こども家庭庁から、夏の放課後児童クラブ(学童保育所)の安全管理徹底について通知が出ました。改めて確認しておこう。

 放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)運営者をサポートする「運営支援」を行っている「あい和学童クラブ運営法人」代表の萩原和也です。放課後児童クラブを舞台に、新人職員の苦闘と成長、保護者の子育ての現実を描く、成長ストーリーであり人間ドラマ小説「がくどう、 序」を書きました。アマゾンのみで発売中です。ぜひ手に取ってみてください! (https://amzn.asia/d/3r2KIzc) お読みいただけたら、アマゾンの販売ページに星を付けていただけますでしょうか。そして感想をネットやSNSに投稿してください! 最終目標は映像化です。学童の世界をもっと世間に知らせたい、それだけが願いです。ぜひドラマ、映画、漫画にしてください!
 こども家庭庁が、小学校の夏季休業期間を前に、安全管理を徹底することを求める通知を出しましたので、その内容を紹介します。児童クラブ事業者の運営に携わる者はその内容を熟知して徹底しましょう。現場で育成支援に従事する方は実践しましょう。そして保護者さんにもぜひとも知っていただいて、利用するクラブに安全管理についてどんどん尋ねてみましょう。
 (※基本的に運営支援ブログでは、学童保育所について「放課後児童クラブ」(略して児童クラブ、クラブ)と記載しています。放課後児童クラブはおおむね学童保育所と同じです。)

<通知の内容>
 通知は「放課後児童クラブにおける夏季休暇中の安全管理の徹底について」と題するもので令和7年7月2日に、こども家庭庁成育局成育環境課から自治体の児童クラブ担当に発出されたものです。しっかりしている市区町村の児童クラブ担当なら、その通知ごと児童クラブ事業者に回してくるでしょう。(https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/69799c33-85cb-44f6-8c70-08ed3a292ab5/e53bff53/20250702_policies_kosodateshien_houkago-jidou_64.pdf
 わたくしは、放課後行財政学を提唱・実践している雑木林琢磨氏がSNSにアップロードしたものを確認しました。雑木林氏は行政が出す通知をすぐにアップロードしてくれるのでとても頼りになります。通知に記された各項目を抜き出します。
(1)基準に基づいた安全計画、マニュアル等の策定について
(2)プール活動や水遊びについて
(3)熱中症の予防について
(4)食中毒等の予防について

 <項目ごとに運営支援から一言>
(1)の、「基準に基づいた安全計画、マニュアル等の策定について」です。まず「安全計画」は法令によって策定が義務となっています。安全計画を策定していない児童クラブで、万が一、児童クラブの適切な対応がなされなかったがゆえに、こどもが死傷する事故が起きた時、安全計画があれば児童クラブ側が適切な対応をすることが円滑に実施できて深刻な被害を防ぐことができたと判断される場合は、児童クラブ側には各種責任を負うことになります。法令を無視したことの結果は、そういうことです。そんな法的責任うんぬんを考えるより、「こどもをまもりたい」と思うなら、安全計画をしっかり策定することです。単純なことです。
 安全計画は必ず策定せねばなりませんが、どちらかといえば背骨みたいなもの、ありていに言えば「机上のプラン」で、それを起点に具体的な、「こういうときには、どうすればいい」を記した各種マニュアルこそ、運営支援は最も重要視します。今回の通知はマニュアルについて次のように記しています。
「戸外活動をはじめとする重大事故につながりうる場面を想定し、事故・ケガ発生時等の対応マニュアルの策定状況・内容について把握いただき、必要に応じて助言・指導を行っていただきますようお願いします。」
 市区町村が児童クラブ側に助言や指導をしなさいよ、という内容です。いわゆる安全管理マニュアル、事故対応マニュアルのような、具体的な行動を記してあるマニュアルこそ、いざというときに頼りとなるものです。

 夏休みを前に、各種のマニュアルを確認しましょう。また、通知には熱中症や食中毒が項目として挙げられていますが、もちろん熱中症や食中毒の対応を記したマニュアルは必須です。ない? すぐ作りましょう。インターネット検索で、どこかの地域や事業者が作成して公表しているものを見つけて参考とするのでも良いので、すぐに作って全職員に周知徹底しましょう。その気になれば夏休みが始まるまでの2週間ちょっとで、やれます。

