忘れがたき思い、忘れがたき、この3年
放課後児童クラブ(学童保育所)のすべてをサポートする運営支援を事業としている「あい和学童クラブ運営法人」代表の萩原和也です。2025年10月31日の、身辺雑記です。
あの3年前の10月31日からはじまって、10月31日は、私にとってとても大切な日の1つです。本日の運営支援ブログにもつづりました。
 2年前には、ブログに、このようにつづっていました。「1年前を思い出す。いろいろなことがあった。そのことはここに記すことはしないが、あまりにも残念なことばかりであった。信じていたことが信じられなくなり、人の心なんて簡単に切って捨てられることも知った。信じていた人が信じられない人であったということも知った。世の中に尽くすことの大切さよりも、自分たちが楽なことを選ぶことが正しいという人ばかりであることを知った。
 今まで尽くしてきたことが誰にも評価されていなかったことを知った。それでも貫き続けることが大事であることがある、そういう思いを自分が抱いていることも知ることができた。社会正義を貫くことの大切さを知った」
 そして、「1年後を目指して前に進むしかないと覚悟をしている自分がいることも、改めて知ることができた」とも、つづっていました。
 1年前は、こうでした。
「あの日から2年、そしてブログから1年。この1年を振り返ると、わずかながら、運営支援という私の最大の目標について、ごくわずかながら前進したといえるかも、しれません。どんなにつらくてもやるせなくても、前を向いて、信じて、己の道を進むだけです。私の目標は、児童クラブで働く人たちに社会がもっと感謝を持ち、評価をすること。児童クラブで働く人が誇りを持って安心して生活できる毎日を実現することです。なぜならそれが、児童クラブで過ごす子どもたちの最善の利益を実現させるために必要だからです。」
来年も、運営支援の事業を続けていられるか。それは分かりません。それでも、この1年間で、小説「がくどう、 序」を出しました。社会保険労務士として「あい和社会保険労務士事務所」も開業しました。いくつかの研修講師の打診も受けました。1歩ではなくて半歩ぐらいですが、前に向かって歩みを続けているのは確かです。
きょうから1年後は、どのようにこのブログをつづっているのでしょうか。もっともっと明るい前向きな内容になっていればいいですね。わたくしは、日本の放課後児童クラブで働くすべての人たちが「この大好きな仕事を続けられてよかった」と思えるような日が実現するよう、どんなにちっぽけな存在であっても、前を向いて動き続けます。倒れるとしたら、前のめりに倒れて潔く散る覚悟です。
来年(2026年)の10月31日に、またこのタイトルでお会いしましょう。



