3分30秒で読めます! 運営支援ブログ&社労士ブログの短縮版(2026年1月4日~1月11日)

 「一般社団法人あい和学童クラブ運営法人」と「あい和社会保険労務士事務所」では、それぞれ「運営支援ブログ」と「社労士ブログ」で、放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)全般に関して提言や意見を行っています。2026年1月4日から1月11日までに掲載した両ブログ(運営支援ブログ、社労士ブログ)の内容をご紹介します。興味がそそられるテーマがございましたら、ぜひその日のブログをご高覧ください。

※基本的に運営支援ブログと社労士ブログでは、学童保育所について「放課後児童クラブ」(略して児童クラブ、クラブ)と記載しています。放課後児童クラブはおおむね学童保育所(ただし放課後児童健全育成事業を行っている施設に限る)と同じです。

・三重県の放課後児童クラブで昼食として提供された仕出し弁当を食べたこどもと職員が食中毒になりました。昼食提供時代の児童クラブに即した安全管理マニュアル、昼食提供マニュアルが必要です。「昼食提供における安全衛生管理マニュアルの整備」「昼食提供による健康被害発生時における危機対応マニュアルの整備」が必要だ、ということです。前者が安全管理、危機管理つまりリスクマネジメントで後者は危機対応、つまりクライシスコントロールです。(1月5日掲載・運営支援ブログ)

・令和7年版の放課後児童クラブ実施状況についての概要報告の3回目です。今回は、放課後児童クラブの中核的な事業である「育成支援」の質の良しあしを左右すると考えられる常勤職員の配置の状況を確認していきましょう。要は「常勤職員の配置が少ない自治体はアカンで」ということです。では、令和7年の実施状況を見てほしいのですが、相変わらずひどい状況です。ここでは都道府県と、指定都市、中核市で、常勤職員の配置の割合が高い、低いのそれぞれ5番目まで抽出して紹介します。(1月6日掲載・運営支援ブログ)

・令和7年版の放課後児童クラブ実施状況についての概要報告の4回目です。保護者の社会経済活動を支える社会インフラとしての放課後児童クラブとしては欠かせない利便性と、児童福祉としての児童クラブの性格に関わる調査項目の結果を紹介していきましょう。利用料や減免制度などです。最も多い利用料金帯は4,000~6,000円未満で全体の4分の1であることが分かります。しかしこの帯のクラブはかなり減って、その1つ下の利用料金帯と、1つ上の利用料金帯が増えています。こども家庭庁には「利用料金の変動の理由」を「下げる場合」「上げる場合」に分けて同時に調査項目に付け加えていただきたいですね。10,000円を超える利用料金帯は、16,000~18,000円未満の利用料金帯を除いて増えています。この理由を知りたいですね。(1月7日掲載・運営支援ブログ)

・令和7年版の放課後児童クラブ実施状況についての概要報告の5回目です。今回は、保護者の立場からは重要な使い勝手、何時まで児童クラブを利用できるのか、といった面を中心に、その他の調査結果を紹介します。長期休業期間中の児童受入時刻については、早くなる方が良いに決まっています。午前7時台から児童を受け入れるのはもはや当然の時代と言えます。早く児童クラブが開けばそれだけ保護者には余裕ができます。早く出勤していただいて仕事をばっちりやってもらって早くお迎えに来ていただく、という時代になればいいですね。「早く開所してしまうとそれだけこどもが親と一緒に過ごす時間が減る。こどもは家庭にいたいはず」という意見は常に児童クラブ界隈から出てきますが、自分たちの仕事の専門性を棚に上げた、恥ずべき考え方です。(1月8日掲載・運営支援ブログ)

・令和7年版の放課後児童クラブ実施状況についての概要報告の6回目です。児童クラブを運営する担い手は、もうすっかり株式会社になりました。いまや児童クラブは企業(正式には広域展開事業者ですが)運営が当たり前で、それらが収益を上げる手段として児童クラブ運営が利用されているのだ、という認識のもと、「こどもと職員に優れた児童クラブであるためには?」を考えるべきです。情報公開を徹底させるとか、賃金条項付きの公契約条例を厳しく守らせるとか、手法はいろいろあるでしょう。仕様書、契約書で児童クラブ職員の賃金に高い下駄をはかせるのも良いでしょう。予算の中で一番節約されて利益に転嫁されやすいのは人件費部分ですから、職員の雇用について欠員は許さないと自治体が態度を明確にすれば、広域展開事業者であっても高い賃金を提示して職員を集めて雇用せざるを得ません。要は、国や行政、議会が、「運営する団体はどうあれ、質の高い児童クラブを目指してほしい。ついては、このようなルールを守ってもらう」と示せばよいだけの話です。(1月9日掲載・運営支援ブログ)

