女性も男性も、厳しい雇用環境のもとで、放課後児童クラブ(学童保育所)の発展のために頑張ってきました。性別なんて関係ないです。
放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)運営者をサポートする「運営支援」を行っている「あい和学童クラブ運営法人」代表の萩原和也です。放課後児童クラブを舞台に、新人職員の苦闘と成長、保護者の子育ての現実を描く、成長ストーリーであり人間ドラマ小説「がくどう、 序」を書きました。アマゾンのみで発売中です。ぜひ手に取ってみてください! (https://amzn.asia/d/3r2KIzc) お読みいただけたら、アマゾンの販売ページに星を付けていただけますでしょうか。そして感想をネットやSNSに投稿してください! 最終目標は映像化です。学童の世界をもっと世間に知らせたい、それだけが願いです。ぜひドラマ、映画、漫画にしてください!
今回は、私の抱く単純なイメージの紹介です。児童クラブの世界に身を投じて以来、この世界は女性の活躍が心強いと感じてきました。単純に従事している女性の人数が多いことからもあるでしょうが、管理職や組織のトップとして重責を担っている人も珍しくありません。一方で人数的には少数派の男性だってもちろん奮闘してきた。そして今や男女の性別のことすらとりたててこだわる必要が無い時代です。児童クラブの世界におけるそんな性別について私(萩原)が思うところをつづります。
(※基本的に運営支援ブログでは、学童保育所について「放課後児童クラブ」(略して児童クラブ、クラブ)と記載しています。放課後児童クラブはおおむね学童保育所と同じです。)
<女らしいとか男らしいとか、そういう概念は児童クラブには不要であり無用>
児童クラブの世界で働く人には女性が多いです。それはクラブの現場でも、運営本部側の管理職であっても同じです。かつてわたし(萩原)が使えていたNPO法人も、現在、非常勤で関わっている愛知県津島市のNPO法人においても、単純に女性労働者の人数は多いですし、組織のトップが女性であることも児童クラブ業界では当たり前です。
一般的に言われる「女性の仕事」という見方は性差別的な意味合いを含むので好きではありませんが、ふた昔ほど前は「子育てが落ち着いた女性が、家計を支えるため、夫の扶養の範囲内で働く場所」としてちょうど良いと思われていたのが児童クラブの就業形態であって、だからこそ主婦や女性が多く働くようになった、という背景が児童クラブの世界にあったと私は考えています。(いまはそれが、年金受給者の世代に移り変わったような気がしますが)
今でこそ、児童クラブの仕事は育成支援として専門的なアプローチがなされていますが、かつては「こどもの見守り」、つまり学童保育所という場所でのみんなのお母さん、という位置づけが社会全体で暗黙の合意として存在していたのではないでしょうか。ゆえに、専門的な知識や資格は不要であって、むしろ子育てが一段落した女性に向いている「仕事」という理解が広くなされていたのではないかと私は想像します。いや、もしかすると「仕事」という認識すらこの社会には存在していなかったのかもしれませんが。今も昔も児童クラブの業務に求められるのは非常に高度で複雑な内容であるのは変わらないのに、世間からの理解が今と昔ではかなり異なっているという意味です。それはもちろん、今は、児童クラブの先人たちの努力のたまもので、「育成支援は専門的な業務内容だ」という理解が徐々に社会に広まりつつある、ということです。
本来、所定労働時間が短いことは事業の質のさらなる向上を妨げていると私は考えますが、児童クラブにおける労働時間が他の業態と比べて比較的に短いことから家計の補助的な収入で十分な女性の就業形態にぴったりだったので女性が多く働くことになったとしても、それは、就業の構造として女性にたまたま向いていただけで、仕事の内容が女性向きだったから、とは私には思えませんし、その考えは違うというのが私の立場です。こどもを支援、援助するに男性だから女性だから向いている、向いていないというのは、私には実感としても認識を得ていません。
単に、収入が低い職業だから男性が少ない、というのはあったでしょう。今もまだまだ低いですが、男性職員が結婚するから、家庭を持つからといって脂の乗り切ったキャリアを捨てて他の仕事に就いてしまう、というのは児童クラブの悲劇の1つです。ですので、キャリア20年、30年の男性職員がいる児童クラブ組織は本当に素晴らしいと私は最大限の評価を送りたい。ただ、辞めずに頑張った男性職員も。ただその影では家庭生活が大変だったということが(おそらく)あるでしょう。無邪気に「すごいね、かっこいいね」とも言い難い事情が横たわっていることを思うと、複雑な気持ちにはなります。
