「盗撮愛好教員グループ」の衝撃は続いています。いまこそ、放課後児童クラブ(学童保育所)で盗撮事案の抑止と早期発見行動を!
放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)運営者をサポートする「運営支援」を行っている「あい和学童クラブ運営法人」代表の萩原和也です。放課後児童クラブを舞台に、新人職員の苦闘と成長、保護者の子育ての現実を描く、成長ストーリーであり人間ドラマ小説「がくどう、 序」を書きました。アマゾンで発売中です。ぜひ手に取ってみてください! (https://amzn.asia/d/3r2KIzc) お読みいただけたら、アマゾンの販売ページに星を付けていただけますでしょうか。そして感想をネットやSNSに投稿してください! 最終目標は映像化です。学童の世界をもっと世間に知らせたい、それだけが願いです。ぜひドラマ、映画、漫画にしてください!
名古屋と横浜の教員が摘発されたことで発覚した、盗撮愛好教員グループの事案は社会に衝撃を与えています。当運営支援ブログでも6月27日に「衝撃の「盗撮愛好家教員グループ」事件。放課後児童クラブ(学童保育)は、盗撮が容易な環境。事業者には強硬な対応が必要です」と投稿したばかりですが、今もメディアで報道が続いています。この状況で放課後児童クラブの世界から盗撮事案が発覚したならば、関連事案として報道が相次ぎ、「やっぱり学童の世界はどうしようもないね」と社会から信頼を完全に失い、目も当てられない大惨事になります。放課後児童クラブの世界は今この時こそ、盗撮事案を起こさないための即時徹底した行動が必要です。
(※基本的に運営支援ブログでは、学童保育所について「放課後児童クラブ」(略して児童クラブ、クラブ)と記載しています。放課後児童クラブはおおむね学童保育所と同じです。)
<報道は続いている>
気分が著しく悪くなるひどい事案ですから、この事案について記者会見で応答していた名古屋市長が体調を崩して緊急搬送されたということになんとなく同情してしまうほどです。ヤフーニュースに2025年7月1日19時55分に掲載された読売新聞オンラインの、「盗撮教員は「一刻も早く名乗り出て」…阿部文科相「子供たちの前からすぐに離れて」」との見出しの記事を一部引用します。
「阿部文部科学相は1日の閣議後記者会見で、事件に関係した教員に対し、「子供たちの前からすぐに離れて、一刻も早く名乗り出てほしい」と述べた。」
「文科省は同日、全国の教育委員会に対し、教室やトイレ、更衣室などを定期的に点検するなど、盗撮を防ぐ取り組みを徹底するよう通知した。}(引用以上)
この事案の報道を受けて、全国の多くの学校では、校内に不審なカメラ等が置かれていないかどうかチェック、確認しているでしょうが、この通知を受けて更なる点検が全国のどの学校でも行われるでしょう。
この事案を受けてかどうかは分かりませんが、依然として教職員による盗撮事案が後を絶ちません。最近報道された事案には次のようなものがあります。ヤフーニュースに掲載された記事の見出しのみ引用しましょう。
「熊本でも小学校男性教師が盗撮で逮捕・起訴…懲戒免職に 勤務先女子トイレに小型カメラ設置・女子児童のスカート内をスマホ撮影「スリル味わうため」」(7月1日19時7分配信・FNNプライムオンライン)
「小学校教師(23)が女性の着替え盗撮の疑いで逮捕 保護者は「信じられない」「裏切られた」」(7月1日19時7分配信・高知さんさんテレビ)
「着替え中の女子高校生を「盗撮」34歳の教諭はスマホの動画を削除→警察が復元して逮捕 福岡」(7月1日18時58分配信・FBS福岡放送)
※2025年7月2日午後2時47分に追記します。
「筆箱にスマホ 小学校で女児を盗撮か 48歳教師を逮捕 崎玉・所沢市」(7月2日13時35分配信・テレ朝NEWS)
→この事案、被疑者は否認しています。なお逮捕容疑は住居侵入で、盗撮目的のための不法な侵入で、撮影容疑ではありません。逮捕容疑は7月1日の行動に関するもの。これだけ教員による盗撮事案が報道されているなかで、仮にこの事案が盗撮事案だったとしたら、被疑者は世間の警戒が厳重になっている中でも盗撮の欲求に突き動かされているわけで、これはもう、単なる性癖に留まらない病的なものがあるということも考えられます。盗撮や盗癖といったものは心理的な治療をどのようにして効果的に実施できるのかが、再犯防止につながり、犯罪者の更生にもつながります。刑事政策として重要でしょう。