(2)の、「プール活動や水遊びについて」です。4つの項目の中で最も文章量が多い、ボリュームが多いのがこの項目です。それは通知に「プール活動や水遊びは重大事故につながる可能性がある」と記されていることに尽きます。そもそもこの通知そのものが、2023年夏に滋賀県長浜市で起きた児童クラブのプール活動中に起きた死亡事案を受けて緊急にこども家庭庁が出した「放課後児童クラブにおける安全管理の徹底について」(令和5年7月27日付)が出発点と言えるのですから、プール活動や水遊びについて徹底的に注意喚起をすることは当然です。
 通知には「プール活動や水遊びを行う場合は、監視体制、職員研修、児童への安全指導、緊急事態への対応(連絡体制やAEDの所在確認等を含む)等に関するマニュアル等を作成する必要がある。」と記載されています。さらりと書かれていますが、児童クラブの総合的な運営能力が求められます。夏休み直前に付け焼刃で対応できるものではなく普段からの取り組み、研修による安全管理意識の醸成が必要ですが、それでも、夏休み前にこの点について総点検する意味は大いにあります。
 「プール活動に参加する児童の泳力や心身等の状況を事前に把握することが求められる。またプール活動中も熱中症の恐れがあることを職員が理解し、予防対策を講じることが求められる。」とあります。プール活動中は意外に汗をかくので脱水症状になりやすいと、よく言われています。
 プール遊びでは気になるニュースがありました。北海道の幼稚園で、プール遊びをしていた3歳児が溺れて一時意識不明になった、と報道されたものです。一連の報道の中で、HBC北海道放送の記事で、溺れたのではなくて転倒した可能性がある、と伝えられました。何らかの要因で意識を失ってプール内で転倒したことがきっかけになったとする記事です。
 これもまた、児童クラブでの水遊びの際は注意が必要ですね。とにかく、楽しくてはしゃぎまわるのがこどもたちですから、足を滑らせて転倒することがあるでしょうし、押し合いっこして転んでしまうこともあるでしょう。川遊びはとくに転びやすい。水深がたとえ数センチでも、口と鼻が水面下にあれば人間は溺死します。また、体調がよくなくて急にふっと意識が遠のいて転倒することもありえます。水遊びをするときは、状況を把握、監視する大人の人数を十分にそろえましょう。大人の人数がそろわないときは、水遊びは絶対に行わないことです。

(3)の、「熱中症の予防について」です。通知では実にそっけなく、短い文章です。しかしながら、熱中症は児童クラブに置いて絶対に発生させてはなりません。こどもも、職員も、あるいは所外活動でボランティア参加する保護者においても、です。極めて重要なことですが通知は実にそっけないのが運営支援は大いに不満です。
 「熱中症予防の普及啓発・注意喚起を行う等、対策に万全を期すようにしてください」とありますが、それは当然であって、せっかく通知を出すのでしたら、具体的にどのような普及啓発、注意喚起を行うのか例示してほしいところですね。
 児童クラブは空調機器が備わっているので室内であれば熱中症は通常は起こらないはずだ、とこども家庭庁は考えているのでしょうか? であれば、現場の実態を知らないということを自白しているようなものです。都内にある、よほど設備の整った児童クラブしか見ていないのでしょう。
 エアコンが古い、台数が足りない、施設が古いので外の熱気がどんどん施設内に侵入してくる、大規模状態でこどもの人数が多いのでエアコンをフルパワーにしても室温が下がらない、そういう現実を知っていれば、たった数行のそっけない通知内容にはならないはずです。
 事業者の熱中症対策が罰則付きで強化されたことは運営支援ブログで何度も取り上げています。確かに児童クラブは通常、室内で過ごすことが多いので、罰則が適用される事業者とは直ちにならないだろうと、こども家庭庁は考えているのかもしれません。頼りになりませんので、ここは児童クラブ側がしっかりと自分たちで熱中症からこどもと職員を守るための行動が必要です。私(萩原)は、室温の様子を定期的に測定するよう何度も運営支援ブログに書いていますが、それはつまり、実態のデータを得ることで、児童クラブも罰則が適用される事業者と同じ条件にある可能性を事実として示すことが必要だと考えているからです。「エアコンがあるから室温28度を超えるはずがない」とお役所が考えているとしたら、「それは事実と異なります。事実はこの測定結果通り、こどもの人数が30人を超えたら室温は常に30度を超えています」などとデータとして突きつけることができるからです。
 「暑い。エアコンが効かない」などと、単に愚痴を言う、文句を言うだけでは、児童クラブ側が無能です。エアコンによる空調能力を強化することが必要だというデータを収集してそれをもとに行政と交渉することが大事です。文句を言う、愚痴を垂れる前に、事実を客観視できる資料を集めてください。それがこどもと職員を守ることにつながります。

