブで起こさないぞ」という児童クラブ側の強い意識と、それに基づく実効的な対策(=運営支援が提唱している「早期発見行動」)は欠かせませんし、そうして対策を講じている児童クラブは多いと信じたい。しかしながら、「盗撮」について、ややもすると、軽微な印象を持たれているのではないでしょうか。男性が女性を対象にするだけではなく、男性が男性を盗撮することへの対応は、十分ですか? 今回の運営支援ブログは「児童クラブにおける、男性加害者による男性被害者の性犯罪の防止」と「盗撮に厳重な対策、対応が必要」の2点を訴えます。
(※基本的に運営支援ブログでは、学童保育所について「放課後児童クラブ」(略して児童クラブ、クラブ)と記載しています。放課後児童クラブはおおむね学童保育所と同じです。)
<報道から。被害者は男性ばかり数千人?>
こどもが被害者となった盗撮事案が2件、報道されました。うち1件は放課後児童クラブで行われてはいなかったようですが、被疑者が幼稚園教諭だったと報じられ、被害者すなわち盗撮の対象とされた人は数千人とも。人数の多さにびっくりですし、その映像を販売して利益を得ていたというのにも怒りを覚えます。ヤフーニュースに2025年5月13日20時9分に配信された、毎日新聞の「小中学生らの裸を盗撮疑い、元幼稚園職員を逮捕 男児数千人が被害か」の記事を一部引用します。配信記事では被疑者は実名報道されていますが、引用紹介にあたっては仮名に修正します。
「宿泊施設の脱衣所で小中学生らの裸を盗撮したとして、大阪府警は13日、徳島県美馬市の元市立幼稚園職員、A容疑者(38)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(提供目的製造)の疑いで逮捕したと発表した。容疑者は入浴施設を狙って盗撮を繰り返していたとみられ、府警は数千人の男児が被害に遭った可能性があるとみて調べている。」
「府警少年課によると、盗撮した動画を交流サイト(SNS)を通じて販売していたとみられ、「5年前から500~600人に売り、200万~300万円を受け取った」と話しているという。香川や徳島の日帰り温泉施設などで盗撮を繰り返していたと説明している。」
(引用ここまで)
注目は、男性のこどもが狙われた、ということです。ちょっと考えてみれば理解していただけるでしょうが、性犯罪は同性間でも起こります。私が当事者として対応した児童クラブにおける性暴力事案は、男性による男児が被害者となる事案でした。正直なところ、その端緒を知ったとき「まさか!」と思ったのは事実です。全くノーマークでした。知識では、「男性が男性に性暴力をすることは珍しくない。普通のこと」ということは知っていても(映画「ショーシャンクの空に」でも描かれていましたね)、いざ現実に、手の届く範囲の世界で行われていたとは衝撃でした。男性による女性への性暴力を防ぐための啓発や研修は重ねていても、男性による男性への性暴力に関する防止や抑止は、何ら意識していなかったのが事実でした。
いくらこどもへの性暴力を防止したくても、児童クラブの職員に性的嗜好を確認することなどプライバシー的に不可能です。男性職員が男の子たちと比較的近い距離で楽しく遊んでいる(注意:児童クラブの職員は、単に遊びに興じているのではありません。遊びを通じで様々な面でこどもの成長の具合を確認しています。はたから見ると、単にこどもと遊んでいるだけに見えますが、実際は「遊んでいるように見える」というのがほとんどの場合、正しい。まあ、こどもとの関係性を育てるためにガチで遊ぶ時間もありますが、それもまた仕事です)としても、その男性職員が男児たちと遊びながら自分の性的な興奮を覚えている、なんてことは知る由もありません。