教職員に限定しても数日間で3件(注:追記を入れて4件)の事案が報道されています。教職員に限らなければもっと多くの盗撮事案が記事となっています。報道される事案が多いことがその事案の発生件数そのものの多さを意味しているのではなくて、報道の世界には「いま、このジャンルの話題で世間が盛り上がっているから関連記事でどんどん出していこう」として、普段なら新聞に載らない、放送しない、ネットにも配信しないので記事にすらならない事案であっても記事となって報道されるということがあるものです。まさに盗撮事案は今、そのような状態にあるでしょう。 それゆえ、放課後児童クラブの職員がこどもを盗撮していたという事案が摘発、検挙されたら報道機関はこぞって報道するでしょう。
警察は取り扱った事件や事故の全てを報道機関に報道発表することはありません。多くの人は意識していませんが、記事となって国民に知られる、あるいは記事にならないでその事案の存在すら国民に知られないというその差は、警察当局の判断によって生じます。つまり報道機関に事件事故について伝える、伝えないは警察の判断次第です。警察のフィルターを経て事件事故の存在を報道機関が知ることになっても、その次は報道機関が報道する、報道しないを独自に判断しているのです。
ですので、「今は盗撮が国民の関心だ」となれば、普段なら報道機関に発表しない警察も報道発表し、普段なら「またチンケな盗撮か」といって記事にしない報道機関が取材して記事にして報道する、ということなのですね。
(このあたりの恣意的な判断というのは、私も報道の現場にいて常に疑問を持っていました。つまるところ、行き過ぎた報道被害や警察・検察当局によるえん罪の悲劇、その逆の不作為によるものとして捜査機関や行政、報道機関からも無視、黙殺される社会的な弱者の悲劇というものは、こうした、どこかのところで起きる恣意的な判断が源流となっていることが多いのではなかろうか、と)
そしてもちろん、今の社会は盗撮事案に対する嫌悪感がものすごく盛り上がっています。こんな状態で、放課後児童クラブにて盗撮が発覚、被疑者が逮捕されたという報道があったとしたら児童クラブの世界に大打撃です。もちろん、犯罪行為が摘発されることは良いことですが、「児童クラブってやっぱりろくでもない人間が勤務しているのね」と思われたら、児童クラブ職員の待遇改善をいくら訴えても、「変態がいっぱいいる業界でしょ。賃上げなんてもってのほか」と国民感情に反発されて、お・し・ま・い・デス。
<いま、児童クラブの世界に求められること>
今こそ児童クラブの世界は自ら率先して直ちに、児童クラブの場所における盗撮行為をあぶりだす、そしてそうした行為を企図しようとしている者の行動を抑止する、また児童クラブで勤務する者の盗撮行為を児童クラブではない場所においても起こさないように抑止する、目に見える活動が必要なのです。「いま、残念ながら起きているなら自ら摘発して警察に突き出すこと。いま、盗撮行為を実行しようと考えている者がいるならその実行をさせない環境づくりを徹底する」ということです。
6月27日の当ブログにも記しましたが、児童クラブの環境は、小学校等に比べるとより容易に盗撮が行われやすい条件がそろっていると言えます。同日のブログに記した、児童クラブが盗撮行為が容易であるとする理由を再掲載します。
・こどもが、その場(施設)ですごす理由がある。あるいは過ごさざるを得ない事情がある。
・こどもは、自分たちと関わる大人を信頼する。あるいは指示に従わねばならない存在だと理解して受け入れている。そして施設の側で業務に従事する大人は、そうしたこどもの気持ちや善意を利用して、自らが意図する状態にこどもを置かせることができる。
・児童クラブは、こどもが生活する場でもあるので、こどもがリラックスして過ごせる環境にある。またはそういう環境を目指している。そのため、こどものリラックスした気持ちから、周囲に対する警戒心を解いて過ごす時間が多く、盗撮行為の目的を果たせる条件が整っている。
・児童クラブ職員とこどもとの関係性において、教育や指導による明確な上下関係のある小学校よりも一般的には濃密で強固な信頼関係に近いものがあるがゆえ、いわゆる「距離感」は、児童クラブにおける職員とこどもとの間においては、他の、こどもへの支援、援助を行う施設よりも、はるかに近いものがある。それゆえ、こどもが職員に見せる態度や行動は警戒心を解いたものとなり、盗撮を企図する者にとって盗撮行為がより容易になる。