・運営支援は再び厳しいことを言わねばなりません。「日本版DBS制度で示されている特定の性犯罪の犯罪事実がある人で児童クラブでいま、働いている人は、他の業界への転身、転職を本気で考えて実行した方が良い。残酷なようですが、それがあなたの人生を安定に過ごすためには必要です」ということです。児童クラブは実のところ、過去に知られたくない前科や前歴がある人が再起を目指して働くチャンスを得やすい場所であったのです。そして、日本版DBS制度の対象となる人が職を得ていても不思議ではない児童クラブが、日本版DBS制度の認定事業者となったあかつきには、そうした「過去にあった」人たちがあぶりだされて事実上排除されることになる、ということです。(1月10日掲載・運営支援ブログ)

※更新! 放課後児童クラブに興味関心のある専門職同士で交流し、意見交換し、情報共有する場として、(仮称)「学童保育が好きな士業の会」を立ち上げました。2026年1月9日に、第1回目の集いを行いました。参加者は4人でした。今後も随時、集いを開催していきますので、ぜひゆる~く、参加してみてください。集いはオンラインでzoom利用、顔出しでの参加が条件となります。今後の集いに参加ご希望の方は、萩原までメール(info@aiwagakudou.com)か、X(ツイッター)でのダイレクトメールでお知らせください。開催日までに、参加用URLをお伝えいたします。

〇2024年3月19日から始めた全国放課後児童クラブデータベースですが、最後となる埼玉県蕨市まで到達し、1巡目が終了しました。2025年9月から2巡目に突入しています。2巡目の確認事項は特設ページで順次、掲載していきます。また、2巡目の調査で新たに確認したデータは、1巡目の投稿記事に反映させていきます。更新頻度がかなり遅くなっていますが、2026年1月10日時点で、「長崎県諫早市」まで進んでいます。

※ここまで3分半!
(お知らせ)
〇弊会は、次の点を大事に日々の活動に取り組んでいます。
(1)放課後児童クラブで働く職員、従事者の雇用労働条件の改善。「学童で働いた、安心して家庭をもうけて子どもも育てられる」を実現することです。
(2)子どもが児童クラブでその最善の利益を保障されて過ごすこと。そのためにこそ、質の高い人材が児童クラブで働くことが必要で、それには雇用労働条件が改善されることが不可欠です。
(3)保護者が安心して子育てと仕事や介護、育児、看護などができるために便利な放課後児童クラブを増やすこと。保護者が時々、リラックスして休息するために子どもを児童クラブに行かせてもいいのです。保護者の健康で安定した生活を支える児童クラブが増えてほしいと願います。
(4)地域社会の発展に尽くす放課後児童クラブを実現すること。市区町村にとって、人口の安定や地域社会の維持のために必要な子育て支援。その中核的な存在として児童クラブを活用することを提言しています。
(5)人々が安心して過ごせる社会インフラとしての放課後児童クラブが充実すれば社会が安定します。経済や文化的な活動も安心して子育て世帯が取り組めます。それは社会の安定となり、ひいては国家の安定、国力の増進にもつながるでしょう。
 放課後児童クラブ(学童保育所)の運営支援は、こどもまんなか社会に欠かせない、あらゆる児童クラブを応援しています。