<性が異なる以上、配慮する点はある>
わたしは性別による違いが児童クラブの業務の本質に影響があるとは全く考えていませんし、性別を厳密に区分して把握することも徐々にその必要性は薄らいでいるのかなと考えています。ただし、個別具体的な状況において「女性であること」が求められる場面(=たとえば高学年女子がクラブで過ごしているときに生理になったという場合や、低学年女子がトイレに間に合わなかったときの対応、着替え時の管理監督等)はあります。それはその状況に応じた役割を男性なり、女性の職員い要請するだけの話です。そのような個別の状況を除けば、性別を考えることすら不要だと考えています。まして女性だから全てにおいて事業者や男性管理職が優しく配慮しなければ、と言うことでは全くありません。
単に法令上において女性労働者に対して配慮が必要なことががいろいろあるので、児童クラブ事業者はその決まりを順守するだけの話です。産前産後休暇のこととか、就業制限とか、生理休暇のこととか、ですね。ことに生理休暇については「生理」への認識が数十年前と現在では大きく異なっているように私には感じるので、「男性の上司には話しにくい」という印象を持つ人は、かなり減っているのではないでしょうか。
私はかつて、児童クラブを運営するNPO法人で勤怠の最終判断者でしたので、人事担当者が判断に困る事案について最終決裁を求められていましたが、中でも「2日目の生理休暇」についての判断を求められることが多かったですね。私が申請者に様子を聞こうと連絡を取ると申請者(もちろん女性の職員)は、普段と変わりなく普通に体調を説明してくれ、特に恥ずかしそうだとか照れくさそうだとかの気配を感じることは全くと言っていいほどありませんでした。「ちょっと仕事に出るのはつらいです」と言われると、ここは男性ゆえ具体的な状況を我が身に置き換えてイメージすることができない(せいぜい、妻の様子を思い浮かべるぐらい)ので、「そうですか、それでは静養してください」と100%、申請を認めていました。そのことで、本部勤務の部下(全員が女性でしたが) からそろって「萩原さんは甘い」と言われることもたびたびありました。「甘いと言われても、つらいって言われればそりゃ認めざるを得ないですよ。2日目が重いって人もいるでしょうし、鎮痛剤のCMにもありませんでした?」と言ったものですが、「トップが男だから甘く見られているんですよ。次からはしっかりコントロールするように、ビシッと言ってください」と反論されてタジタジになったこともありました。NPOは生休をすべて有給にしていたので、「女性にとっては有給休暇が毎月1日増えたようなもの。まして毎月2日申請してくるあの職員にとっては毎月2日、有給休暇が増えたってことですよ」と言われたものでした。とはいえ、そういう就業規則でしたからね。あ、それは自分が言い出して変えたんです。「女性が多い職場だから、働きやすい職場にしよう」って。それを逆に利用されているとしても、それはそれでしょうがないと、私は思うのです。女性職員全員がそういう振る舞いをするわけではないですし。
ただ、これは児童クラブの世界だけの話ではなくて私が新聞社の世界でも見かけたことですが、仕事に関する男女の違いなど関係ないという現在と違って、やはり昔、そうですね平成時代の前半より前の時代は、個人で資格を活かせる士業はともかく、経済活動の世界において女性が管理職やエキスパートの世界で働き続けることは難しかったのだと考えます。女性であるがゆえに受ける不合理な差別や劣悪な待遇をはねのけて頑張ってきた女性の先人たちの努力はそれはそれはシビアなものだった。たとえばひどい生理痛も薬を飲んで耐え忍んできたということがあったのでしょう。そうでもしなければ不合理な男性優位社会の中であっという間に敗退を宣告されてしまうから。そうだとすると、その時代を知っている女性職員たちが私に「あなたは甘い」と詰め寄るのもその時代を知っているからなのだろうなとも思っていました。
単発の業務として、重量物の運搬においては男性職員に頑張ってもらいました。こういうときは招集をかけて男性職員を現場に連れて行って頑張ってもらいましたね。重いものを持てる、運べるのは、多くの男性が持っている可能性です。ペンより重いものをあまり持ったことが無い私であっても時には力仕事をしましたよ。労働基準法にも重量物制限として女性労働者を守る規定はあります。