・トイレや、着替えをする場所が、小学校ほど厳密にプライバシー保持の構造となっていない。カメラを隠そうとすればたやすく隠せる。
・児童クラブの事業者には、法令順守、コンプライアンスについてそれが事業を行う上で最優先にしなければならないという理解を持てずにいる事業者があり、そのような事業者においては、「犯罪行為はしないでね」程度の呼びかけで済ませており、具体的に盗撮行為を防止する職場環境と職員意識の改善に、組織的に熱心に取り組んでいない。
・比較的少人数の職員が広範囲に及ぶ業務を日常的に行っており、日常の様子や行事の状況を記録するための撮影の業務の必要性からカメラやスマートフォンを手にしている職員がいることが多く、そのような職員の行動は、他の職員から違和感を覚えられることが少ない。そもそも、人手不足の児童クラブの現場においては、「忙しすぎて他の職員の行動をいちいち気にしている余裕すらあまりない」児童クラブが多い。
・児童クラブで従事する職員には、残念ながら社会人としての規範、規律にやや欠ける者も従事する機会がある。極度の人手不足と、恵まれていない雇用労働条件ゆえ、なかなか良質な人材が集まらない。結果的に、法令順守の意識をしっかり持てない職員が採用されてしまう。
・現実的にはさほど多くはないと思われるものの、現状は過去に盗撮行為等が理由で勤め先を解雇されたり自主退職したりした教員や保育士の資格保持者が、その資格ゆえにすぐに児童クラブにて再就職している可能性を排除できていない。
(再掲載はここまで)
簡単にまとめると、「児童クラブは小学校よりも、こどもと職員、スタッフの「距離感」が、ぐっと近い」、「プライバシーがなかなか厳密に区別できない環境にあること。例えばトイレはこどもと職員が共通。着替えの場所も同じ」、「こどもの生活、育ちの様子を保護者に伝えるという大義名分ゆえ機材によるこどもの撮影が違和感を覚えられにくいので、ある意味、こどもを撮影し放題。撮られるこどもも、信頼している職員、スタッフに対して無防備である。下着が多少見えそうになっていても気にしていない」というです。
何度でも言います。児童クラブは、盗撮を企図しようとする者にとって、容易に実行できてしまう環境にあります。それは児童クラブがダメなのではなくて、児童クラブが求めている環境が結果的に盗撮という犯罪行為を考える者にとって有利な環境になってしまっているからです。
ですから、児童クラブ側は常に、そして今この世相であるのですから今すぐに、児童クラブの世界から盗撮を根絶するのだ!という勢いを感じさせるように、徹底的に、「盗撮行為を許さない、起こさない」ということを内外に明確に示すことが大事です。
(当たり前ですが盗撮の被害者は、女児だけではありません。男の子だって、もちろん職員だって被害者となってはいけません。女性職員を狙った盗撮事案は過去にもたびたび起きています。被害者が大人であろうとこどもであろうと起こしてはなりませんし、もっといえば盗撮といった性犯罪だけでなく、あらゆる犯罪を児童クラブで起こしてはならないのです)
<いますぐ、やる。夏休み前に必ず、やる>
児童クラブの事業者は以下のことを即座に実施しましょう。こども家庭庁から、改めて施設の点検を呼び掛ける通知が出る前に実行しておけば、自治体に対して事業者の真摯な事業実施の姿勢を打ち出せることができるでしょう。
・全職員(常勤職員、正規職員だけではなく、補助員、パートやアルバイトも含めた全職員)を対象にしたコンプライアンス研修。とりわけ人権を踏みにじる性暴力に対する研修の即時実施。夏休みのみ勤務予定の短期雇用スタッフにも行う。週1~2日程度やそれ以下の勤務の職員には、研修を受けた正規職員、常勤職員から行うのも可。時間は午前中の2~3時間は必須。(もちろん弊会で主催して実施できます)
・同様に、「早期発見行動」の徹底を意識づける研修の実施。これは弊会独自の理論、考え方ですのでぜひ弊会をご指名ください。児童クラブの世界に多い、「根拠のない性善説による職員同士の信頼関係」を脱却し、「業務上の行為について互いに客観視して人権侵害の度合いを冷静に評価する行動原理を確立」することを訴えるものです。よく、児童クラブの世界では「あの人、人はいいんだけど仕事はちょっとねぇ。。。」と言われることがありますが、それに似たような感じですね。人そのものと仕事ぶりを分けて考える、ということです。「他者の人格や人権は当然尊重する。人間性はまた別の次元の評価。ただし仕事、業務においては、常に客観視してその行為の評価を行うこと。相手が上司であろうが部下であろうが関係なく評価する」ということです。