(4)の、「食中毒等の予防について」は、児童クラブ事業者であればとうの昔から夏場には特に留意していることでしょう。家庭から持参の弁当だけでなく、外部の業者から届けられる弁当等を昼食として食べることも増えています。届いた弁当の保管も含めて、改めて衛生面での取り組みを確認しましょう。通知には「安全や衛生に配慮した適切な管理を行うようにしてください。また、食物アレルギー、誤嚥等に注意することも求められます」とあります。食中毒だではなくてアレルギー対応、誤嚥、食物による窒息事故も「絶対に」防がねばならないという強い意識を持って、昼食と、おやつの時間を適切に管理するよう児童クラブ側は留意しましょう。
 夏休み前には、医療従事者を招いて食中毒、熱中症などの対応、対策についてレクチャーを受けることです。毎年行いましょう。

<夏休み中の悲劇を防ぐ>
 通知の最後の部分には「安全対策に関する助言を行い、こどもや職員の安全が確保できないと判断される場合には、中止するようお願いします。」と、国は自治体に要請しています。それはそのまま児童クラブ事業者に伝えられるでしょう。当たり前ですが、こどもと職員の生命身体を守ること、死なないこと、後遺症が残るような重篤な傷害、けがを負わないことです。どんなにこどもが楽しくても、誰かが悲劇に見舞われたら、それは取り返しのつかない敗北です。

 しかし、運営支援はあえていいます。「こどもと職員を守る。それは絶対視される。しかしそれが、児童クラブ本来の活動を阻害するようなことはあってはならない」と。こういうことです。「水遊び? ダメダメ。重大事故の可能性がゼロではないから水遊びは一切、許可しません」と行政や児童クラブ事業者が、具体的な条件や環境を考慮することなく門前払いすることは、あってはなりません。先の通知にも、「安全が確保できないと判断される場合」とあります。しっかりとしたプランがあれば、水遊びだろうが夏場の外遊びだろうが、行うことを妨げるものではありません。

 「こどもの発達段階等に配慮しつつ、安全・安心な遊び及び生活の場であることを踏まえた活動の検討がなされるよう指導・助言をお願いします。」とも通知にあります。「安全・安心な遊び」を過大に解釈し、「何があっても絶対に事故や事案が起こりそうもない遊び」など、こどもにとって楽しくありませんし、何より、育成支援の中核である、あそびを通じた成長に寄与するものではありません。児童クラブ事業者側は、あそびにおけるリスク管理を徹底しつつ、あそびの中にあるリスクこそこどもの成長に欠かせないことを理解して、行政や、あるいは児童クラブ事業者の「上の方」に説明し、理解を求めていくことも怠ってはなりません。そのあたり、育成支援をしっかりと学んだ現場の職員ならきっと理解し、実行できるでしょう。

 夏休みにおける児童クラブの悲劇。それは次の2つです。
「こども、職員など児童クラブに関わる人の生命身体に重大な影響を及ぼすことが起きること」
「誤った解釈によって、こどもの活動を大幅に制約、制限してしまい、こどもが楽しめる活動が十分に実践できないこと」

 2024年の夏は、児童クラブの職員が足りないからといって外遊びを全く実施しなかったり、たった数日しかしなかったという児童クラブが問題視されました。それは児童クラブ運営に関する知見を完全に欠落している事業者が児童クラブを運営していたからこそ起きた、馬鹿げた事案だと私は考えています。利益確保だけに夢中で人件費をケチり、職員数を確保することがおろそかであったから起きたとしか理解できません。
 最後に、私から、こども家庭庁の今回の通達に関し、最後にかつ最も不満な点を指摘して今回のブログを終わりとします。「児童クラブ事業者の誤った運営姿勢によって、こどもの活動を制限させることが無いように自治体は指導監督すること」が全く抜け落ちています。安全管理の徹底以前の問題ですが、それを明示せねばならないほど、ずさんな児童クラブ事業者が現実に存在していることを、国には理解していただきたい。 