ですので、過度の接触を伴う遊びは、児童クラブではもはやふさわしくない、と運営支援は判断します。「くすぐりっこ」のようなものです。かといって、(今の時代、やるかどうかは別ですが)「おしくらまんじゅう」や「すもう」などは、他の職員が第三者としてその様子を見ている、観察しているのであれば、あそびとして許容することは、「私は」賛成します。「かたぐるま」「おんぶ」は微妙ですが、限定された場面、例えば保護者の目の前で保護者のこどもを職員がかたぐるまする場合などでは、短時間であれば認めてもよいかも、しれません。しかしここで難しいのが、「男児が性的興奮をもたらす対象である場合」です。男性職員による女児のかたぐるまは、私はどんな場合でも許容しないほうが良いとする考えですが、では、男児が性的な嗜好の対象である男性職員が男児をかたぐるまするのはどうなのか、ということが難しい問題として立ちはだかります。性的な嗜好など事業者が確認しようがない(何らかのきっかけで気づくことがあるとしても)ので、結果的に「かたぐるまも、おんぶも、やめましょう」と傾くのも、致し方ないことかも、しれません。もちろん、具合が悪くなったこどもを、おんぶして他の場所に運ぶというような合理的な理由があるならばそれは別ですが。
男性職員(または、男児)による他の男児を対象とした性加害は「起こりえる」という意識を強く持ち、全職員(これは正規、常勤だけではなく、週に数日でも勤務する非常勤職員も含みます)を対象に、「どうしたら、性犯罪を抑止できるか、起こさせないようにするか」の対策を講じることが重要である、という理解を徹底的に叩き込む教育研修が必要です。ある男性職員が特定の女児にやたらとくっついたり近い距離にいたり、胡坐をかいた足の上にのせたりする、ということがあれば、周りの職員たちは「おや、ちょっとどうしたのかな?」と警戒心を持つでしょう。それを、男性職員による男児への振る舞いでも、同じように警戒心を持つようにする、ということです。もちろん、女性職員による女児への、又は男児への振る舞いでも同様です。
早期発見行動では、職位や役職、立場に関わらず、すべての児童クラブ職員が自身以外のすべての児童クラブ職員に対して、第三者の視点をもって「その行動に合理的な理由、根拠があるか」を常に注意点検することを基本とします。接触行動、言動を含めて常に「どうだろうか?」とチェックすることです。その早期発見行動に、男性と男性との関係を、当たり前に注意点検の対象に含めることが、欠かせません。「男性職員が、特定の男児だけと、しょっちゅう、クラブの物置で片づけの作業をしている」という実態があれば、そこに早期発見行動として注意点検による「なぜ、いつも同じ男児と、他人の目に触れない場所で過ごすのか?」という疑問の視点を導くことが、児童クラブにおける性犯罪を防ぐ、又は早期にあぶりだすために必要なのです。(もちろん、早期発見行動は性犯罪だけではなく、暴力的行為や経済的事犯でも対応可能な行動原理です)
まして盗撮です。職員が業務中に私物のスマートフォンを手にしていたら「なぜだ?」と注意点検の視線を向けねばなりません。それこそが早期発見行動です。たとえ、年に数回しか従事しない学生アルバイトであっても、主任支援員が私物のスマホを手にして業務をしていたら「それ、おかしいのでは?」と思ってしかるべき人に知らせること、それがまさに早期発見行動です。
盗撮については、児童クラブが犯行の舞台となっていました。別の報道を紹介します。
<クラブ内で誰も気づかなかったのか?>
児童クラブ内の盗撮で裁判所から罰金刑の判決が出た、という報道です。なおこの報道記事では「学童保育士」という表現が使われています。読者の方に誤解を招きますね。学童保育士という公的な資格や身分はありません。一部民間団体が称しているようですが公の資格ではありません。なおわたくしは、そうした誤解を招きやすい児童クラブにおける民間団体認定資格は明確に反対の立場です。
ヤフーニュースにて配信されたチバテレ(千葉テレビ放送)2025年5月8日12時33分配信の「盗撮容疑の元学童保育士の男性 松戸簡易裁判所から罰金60万円の略式命令受ける」という見出しの記事を一部引用します。
「勤務先などで女の子のスカートの中を盗撮したとして逮捕された元学童保育士の男性が、5月7日付で略式起訴され、罰金60万円の略式命令を受けました。性的姿態等撮影の疑いで略式起訴されたのは、野田市に住む元学童保育士の男性です。」(引用ここまで)
この事案に関して逮捕時の報道も引用紹介します。ヤフーニュースにて配信された千葉日報2025年4月17日19時配信の、「勤務していた学童保育所で盗撮か 駅で盗撮疑いも 26歳男を逮捕、千葉県警」の記事です。
「逮捕容疑は3月28日午前10時35分ごろ、学童保育士として当時勤務していた千葉県内の学童保育所内で、寝そべっていた女児=県内=のスカート内をスマートフォンで盗撮した疑い。」(引用ここまで)