・事業者の運営本部が児童クラブ施設を点検する。特にトイレや、こどもと職員が日常的に着替えをする場所などに、カメラが隠されていないかどうか、点検確認日時を伏せたまま抜き打ちで実施する。
・こどもに緊急アンケートを行う。結果は未開封のまま、クラブではなく運営本部が回収する。あるいは保護者からアプリで本部宛てに送信してもらう。内容は、「嫌な目にあったことがあるか」「突然撮影されたことがあったか」というようなもの。「こどものことは、こどもに聞け」の鉄則からすると、こども緊急アンケートは必須です。
・こどもの様子を撮影するためにカメラ等を使うにあたっての内規、規定の整備とその徹底。
・早期発見行動に含まれるが、職員の単独行動の防止。行為は1人でおこなっても行為をしている状況を他の職員が常に確認できる状況になるように普段の業務を行う。それが困難な場所や時間帯があるなら直ちに監視カメラを設置して状況を録画録音しておく。
なお、こども家庭庁は、いわゆる日本版DBS制度に関して、監視カメラの積極的利用を打ち出しました。記事を引用します。ヤフーニュースにに2025年6月30日19時47分に配信された、読売新聞オンラインの「子どもへの性暴力の未然防止、防犯カメラの活用「有効」…日本版DBS運用へ素案を大筋了承」との見出しの記事です。
「来年12月に予定されている「こども性暴力防止法」の施行に向け、同法の運用指針を議論しているこども家庭庁の検討会は30日、防犯カメラの活用が盗撮などの性暴力の未然防止に有効だとの考えを示した中間とりまとめ素案を大筋で了承した。」
「防犯カメラの活用は、性暴力の抑止につながるほか、疑いが生じた場合に適切な事実確認を行うことで従業員をトラブルから守ることができるとし、中間とりまとめ素案に盛り込んだ。その際、子どものプライバシーや現場を萎縮(いしゅく)させないための配慮として、子どもや保護者と事業者の間で運用ルールを協議するよう求める。」(引用ここまで)
まさに報じられた通りですが、運営支援から1点、懸念を表明しますと、その防犯カメラの設置が盗撮を企図する者に悪用されない仕組みが必要です。確かに、根拠のない性善説が支配することが多い児童クラブの現場では、カメラに常時撮影されていることで「あーあ、私は信頼されていないんだ」という、私(萩原)に言わせれば「なにを意味不明なことをわめているのだ?」ということが普通にまかり通るので、現場を委縮させない配慮が必要だということは、まあ、分かります。本来は「正しい仕事をしているのだからカメラで撮影されていても、なんら問題ないけれどね」であるはずなんですがね。
懸念は、そのカメラの管理運用は当然、現場職員に委ねられることになるので、そこに悪用される余地が生じるということです。現に一般的な盗撮事案でカメラがトイレや更衣室に置かれていたときに「犯罪防止の目的で」と被疑者が言い訳として説明するのは珍しいことではありません。どのような目的であれ児童クラブ内に設置されたカメラの映像は、常にオンラインで運営本部や事務局のサーバーに録画されるとか、記憶媒体の内容は運営本部等が定期的に確実に確認することが、必ず求められるでしょう。
とにかくいま、世間の興味関心が盗撮事案に向けられているこの状況で、盗撮行為が発覚して児童クラブ業界のイメージと信頼をさらに失墜させるようなことは起こしてはなりません。残念ながら、こんなに相次いであちこちで盗撮事案が過去から現在に至るまで発覚しているということは、日本のどこかの児童クラブで盗撮行為が今もひそかに行われているものと、私は考えます。人間は誰もが聖人君子ではありません。であればこそ、盗撮行為が行われているなら直ちにあぶりだして厳正なる捜査を行ってもらって自らを正すことが必要で、それがあれば「ひどいけれど、ちゃんとしっかりやっていこうという考えはあるんだな」との理解は、少なくともその児童クラブ事業者については得られるでしょう。また、ひそかに行われている盗撮を「こりゃ見つかりそうだ、やめておこう」と盗撮行為の続行を抑止することができるでしょう。
児童クラブの盗撮撲滅、今こそやるしかありません。「誰に調べてもらえば良いのか、どうすれば良いのか」というお悩みがあれば、ばもちろん弊会が取り組みのお手伝いを、助太刀をいたします。お気軽にご相談ください。