女性が単身で夜遅くまで仕事をする、ということは極力避けるように気を使っていました。複数であっても、夜10時や11時に帰るというのはやはり防犯上、不安があります。それは男性にはあまり考えなかったことです。この点は明確に男女で差がありますね。しかしそれは、一般的に特に夜道において性犯罪被害に女性が遭いやすいことを考えると合理的な違いになるのではないでしょうか。
<人間関係>
女性職場特有の難しさ、と言う人が結構います。女らしさ、男らしさという言葉はすっかり死語ですが、職業人としての男らしさ、女らしさにどれほどの意味があるのでしょう。私には取るに足らない問題です。そもそも私は別に人間関係は男女ではなくて人間個人個人の性格によって左右されると思っているので、「私自身は」女性ばかりの職場環境でも全く違和感を覚えず何年もやってこられました。でも、これもまた人間は十人十色、人間関係に男女の違いが気になる人だっています。それはそれで否定はしません。
ただ、いろいろな場面でよく聞いたのは「女性の敵は女性」ということばです。つまり女性は女性に厳しい。先の生理休暇の話でもその気配をほんの少しですが感じることはありました。それが真実かどうか、私には「単にそう見えるだけ。木々の葉っぱを見て、顔に見えると思い込んだら顔のように見えるだけ」という程度のものだとしか感じていませんが、個人として「女性に厳しい女性」はいました。つまり女性だから男性だからというより、「その個人はどうか」という単に属人性の問題なんですよね。そして私は「女性に甘い典型的なダメ上司」と思われていたのですから、これもまた個人の問題ですね。
人間関係でいえば、出産のタイミングが本当に微妙でした。都市伝説なのでしょうが、やはり女性が多い職場である保育所やこども園などで、妊娠のタイミングを職員同士で暗黙の了解のもと、事実上調整しているという話を聞きます。児童クラブの世界において私はそういう話しを聞いたことはありません。むしろ、不妊に悩む方が多い時代ですから、不妊治療による半日休や時間単位年休については積極的に取得するよう呼び掛けてもいましたし、妊娠したという報告はいつだってとてもうれしいものでした。こどもに関わる職場ですから、子を授かったとか入園、入学、卒業したという話ほど、うれしいことはありませんよね。
ですが、「夏休み前に産休に入るの? えー、どうするのこのクラブ」と産前産後休業とそれに続く育児休業で、実際に人手不足に直面する職員にとっては、頭が痛い問題なのも事実でしょう。補充の人員をすぐに配置できればいいんですが人手不足ですからそう簡単ではない。まさに貧すれば鈍する、で、同僚の妊娠や出産、子育てを、単純に素直に喜べない環境が児童クラブの世界にありがちだと私は常々感じます。それは現場の職員の心が貧しいのでは全くありません。有能な職員を大勢確保できるだけの予算を国や行政が確保しないから、だけの話です。そういう間接的な理由で生じる社会のひずみは結局、福祉の世界や女性の就業にしわ寄せとなって押し寄せる。ここがジェンダーの問題の本質なのでしょう。
<職場結婚>
結婚という形式にこだわりませんし、異性だろうが同性だろうが、生涯を共に歩んでいきたいという職員同士で合意して共に歩むことを誓うこと、それは本当に素晴らしいことです。児童クラブで働く人同士が結ばれること、私は大好きです。
もうそういうことはないでしょうが、かつて私は職員の結婚式に来賓として呼ばれてあいさつする、ということが結構ありました。ご祝儀はもちろん全部自分が出すので、年に数度もお招きされると、家計的には大変でしたが(だって、3万円とか5万円じゃ済まないですから。主賓でごあいさつも、となれば最低でも8万、たいていは2桁を包まないと、ねぇ)、幸せな新郎新婦を見るだけで、とてもうれしいものでした。
ところが、これは「がくどう、 序」にも描きましたが、「結婚相手は公務員がいいな。指導員は収入を知っているので将来を考えると無理」という女性職員は私の身の回りには、ごく普通にいました。それもまた、いずれ、考え方が変わってほしいことですね。