逮捕の報道では、京成松戸駅での盗撮行為について被疑者は認めつつ児童クラブ内での盗撮は否認しているという内容でしたが、判決の報道ではその点も有罪の認定を受けたようです。
この事案は、駅での盗撮行為を目撃されて検挙され、その後の調べで捜査機関が被疑者のスマホを調べたところ、児童クラブ内の盗撮データが見つかったものと推察されます。ということは、児童クラブ内での盗撮行為がとがめられたことは少なくとも無い、ということです。
どうして誰もこの盗撮行為に気が付かなったのでしょう。あるいは、気が付いていても対応されなかったのでしょう。以下は私の想像です。
・職員の誰もが、他の職員がどういう行動をしているか気に留めていない。
・職員が、他の職員による行動の背景事情を考えようとしていない。
・仮に職員がスマホを手にしてこどもと関わっていても、そこに「盗撮するかも?」という想像が働かなかった。
・その児童クラブの職員は誰もが日常的に育成支援実施中でも個人のスマホを手にしながら従事していた。
・その児童クラブにいるこどもたちに、「不思議なことがあったらすぐに教えてね。クラブの先生に言いにくいことがあったらお家の人、学校の人、誰でもいいので伝えてね」ということを児童クラブとして教えていなかった。
早期発見行動が考慮されていなかったのではないでしょうか。それ以前にそもそもの問題として、「こどもへの人権侵害につながりかねない行為を、いかにして防止するのか。防止せねばならないのか」に関する理解が、このクラブ全体、あるいは運営事業者に欠けていたのであろうと、私は想像します。コンプライアンスの欠如ですし、運営事業者に関して言えばリスクマネジメントの欠落です。
スマホなんて、手にしていたら周りの人が気づかないはずがありません。よほど小さい特別な機種であれば別ですがそのような機種ってありますか? 報道では、寝そべっている女児のスカート内を盗撮したようです。具体的な状況を想像することは難しいですが、撮影している様子を誰からも目撃されていなかったのだとしたら、「こどもと2人だけだった」とか「他の職員は犯行時は別の場所にいたので2人だけだった」とか、「職員はいつもスマホを手にしているので怪しまれなかった」ということが想像できます。
業務時間中は私物のスマホを携帯しないことをルール化する。こどもたちの様子や行事の状況を撮影する必要がある場合は、事業者で購入した機材を使う。普段から、職員が思いのままに、日々の児童クラブ内の様子を撮影している状況は、もう止めてください。撮影は、必要があるときに、合理的な理由に基づいて、誰もが確認できる状況でのみ行ってください。「それでは、緊急事態に対処できない」という反論が出そうですが、事態の発生のその瞬間を常に録画、撮影していなければならない理由はありません。何か起こってから、クラブ内に置いてあるスマホを取り出して撮影して記録するだけで事足ります。
また、やむを得ず私物のスマホを業務利用する場合は、単独での利用はしないこと。それらをルール化することが欠かせません。
また、こどもが過ごすプレイルームを常に撮影する監視カメラの設置も必要でしょう。
もちろん、早期発見行動の徹底を全職員に義務付けることは言うまでもありません。
<盗撮は、軽く見られているのではないか>
盗撮も、こども性暴力防止法によって特定性犯罪となり、いわゆる日本版DBSで就業制限の対象となります。決して軽い罪ではありません。条例でも検挙対象となるのですが、長期にわたって職業の自由に制限を及ばされるということは、決して軽くみてはなりません。
ところが残念ながら、児童クラブ内における盗撮は、実のところ、軽く見られているのではないでしょうか。というのも、運営支援には過去数件、盗撮に関する相談が寄せられています。内容は2つに区分でき、1つは保護者側から「うちのこどもが職員に撮影されていたみたいだけれど、クラブ側が調査に応じてくれない」というもの。もう1つは「職員が盗撮を強くうかがわせる行動をしていたのに、会社はそれをうやむやにした」というものです。いずれにしても、その発生から半年また1年程度経過してから、「こんなことがあったのですが」という相談でしたので、運営支援としても一般的な助言しかできなかったのですが、事態が起きてからまだ間もない時期であれば、直ちに警察に被害申告することを勧めたでしょう。