(お知らせ)
<新着情報!> 2025年6月から放課後児童クラブ(学童保育所)の新規設立と日本版DBS制度への対応に際してご相談者様、ご依頼者様からのニーズに万全対応を期すべく「イオリツ行政書士事務所」(佐久間彩子代表)と、業務上において連携することと致しました。
弊会に寄せられた児童クラブ新規設立のご相談、ご要望に際しては、児童クラブ全般の説明や業務設定の支援を弊会にて行い、クラブ設立に関する具体的な相談や手続きにつきましては、イオリツ行政書士事務所にて対応となります。また、日本版DBS制度につきましては、弊会は事業者の労務関係面の対応助言や必要規程の整備を担当し、イオリツ行政書士事務所が制度の説明や、認定事業者を得るための具体的な手続きの説明や代行面を担当いたします。
佐久間氏は、「日本一、学童保育に詳しい行政書士を目指す」として2025年度から事業を開始された気鋭の行政書士です。児童クラブに関しても豊富な知識を有しており、また実際に保護者運営系の児童クラブの利用者であり運営にも関わっておられるので、児童クラブに関する業務についてはまさに最適任です。
児童クラブの新規設立や運営主体の変更の手続き、また日本版DBS制度の全般的な相談には、ぜひとも「イオリツ行政書士事務所」まで、お問い合わせいただけますと幸いです。
「イオリツ行政書士事務所」(https://office-iolite.com/)
代表者:佐久間 彩子(さくま あやこ)
所在地:〒231-0048 神奈川県横浜市中区蓬莱町2-6-3 KOYO関内ビル406
もちろん、イオリツ行政書士事務所は日本版DBS制度についてきめ細やかな事業者様のサポートが可能です。
・認定取得に向けた申請書類の整備/相談
・導入/管理体制の構築、運用のサポート
・職員/保護者向けの説明サポート
・制度や法令に関する最新情報の提供
・就業規則等の整備、労務関係面の対応助言(弊会も連携して対応いたします)
日本版DBS制度についてのご相談は、弊会並びにイオリツ行政書士事務所まで、ぜひご相談ください。(https://dbs.office-iolite.com/)
※新着情報はここまで。「お得情報」が下にあります!
〇弊会は、次の点を大事に日々の活動に取り組んでいます。
(1)放課後児童クラブで働く職員、従事者の雇用労働条件の改善。「学童で働いた、安心して家庭をもうけて子どもも育てられる」を実現することです。
(2)子どもが児童クラブでその最善の利益を保障されて過ごすこと。そのためにこそ、質の高い人材が児童クラブで働くことが必要で、それには雇用労働条件が改善されることが不可欠です。
(3)保護者が安心して子育てと仕事や介護、育児、看護などができるために便利な放課後児童クラブを増やすこと。保護者が時々、リラックスして休息するために子どもを児童クラブに行かせてもいいのです。保護者の健康で安定した生活を支える児童クラブが増えてほしいと願います。
(4)地域社会の発展に尽くす放課後児童クラブを実現すること。市区町村にとって、人口の安定や地域社会の維持のために必要な子育て支援。その中核的な存在として児童クラブを活用することを提言しています。
(5)豊かな社会、国力の安定のために必要な児童クラブが増えることを目指します。人々が安心して過ごせる社会インフラとしての放課後児童クラブが充実すれば、社会が安定します。経済や文化的な活動も安心して子育て世帯が取り組めます。それは社会の安定となり、ひいては国家の安定、国力の増進にもつながるでしょう。
放課後児童クラブ(学童保育所)の運営支援は、こどもまんなか社会に欠かせない、あらゆる児童クラブを応援しています。
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弊会代表萩原ですが、2024年に行われた第56回社会保険労務士試験に合格しました。これから所定の研修を経て2025年秋に社会保険労務士として登録します。登録の暁には、「日本で最も放課後児童クラブに詳しい社会保険労務士」として活動できるよう精進して参ります。皆様にはぜひお気軽にご依頼、ご用命ください。また、今時点でも、児童クラブにおける制度の説明や児童クラブにおける労務管理についての講演、セミナー、アドバイス、メディア対応が可能です。ぜひご連絡ください。