児童クラブの仕事は、生涯にわたってずっと続けられる仕事。「ずっと続けたい仕事」であるのは、今も昔もきっと変わっていません。それが実現できないのは構造の問題です。児童クラブが社会に必要な社会インフラであって、優秀な多くの人材に働いてもらうためには多額の予算が必要であるということが国や行政の当然の理解になれば、すぐにでも、ずっと続けられる仕事になります。その日が早く来ることを願って運営支援は声を上げ続けます。児童クラブの職場結婚がたくさん増える時代が一日でも早く到来するために、運営支援は声を上げ続けます。
(お知らせ)
<新着情報!> 2025年6月から放課後児童クラブ(学童保育所)の新規設立と日本版DBS制度への対応に際してご相談者様、ご依頼者様からのニーズに万全対応を期すべく「イオリツ行政書士事務所」(佐久間彩子代表)と、業務上において連携することと致しました。
弊会に寄せられた児童クラブ新規設立のご相談、ご要望に際しては、児童クラブ全般の説明や業務設定の支援を弊会にて行い、クラブ設立に関する具体的な相談や手続きにつきましては、イオリツ行政書士事務所にて対応となります。また、日本版DBS制度につきましては、弊会は事業者の労務関係面の対応助言や必要規程の整備を担当し、イオリツ行政書士事務所が制度の説明や、認定事業者を得るための具体的な手続きの説明や代行面を担当いたします。
佐久間氏は、「日本一、学童保育に詳しい行政書士を目指す」として2025年度から事業を開始された気鋭の行政書士です。児童クラブに関しても豊富な知識を有しており、また実際に保護者運営系の児童クラブの利用者であり運営にも関わっておられるので、児童クラブに関する業務についてはまさに最適任です。
児童クラブの新規設立や運営主体の変更の手続き、また日本版DBS制度の全般的な相談には、ぜひとも「イオリツ行政書士事務所」まで、お問い合わせいただけますと幸いです。
「イオリツ行政書士事務所」(https://office-iolite.com/)
代表者:佐久間 彩子(さくま あやこ)
所在地:〒231-0048 神奈川県横浜市中区蓬莱町2-6-3 KOYO関内ビル406
もちろん、イオリツ行政書士事務所は日本版DBS制度についてきめ細やかな事業者様のサポートが可能です。
・認定取得に向けた申請書類の整備/相談
・導入/管理体制の構築、運用のサポート
・職員/保護者向けの説明サポート
・制度や法令に関する最新情報の提供
・就業規則等の整備、労務関係面の対応助言(弊会も連携して対応いたします)
日本版DBS制度についてのご相談は、弊会並びにイオリツ行政書士事務所まで、ぜひご相談ください。(https://dbs.office-iolite.com/)
※新着情報はここまで。「お得情報」が下にあります!
〇弊会は、次の点を大事に日々の活動に取り組んでいます。
(1)放課後児童クラブで働く職員、従事者の雇用労働条件の改善。「学童で働いた、安心して家庭をもうけて子どもも育てられる」を実現することです。
(2)子どもが児童クラブでその最善の利益を保障されて過ごすこと。そのためにこそ、質の高い人材が児童クラブで働くことが必要で、それには雇用労働条件が改善されることが不可欠です。
(3)保護者が安心して子育てと仕事や介護、育児、看護などができるために便利な放課後児童クラブを増やすこと。保護者が時々、リラックスして休息するために子どもを児童クラブに行かせてもいいのです。保護者の健康で安定した生活を支える児童クラブが増えてほしいと願います。
(4)地域社会の発展に尽くす放課後児童クラブを実現すること。市区町村にとって、人口の安定や地域社会の維持のために必要な子育て支援。その中核的な存在として児童クラブを活用することを提言しています。
(5)豊かな社会、国力の安定のために必要な児童クラブが増えることを目指します。人々が安心して過ごせる社会インフラとしての放課後児童クラブが充実すれば、社会が安定します。経済や文化的な活動も安心して子育て世帯が取り組めます。それは社会の安定となり、ひいては国家の安定、国力の増進にもつながるでしょう。
放課後児童クラブ(学童保育所)の運営支援は、こどもまんなか社会に欠かせない、あらゆる児童クラブを応援しています。
☆
弊会代表萩原ですが、2024年に行われた第56回社会保険労務士試験に合格しました。これから所定の研修を経て2025年秋に社会保険労務士として登録します。登録の暁には、「日本で最も放課後児童クラブに詳しい社会保険労務士」として活動できるよう精進して参ります。皆様にはぜひお気軽にご依頼、ご用命ください。また、今時点でも、児童クラブにおける制度の説明や児童クラブにおける労務管理についての講演、セミナー、アドバイス、メディア対応が可能です。ぜひご連絡ください。