いずれにしても私が気になるのは、相談を受けたケースにおいて児童クラブの事業者(民間団体)が、被害者や現場職員の訴えに対して真摯に取り合っていた様子がうかがえなかったことです。とりわけ、同僚職員が盗撮行為をうかがわせることをしていたという相談の例では、トイレに職員個人のスマホが録画状態で置かれていたというものでしたが、運営事業者はスマホの持ち主の「盗撮はしていない」という主張を受けてスマホのデータ確認をしていなかったほか、警察にも相談することはしていませんでした。職員を別のクラブに異動させて、幕引きを図ってしまいました。
私であれば到底理解できないのですが、仮に、職員の私物のスマホがトイレにあって何らかの状況を録画できる状態にあるとしたら、私ならそのまま警察に渡します。被疑者不詳で警察に犯罪の恐れを申告して捜査してもらいます。結果、雇用している者が法令を犯していたら、徹底的に調べ、被害者に謝罪と補償を行い、再犯防止に尽くします。それが、多数の人間を過ごす公の事業を営む者の、最低限かつ当然の責務であるからです。ところが児童クラブの事業者の中には、「バレなきゃいいだろう」と思っている事業者が、実際にあるのだと思うと、私ははなはだ残念です。しかもそのような事業者というものはおよそ全国各地で児童クラブの運営を「うちには豊富なノウハウがあります!」と胸を張ってどんどんと勝ち得ているのですから。
公営クラブでも民営クラブでも、企業運営でも保護者運営でも、児童クラブの現場における非違行為、犯罪行為を気づくことができるのは、まずは職員であり、運営者です。何を守るかを考えた時に、当たり前ですが、「こどもの人権」であり「社会正義」です。事業者の名誉や対面を守るということは間違いです。盗撮の疑いがある、恐れがある、ということは犯罪行為の恐れがあるということですから、遠慮なく警察に通報してください。運営本部には「事件だと思ったので、まず警察に110番しました。それから今、本部に電話しました」でいいんです。間違っていません。犯罪かもしれない事実が、よからぬ考えの事業者によって隠蔽され、被害者の権利回復が果たされず、犯罪かもしれない行為を行ったものが更生の機会を得られないことのほうが、社会にとってよっぽどの不利益です。こどもの最善の利益を守りたい、自分たちが大事に思う児童クラブの職場と、職務と、職業への誇りを守りたいなら、不正は見逃さない、許さない、という断固たる姿勢を貫きましょう。
盗撮が疑われるような事態があったら、すぐに110番しましょう。それが、こどもや、児童クラブの存在と社会的評価を守ることを導くのです。
<PR>
弊会は、次の点を大事に日々の活動に取り組んでいます。
(1)放課後児童クラブで働く職員、従事者の雇用労働条件の改善。「学童で働いた、安心して家庭をもうけて子どもも育てられる」を実現することです。
(2)子どもが児童クラブでその最善の利益を保障されて過ごすこと。そのためにこそ、質の高い人材が児童クラブで働くことが必要で、それには雇用労働条件が改善されることが不可欠です。
(3)保護者が安心して子育てと仕事や介護、育児、看護などができるために便利な放課後児童クラブを増やすこと。保護者が時々、リラックスして休息するために子どもを児童クラブに行かせてもいいのです。保護者の健康で安定した生活を支える児童クラブが増えてほしいと願います。
(4)地域社会の発展に尽くす放課後児童クラブを実現すること。市区町村にとって、人口の安定や地域社会の維持のために必要な子育て支援。その中核的な存在として児童クラブを活用することを提言しています。
(5)豊かな社会、国力の安定のために必要な児童クラブが増えることを目指します。人々が安心して過ごせる社会インフラとしての放課後児童クラブが充実すれば、社会が安定します。経済や文化的な活動も安心して子育て世帯が取り組めます。それは社会の安定となり、ひいては国家の安定、国力の増進にもつながるでしょう。
放課後児童クラブ(学童保育所)の運営支援は、こどもまんなか社会に欠かせない児童クラブを応援しています。
☆