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放課後児童クラブについて、萩原なりの意見をまとめた本が、2024年7月20日に寿郎社(札幌市)さんから出版されました。本のタイトルは、「知られざる〈学童保育〉の世界 問題だらけの社会インフラ」です。(わたしの目を通してみてきた)児童クラブの現実をありのままに伝え、苦労する職員、保護者、そして子どものことを伝えたく、私は本を書きました。学童に入って困らないためにどうすればいい? 小1の壁を回避する方法は?どうしたら低賃金から抜け出せる?難しい問題に私なりに答えを示している本です。それも、児童クラブがもっともっとよりよくなるために活動する「運営支援」の一つの手段です。どうかぜひ、1人でも多くの人に、本を手に取っていただきたいと願っております。注文はぜひ、萩原まで直接お寄せください。書店購入より1冊100円、お得に購入できます!大口注文、大歓迎です。
さらに運営支援からの書籍第2弾として、放課後児童クラブを舞台にした小説「がくどう、序」を発売しました。埼玉県内の、とある町の学童保育所に就職した新人支援員が次々に出会う出来事、難問と、児童クラブに関わる人たちの人間模様を、なかなか世間に知られていない放課後児童クラブの運営の実態や制度を背景に描く小説です。新人職員の成長ストーリーであり、人間ドラマであり、児童クラブの制度の問題点を訴える社会性も備えた、ボリュームたっぷりの小説です。もちろんフィクションですが、リアリティを越えたフィクションと、自信を持って送り出す作品です。残念ながら、子どもたちの生き生きと遊ぶ姿や様子を丹念に描いたハートフルな作品ではありません。大人も放課後児童クラブで育っていくことをテーマにしていて、さらに児童クラブの運営の実態を描くテーマでの小説です。児童クラブの運営に密接にかかわった筆者だからこそ描ける「学童小説」です。ドラマや映画、漫画の原作にも十分たえられる素材だと確信しています。
この2冊で、放課後児童クラブの世界をかなり知ることができると運営支援は自負しています。いわゆる日本版DBS制度において、放課後児童クラブと関わりができるであろう弁護士や社会保険労務士、行政書士といった各士業の方々には、放課後児童クラブの世界を知るにはうってつけの書籍となっています。他の業種、業態とかなり異なる、ある意味で異質の業界である児童クラブについて知ることができる、運営支援からの2冊を士業の方々には、ぜひご活用ください。
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「あい和学童クラブ運営法人」は、学童保育の事業運営をサポートします。リスクマネジメント、クライシスコントロールの重要性をお伝え出来ます。子育て支援と学童保育の運営者の方、そして行政の子育て支援と学童保育担当者の方、議員の方々、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る場所づくりのために、一緒に考えていきましょう。セミナー、勉強会の講師にぜひお声がけください。個別の事業者運営の支援、フォローも可能です、ぜひご相談ください。
☆(お得情報!)
(放課後児童クラブのエアコン機器の点検と清掃を考えている方に朗報です。弊会をバックアップしてくれている、埼玉県上尾市の「SVシステム株式会社」(埼玉県上尾市の電気・空調設備施工管理会社|点検・修理・メンテナンス|SVシステム株式会社)が、「児童クラブ限定」で、格安にエアコン機器の点検と清掃を承ります。埼玉県や上尾市に比較的近い地域であれば県外でもお伺いできます。見積はもちろん無料です。技術者のスキルは超一流。私が以前、児童クラブ運営事業者だったときからの長いお付き合いです。弊会お問い合わせメールで連絡先をお送りいただければSVシステム社に転送いたします。直接のご連絡も、もちろん大丈夫です。夏前にぜひ、エアコンの点検を!)
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(ここまで、このブログをお読みいただきありがとうございました。少しでも共感できる部分がありましたら、ツイッターで萩原和也のフォローをお願いします。フェイスブックのあい和学童クラブ運営法人のページのフォロワーになっていただけますと、この上ない幸いです。よろしくお願いいたします。ご意見ご感想も、お問合せフォームからお寄せください。出典が明記されていれば引用は自由になさってください。)