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放課後児童クラブについて、萩原なりの意見をまとめた本が、2024年7月20日に寿郎社(札幌市)さんから出版されました。本のタイトルは、「知られざる〈学童保育〉の世界 問題だらけの社会インフラ」です。(わたしの目を通してみてきた)児童クラブの現実をありのままに伝え、苦労する職員、保護者、そして子どものことを伝えたく、私は本を書きました。学童に入って困らないためにどうすればいい? 小1の壁を回避する方法は?どうしたら低賃金から抜け出せる?難しい問題に私なりに答えを示している本です。それも、児童クラブがもっともっとよりよくなるために活動する「運営支援」の一つの手段です。どうかぜひ、1人でも多くの人に、本を手に取っていただきたいと願っております。注文はぜひ、萩原まで直接お寄せください。書店購入より1冊100円、お得に購入できます!大口注文、大歓迎です。
さらに運営支援からの書籍第2弾として、放課後児童クラブを舞台にした小説「がくどう、序」を発売しました。埼玉県内の、とある町の学童保育所に就職した新人支援員が次々に出会う出来事、難問と、児童クラブに関わる人たちの人間模様を、なかなか世間に知られていない放課後児童クラブの運営の実態や制度を背景に描く小説です。新人職員の成長ストーリーであり、人間ドラマであり、児童クラブの制度の問題点を訴える社会性も備えた、ボリュームたっぷりの小説です。もちろんフィクションですが、リアリティを越えたフィクションと、自信を持って送り出す作品です。残念ながら、子どもたちの生き生きと遊ぶ姿や様子を丹念に描いたハートフルな作品ではありません。大人も放課後児童クラブで育っていくことをテーマにしていて、さらに児童クラブの運営の実態を描くテーマでの小説です。児童クラブの運営に密接にかかわった筆者だからこそ描ける「学童小説」です。ドラマや映画、漫画の原作にも十分たえられる素材だと確信しています。
この2冊で、放課後児童クラブの世界をかなり知ることができると運営支援は自負しています。いわゆる日本版DBS制度において、放課後児童クラブと関わりができるであろう弁護士や社会保険労務士、行政書士といった各士業の方々には、放課後児童クラブの世界を知るにはうってつけの書籍となっています。他の業種、業態とかなり異なる、ある意味で異質の業界である児童クラブについて知ることができる、運営支援からの2冊を士業の方々には、ぜひご活用ください。
☆
「あい和学童クラブ運営法人」は、学童保育の事業運営をサポートします。リスクマネジメント、クライシスコントロールの重要性をお伝え出来ます。子育て支援と学童保育の運営者の方、そして行政の子育て支援と学童保育担当者の方、議員の方々、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る場所づくりのために、一緒に考えていきましょう。セミナー、勉強会の講師にぜひお声がけください。個別の事業者運営の支援、フォローも可能です、ぜひご相談ください。
☆(お得情報!)
(放課後児童クラブのエアコン機器の点検と清掃を考えている方に朗報です。弊会をバックアップしてくれている、埼玉県上尾市の「SVシステム株式会社」(埼玉県上尾市の電気・空調設備施工管理会社|点検・修理・メンテナンス|SVシステム株式会社)が、「児童クラブ限定」で、格安にエアコン機器の点検と清掃を承ります。埼玉県や上尾市に比較的近い地域であれば県外でもお伺いできます。見積はもちろん無料です。技術者のスキルは超一流。私が以前、児童クラブ運営事業者だったときからの長いお付き合いです。弊会お問い合わせメールで連絡先をお送りいただければSVシステム社に転送いたします。直接のご連絡も、もちろん大丈夫です。夏前にぜひ、エアコンの点検を!)
☆
(ここまで、このブログをお読みいただきありがとうございました。少しでも共感できる部分がありましたら、ツイッターで萩原和也のフォローをお願いします。フェイスブックのあい和学童クラブ運営法人のページのフォロワーになっていただけますと、この上ない幸いです。よろしくお願いいたします。ご意見ご感想も、お問合せフォームからお寄せください。出典が明記されていれば引用は自由になさってください。)
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