(お知らせ)
<新着情報!> 2025年6月から放課後児童クラブ(学童保育所)の新規設立と日本版DBS制度への対応に際してご相談者様、ご依頼者様からのニーズに万全対応を期すべく「イオリツ行政書士事務所」(佐久間彩子代表)と、業務上において連携することと致しました。
 弊会に寄せられた児童クラブ新規設立のご相談、ご要望に際しては、児童クラブ全般の説明や業務設定の支援を弊会にて行い、クラブ設立に関する具体的な相談や手続きにつきましては、イオリツ行政書士事務所にて対応となります。また、日本版DBS制度につきましては、弊会は事業者の労務関係面の対応助言や必要規程の整備を担当し、イオリツ行政書士事務所が制度の説明や、認定事業者を得るための具体的な手続きの説明や代行面を担当いたします。
 佐久間氏は、「日本一、学童保育に詳しい行政書士を目指す」として2025年度から事業を開始された気鋭の行政書士です。児童クラブに関しても豊富な知識を有しており、また実際に保護者運営系の児童クラブの利用者であり運営にも関わっておられるので、児童クラブに関する業務についてはまさに最適任です。
 児童クラブの新規設立や運営主体の変更の手続き、また日本版DBS制度の全般的な相談には、ぜひとも「イオリツ行政書士事務所」まで、お問い合わせいただけますと幸いです。
「イオリツ行政書士事務所」(https://office-iolite.com/
代表者:佐久間 彩子(さくま あやこ)
所在地:〒231-0048 神奈川県横浜市中区蓬莱町2-6-3 KOYO関内ビル406
 もちろん、イオリツ行政書士事務所は日本版DBS制度についてきめ細やかな事業者様のサポートが可能です。
・認定取得に向けた申請書類の整備/相談
・導入/管理体制の構築、運用のサポート
・職員/保護者向けの説明サポート
・制度や法令に関する最新情報の提供
・就業規則等の整備、労務関係面の対応助言(弊会も連携して対応いたします)
日本版DBS制度についてのご相談は、弊会並びにイオリツ行政書士事務所まで、ぜひご相談ください。(https://dbs.office-iolite.com/)

※新着情報はここまで。「お得情報」が下にあります!

〇弊会は、次の点を大事に日々の活動に取り組んでいます。
(1)放課後児童クラブで働く職員、従事者の雇用労働条件の改善。「学童で働いた、安心して家庭をもうけて子どもも育てられる」を実現することです。
(2)子どもが児童クラブでその最善の利益を保障されて過ごすこと。そのためにこそ、質の高い人材が児童クラブで働くことが必要で、それには雇用労働条件が改善されることが不可欠です。
(3)保護者が安心して子育てと仕事や介護、育児、看護などができるために便利な放課後児童クラブを増やすこと。保護者が時々、リラックスして休息するために子どもを児童クラブに行かせてもいいのです。保護者の健康で安定した生活を支える児童クラブが増えてほしいと願います。
(4)地域社会の発展に尽くす放課後児童クラブを実現すること。市区町村にとって、人口の安定や地域社会の維持のために必要な子育て支援。その中核的な存在として児童クラブを活用することを提言しています。
(5)豊かな社会、国力の安定のために必要な児童クラブが増えることを目指します。人々が安心して過ごせる社会インフラとしての放課後児童クラブが充実すれば、社会が安定します。経済や文化的な活動も安心して子育て世帯が取り組めます。それは社会の安定となり、ひいては国家の安定、国力の増進にもつながるでしょう。
 放課後児童クラブ(学童保育所)の運営支援は、こどもまんなか社会に欠かせない、あらゆる児童クラブを応援しています。

 弊会代表萩原ですが、2024年に行われた第56回社会保険労務士試験に合格しました。これから所定の研修を経て2025年秋に社会保険労務士として登録します。登録の暁には、「日本で最も放課後児童クラブに詳しい社会保険労務士」として活動できるよう精進して参ります。皆様にはぜひお気軽にご依頼、ご用命ください。また、今時点でも、児童クラブにおける制度の説明や児童クラブにおける労務管理についての講演、セミナー、アドバイス、メディア対応が可能です。ぜひご連絡ください。