 運営支援からの書籍第2弾として、放課後児童クラブを舞台にした小説「がくどう、序」を発売しました。埼玉県内の、とある町の学童保育所に就職した新人支援員が次々に出会う出来事、難問と、児童クラブに関わる人たちの人間模様を、なかなか世間に知られていない放課後児童クラブの運営の実態や制度を背景に描く小説です。新人職員の成長ストーリーであり、人間ドラマであり、児童クラブの制度の問題点を訴える社会性も備えた、ボリュームたっぷりの小説です。もちろんフィクションですが、リアリティを越えたフィクションと、自信を持って送り出す作品です。残念ながら、子どもたちの生き生きと遊ぶ姿や様子を丹念に描いたハートフルな作品ではありません。大人も放課後児童クラブで育っていくことをテーマにしていて、さらに児童クラブの運営の実態を描くテーマでの小説です。児童クラブの運営に密接にかかわった筆者だからこそ描ける「学童小説」です。ドラマや映画、漫画の原作にも十分たえられる素材だと確信しています。ぜひ手に取ってみてください! (https://amzn.asia/d/3r2KIzc
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※「放課後児童クラブ(学童保育所」)用語辞典・運営支援版の掲載を始めました。運営支援の独断と偏見による、運営支援流の「児童クラブの業界でよく使われることば」の紹介です。「児童クラブでのあそび」について現場の支援員や保護者の皆様からの投稿をお待ちしています。弊会までメールでお送りください。
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※当運営支援ブログにも時々登場する、名古屋の弁護士、鈴木愛子氏による「子どもが行きたい学童保育」(高文研)が発売されました。放課後児童クラブのあり方とその価値、本質が、具体的な事例に基づいて紹介されています。放課後児童クラブ、学童保育に関わるすべての方に読んでいただきたい、素晴らしい本です。とりわけ行政パーソンや議員の方々には必読と、わたくし萩原は断言します。この運営支援ブログを探してたどり着いた方々は、多かれ少なかれ児童クラブに興味関心がある方でしょう。であれば、「子どもが行きたい学童保育」をぜひ、お求めください。本には、児童クラブに詳しい専門家の間宮静香氏、安部芳絵氏のこれまた的確な解説も併せて収録されています。本当に「どえりゃー学童本」が誕生しました!
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※New! いわゆる日本版DBS制度を専門分野の1つとして事業者の取り組みを支えたいと事業活動を始めた新進気鋭の行政書士さんをご紹介します。「行政書士窪田法務事務所」の窪田洋之さんです。なんと、事務所がわたくしと同じ町内でして、わたくしの自宅から徒歩5分程度に事務所を構えられておられるという奇跡的なご縁です。窪田さんは、日本版DBS制度の認定支援とIT・AI活用サポートを中心に、幅広く事業所の活動を支えていくとのことです。「子どもを守り、あなあたの事業も守る。」と名刺に記載されていて、とても心強いです。ぜひ、ご相談されてみてはいかがでしょうか。お問い合わせは「日本版DBS導入支援センター | 行政書士窪田法務事務所」へどうぞ。

 「あい和学童クラブ運営法人」は、学童保育の事業運営をサポートします。リスクマネジメント、クライシスコントロールの重要性をお伝え出来ます。子育て支援と学童保育の運営者の方、そして行政の子育て支援と学童保育担当者の方、議員の方々、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る場所づくりのために、一緒に考えていきましょう。セミナー、勉強会の講師にぜひお声がけください。個別の事業者運営の支援、フォローも可能です、ぜひご相談ください。

「あい和社会保険労務士事務所」は、放課後児童クラブ事業者様の経営の改善、事業運営の効率化、また児童クラブで働く人たちや運営に関わる保護者(会)の雇用労働条件や運営ノウハウのより良い改善のために、専門的な見地で助言、アドバイスを行います。また、中小企業様の労務関係の改善にご尽力いたします。児童クラブの方、埼玉県内の中小企業の方はぜひとも顧問契約をご検討ください。

(ここまで、よくぞこの大変長いブログをお読みいただき誠にありがとうございました。少しでも共感できる部分がありましたら、ツイッターで萩原和也のフォローをお願いします。フェイスブックのあい和学童クラブ運営法人のページのフォロワーになっていただけますと、この上ない幸いです。よろしくお願いいたします。ご意見ご感想も、お問合せフォームからお寄せください。出典が明記されていれば引用は自由になさってください。この運営支援ブログも投稿記事数が1,200を超えました。選りすぐりの投稿を出版してくださる出版社さん、どこかにいらっしゃいませんかね。マニアックなブログですが連日、数百から1,000前後の閲覧はありますよ!)

投稿者プロフィール

萩原和也