結構、お安くできる、ちょっとぜいたく気分のビーフシチューです。
放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)運営者と働く職員をサポートする「あい和学童クラブ運営法人」代表の萩原和也です。放課後児童クラブを舞台にした人間ドラマ小説「がくどう、 序」が、アマゾン (https://amzn.asia/d/3r2KIzc)で発売中です。ぜひ手に取ってみてください! 「ただ、こどもが好き」だからと児童クラブに就職した新人職員の苦闘と成長、保護者の子育ての現実を描く成長ストーリーです。お読みいただけたら、アマゾンの販売ページに星を付けていただけますでしょうか。そして感想をネットやSNSに投稿してください! 最終目標は映像化です。学童の世界をもっと世間に知らせたい、それだけが願いです。ぜひドラマ、映画、漫画にしてください!
いままで激安材料で作るパスタと、1回だけスープ、肉じゃが、激安で胃薬替わりにもなる食材、そして醤油味のきんぴらごぼうと雑煮を紹介してきました。今回は、お安い材料で作るビーフシチューです。見た目はもう完全なごちそう気分。おめでたい日にどうぞ。
<ビーフシチューはやっぱりビーフで!>
冬はシチューがいいですよね。萩原家ではクリスマスに、ビーフシチューを作ることが多いです。2025年の12月24日も、ビーフシチューを作りましたよ。あと、バゲット(長いパンね)をガーリックバターで添えて、すこしだけ欧州気分で過ごしました。さてビーフシチューですが安い材料をそろえて切って煮込むだけ。本当に簡単です。それで見た目、リッチになれそうですからお勧めです。
材料はつぎのとおり。
牛すね肉:オージービーフやアメリカの牛肉で十分ですし、国産牛を使ってももちろんいいです。オージーや米国牛なら100グラム200円以下で買えます。国産牛でも100グラム250円ぐらいです。量は好きなだけ。
玉ねぎ:好きなだけ。大きく切るだけ。簡単です。
にんじん:好きなだけ。大きく切りましょう。
油:オリーブオイルが良いでしょう。ですがサラダ油だって問題なし。
シナモン:皮です。パウダーではなくて。これは欲しいです。業務スーパーで売っています。5本ぐらい入って300円しないので買って常備しておくといいですよ。カレーに使えます。
赤ワイン:煮込むときに入れます。やっすいやつで十分。
ローリエの葉っぱ:煮込むときにいれますが無くてもOK。
シチューミクス:どのメーカーのどの商品でも。安いので十分。わたくし萩原はヱスビー食品のものが好きですが業務スーパーのビーフシチュー(ハチ食品製造)でもグリコでもハウスでもなんでもどうぞ。
<つくりかた>
すね肉は、なるべく大きく切りましょう。大きいと煮込むのに時間がかかるので切り込みを入れておけばよし。自分の「げんこつ」ぐらい大きいと見た目、豪華になります。煮込むので、ホロホロに柔らかくなります。
玉ねぎも大きめに。煮込むので、小さいと溶けて消えますがそれでもよし。うま味がたっぷりのシチューソースになるだけですものね。にんじんも、大人の手の指ぐらいの太さでとても柔らかくなります。
大き目の鍋にシナモン、オリーブオイル(ポマース交じりでももちろんOK。サラダ油でもOK)を熱して、大きめに切った玉ねぎと、にんじんを入れて炒めます。玉ねぎがしんなりするぐらい。
次に牛すね肉を投入して表面の色が焼けて変わるまで炒めます。ごろんごろんと鍋の中で転がすので力が要りますよ。
ほいたらね、水を入れましょう。シチューミクスの箱には水の分量が書いてあります。8皿ですと1000ミリリットルが定番ですが、家族で食べる分だけ入れればいいんです。ただ多めに作って煮込むといいですよ。煮れば煮るほどおいしくなります。水と一緒に赤ワインを、ガラスのコップ半分ぐらい一緒に入れましょう。120ミリリットルぐらいでしょうか。あれば、ローリエの葉を入れて、煮ましょう。
最初は強火で沸騰させ、あくをとりつつ、超弱火にして、せめて2時間は、煮込みましょう。3時間煮込めると完璧ですね。水がどんどん蒸発しますので時々水を足しましょう。あと、鍋をかきまぜて、底に焦げ付かないようにしましょう。
もし、もっとコクが欲しければ「ダシダ」を小さじ1杯ほど加えてくださいませ。
もう、それだけです。切って少しだけ焼いて、ひたすら煮込むだけ。それでもう、完成です。牛のすね肉が安いときにドン!と買って、巨大なサイズで煮込むと、とても見た目がゴージャスなビーフシチューが完成しますよ。牛ももブロックは脂分が少ないので、牛すね肉のほうが良いです。トロットロに舌の上でとろける味わいがたまりませんの。
ディナーで食べて、翌朝はパンに付けながら食べるとか、ごはんにかけてハヤシライス風にするとか、ゆでたパスタにかけても良いです。夏場でもおいしいんですが、いたみやすいので冬は安心ですね。
(おわり)