放課後児童クラブを舞台にした、萩原の第1作目となる小説「がくどう、序」が発売となりました。アマゾンにてお買い求めできます。定価は2,080円(税込み2,288円)です。埼玉県内の、とある町の学童保育所に就職した新人支援員・笠井志援が次々に出会う出来事、難問と、児童クラブに関わる人たちの人間模様を、なかなか世間に知られていない放課後児童クラブの運営の実態や制度を背景に描く小説です。リアルを越えたフィクションと自負しています。新人職員の成長ストーリーであり、人間ドラマであり、群像劇であり、低収入でハードな長時間労働など、児童クラブの制度の問題点を訴える社会性も備えた、ボリュームたっぷりの小説です。残念ながら、子どもたちの生き生きと遊ぶ姿や様子を丹念に描いた作品ではありません。大人も放課後児童クラブで育っていくことをテーマにしていて、さらに児童クラブの運営の実態を描くテーマでの小説は、なかなかないのではないのでしょうか。素人作品ではありますが、児童クラブの運営に密接にかかわった筆者だからこそ描けた「学童小説」です。ドラマや映画、漫画の原作に向いている素材だと確信しています。商業出版についてもご提案、お待ちしております。
☆
弊会代表萩原ですが、2024年に行われた第56回社会保険労務士試験に合格しました。これから所定の研修を経て2025年秋に社会保険労務士として登録を目指します。登録の暁には、「日本で最も放課後児童クラブに詳しい社会保険労務士」として活動できるよう精進して参ります。皆様にはぜひお気軽にご依頼、ご用命ください。また、今時点でも、児童クラブにおける制度の説明や児童クラブにおける労務管理についての講演、セミナー、アドバイスが可能です。ぜひご検討ください。
☆
放課後児童クラブについて、萩原なりの意見をまとめた本が、2024年7月20日に寿郎社(札幌市)さんから出版されました。本のタイトルは、「知られざる〈学童保育〉の世界 問題だらけの社会インフラ」です。(わたしの目を通してみてきた)児童クラブの現実をありのままに伝え、苦労する職員、保護者、そして子どものことを伝えたく、私は本を書きました。学童に入って困らないためにどうすればいい? 小1の壁を回避する方法は?どうしたら低賃金から抜け出せる?難しい問題に私なりに答えを示している本です。それも、児童クラブがもっともっとよりよくなるために活動する「運営支援」の一つの手段です。どうかぜひ、1人でも多くの人に、本を手に取っていただきたいと願っております。注文はぜひ、萩原まで直接お寄せください。書店購入より1冊100円、お得に購入できます!大口注文、大歓迎です。どうかご検討ください。
☆
「あい和学童クラブ運営法人」は、学童保育の事業運営をサポートします。リスクマネジメント、クライシスコントロールの重要性をお伝え出来ます。子育て支援と学童保育の運営者の方、そして行政の子育て支援と学童保育担当者の方、議員の方々、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る場所づくりのために、一緒に考えていきましょう。セミナー、勉強会の講師にぜひお声がけください。個別の事業者運営の支援、フォローも可能です、ぜひご相談ください。
☆
(このブログをお読みいただきありがとうございました。少しでも共感できる部分がありましたら、ツイッターで萩原和也のフォローをお願いします。フェイスブックのあい和学童クラブ運営法人のページのフォロワーになっていただけますと、この上ない幸いです。よろしくお願いいたします。ご意見ご感想も、お問合せフォームからお寄せください。出典が明記されていれば引用は自由になさってください。)
(宣伝です:放課後児童クラブのエアコン機器の点検と清掃を考えている方に朗報です。弊会をバックアップしてくれている、埼玉県上尾市の「SVシステム株式会社」(埼玉県上尾市の電気・空調設備施工管理会社|点検・修理・メンテナンス|SVシステム株式会社)が、「児童クラブ限定」で、格安にエアコン機器の点検と清掃を承ります。上尾市に比較的近い地域であればお伺いできます。見積はもちろん無料です。技術者のスキルは超一流。私が以前、児童クラブ運営事業者だったときからの長いお付き合いです。弊会お問い合わせメールで連絡先をお送りいただければSVシステム社に転送いたします。直接のご連絡も、もちろん大丈夫です。夏前にぜひ、エアコンの点検を!)