 放課後児童クラブについて、萩原なりの意見をまとめた本が、2024年7月20日に寿郎社(札幌市)さんから出版されました。本のタイトルは、「知られざる〈学童保育〉の世界 問題だらけの社会インフラ」です。(わたしの目を通してみてきた)児童クラブの現実をありのままに伝え、苦労する職員、保護者、そして子どものことを伝えたく、私は本を書きました。学童に入って困らないためにどうすればいい? 小1の壁を回避する方法は?どうしたら低賃金から抜け出せる?難しい問題に私なりに答えを示している本です。それも、児童クラブがもっともっとよりよくなるために活動する「運営支援」の一つの手段です。どうかぜひ、1人でも多くの人に、本を手に取っていただきたいと願っております。注文はぜひ、萩原まで直接お寄せください。書店購入より1冊100円、お得に購入できます!大口注文、大歓迎です。
 さらに運営支援からの書籍第2弾として、放課後児童クラブを舞台にした小説「がくどう、序」を発売しました。埼玉県内の、とある町の学童保育所に就職した新人支援員が次々に出会う出来事、難問と、児童クラブに関わる人たちの人間模様を、なかなか世間に知られていない放課後児童クラブの運営の実態や制度を背景に描く小説です。新人職員の成長ストーリーであり、人間ドラマであり、児童クラブの制度の問題点を訴える社会性も備えた、ボリュームたっぷりの小説です。もちろんフィクションですが、リアリティを越えたフィクションと、自信を持って送り出す作品です。残念ながら、子どもたちの生き生きと遊ぶ姿や様子を丹念に描いたハートフルな作品ではありません。大人も放課後児童クラブで育っていくことをテーマにしていて、さらに児童クラブの運営の実態を描くテーマでの小説です。児童クラブの運営に密接にかかわった筆者だからこそ描ける「学童小説」です。ドラマや映画、漫画の原作にも十分たえられる素材だと確信しています。
 この2冊で、放課後児童クラブの世界をかなり知ることができると運営支援は自負しています。いわゆる日本版DBS制度において、放課後児童クラブと関わりができるであろう弁護士や社会保険労務士、行政書士といった各士業の方々には、放課後児童クラブの世界を知るにはうってつけの書籍となっています。他の業種、業態とかなり異なる、ある意味で異質の業界である児童クラブについて知ることができる、運営支援からの2冊を士業の方々には、ぜひご活用ください。

 「あい和学童クラブ運営法人」は、学童保育の事業運営をサポートします。リスクマネジメント、クライシスコントロールの重要性をお伝え出来ます。子育て支援と学童保育の運営者の方、そして行政の子育て支援と学童保育担当者の方、議員の方々、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る場所づくりのために、一緒に考えていきましょう。セミナー、勉強会の講師にぜひお声がけください。個別の事業者運営の支援、フォローも可能です、ぜひご相談ください。
☆(お得情報!)
放課後児童クラブのエアコン機器の点検と清掃を考えている方に朗報です。弊会をバックアップしてくれている、埼玉県上尾市の「SVシステム株式会社」(埼玉県上尾市の電気・空調設備施工管理会社|点検・修理・メンテナンス|SVシステム株式会社)が、「児童クラブ限定」で、格安にエアコン機器の点検と清掃を承ります。埼玉県や上尾市に比較的近い地域であれば県外でもお伺いできます。見積はもちろん無料です。技術者のスキルは超一流。私が以前、児童クラブ運営事業者だったときからの長いお付き合いです。弊会お問い合わせメールで連絡先をお送りいただければSVシステム社に転送いたします。直接のご連絡も、もちろん大丈夫です。夏前にぜひ、エアコンの点検を!

(ここまで、このブログをお読みいただきありがとうございました。少しでも共感できる部分がありましたら、ツイッターで萩原和也のフォローをお願いします。フェイスブックのあい和学童クラブ運営法人のページのフォロワーになっていただけますと、この上ない幸いです。よろしくお願いいたします。ご意見ご感想も、お問合せフォームからお寄せください。出典が明記されていれば引用は自由になさってください。)