放課後児童クラブで働いてくれる人を増やす「パート・アルバイト職員募集大作戦!」 人材確保の、あの手この手!
放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)運営者をサポートする「あい和学童クラブ運営法人」代表の萩原和也です。今の時代、ほとんどの仕事で人手不足。人材不足ですが、放課後児童クラブはそれこそこの世界に誕生してから今までずっと人手不足でしょう。児童クラブのお仕事は、機械やコンピュータの導入で求められる業務が代替できる業務ではない、まさに労働集約型産業ですから、児童クラブは人の確保が至上命題。とはいえ、他業種、異業種より賃金が低く、仕事内容といえば肉体的にも精神的にもハード、なにより就労時間帯が家事(夕食の支度)時間帯と重なるので、不利なことばかりです。それでも、児童クラブは人が命。どうやって働いてくれる人を確保したらいいのでしょう。
(※基本的に運営支援ブログでは、学童保育所について「放課後児童クラブ」(略して児童クラブ、クラブ)と記載しています。放課後児童クラブはおおむね学童保育所と同じです。)
<地獄の沙汰も金次第とはいいます。なけなしのカネをうまく使おう>
何をするにも、予算、カネがあれば話は変わります。そもそも時給を周囲の業態より高く設定できれば、それだけ人員獲得の競争力が強まりますね。求人広告だって途切れることなく、いくつもの媒体に出稿できます。それは当然です。その当然に「児童クラブのたいていの事業者は、バンバンと求人広告を出せない。予算が足りないから」も含まれます。
カネ、予算が少ない、足りない、全くない、そんな不利な条件での「パートアルバイト職員募集大作戦」です。
(1)まず、「今、児童クラブで一番必要としているパート、アルバイトはどういう人か」をはっきりと確認すること。 →必要としている人材のターゲットを絞りましょう。「外遊びで頑張ってくれるパートアルバイトが欲しい」のに、外遊びが得意ではない高齢者が相次いで応募してきたら、どうなりますか。なんだかんだで理由を付けて採用しない、求人応募を断ることになります。そういうことが繰り返されると、知らず知らずのうちに「あの児童クラブは求人しているのに全然採用しない。きっとなんかあるんだよ」「応募したら断られたよ。あれだけ募集しているのに。あれはひどいところだ」と地域に悪評を掻き立てられる恐れがありますよ。そうしたら、まともな人であれば真っ先に求人応募先から外してしまうでしょう。
とはいえ、法令に抵触するような募集の仕方はもちろんできません。児童クラブに多い「女性のパートが欲しい」ですが、「30~40代の女性募集」とは原則的に表記できません。性別や年齢による差別的な募集とみなされるので不可です。よって、「元気なママたちが活躍している職場です!」と添えて、言外に「子育て世代の女性が多い職場ですよ」と伝えるようになるのですが、今の時代、「行間を読む」ということが不可能な人が急増しているようで、「女性が多い?そりゃ楽しそうだ」というシニア世代の男性が応募してくることもあります。
(2)自社のホームページやSNS、回覧板の活用。コンビニやスーパーマーケットの張り紙もどんどんやろう!
→料金を支払って掲載する求人広告は、目につく機会が極めて広くなるので、それだけ応募してくる人が現れる可能性が高まります。特に、学生のアルバイトは、もうスマホによる求人サイトが圧倒的に効果的です。問題は、料金を支払う求人広告は完全に上記の法令に当然ながら遵守することが求められるので、「ギリギリを突いた表現」ができないことが往々にしてあります。当然、料金次第で広告スペースや文字数が限られるので、「こういう人に来てほしい!」という大事なことがすべて紹介できると限りません。すると、一般的な求人広告となって、それこそ求人のミスマッチになりやすいのですね。
自社発信は、格段に周知のチカラは落ちます。ですので、料金を支払って求人サイトに出稿をしたら、より詳しい情報を自社のSNSやHPで補う「二段構え」でいきましょう。求人広告に自社のURLなどを載せればいいだけです。なお、自社のHPやSNSでも求人について情報を掲載するときは、「常に最新の状況であること」(募集を取りやめたクラブなのに、まだ募集中となっていることは絶対ダメ)、「時給の額、手当の種類(とりわけ交通費、通勤手当)、不要範囲内かどうかの確認、社会保険の有無、雇用保険の有無、年次有給休暇に関する情報の明記」、「担当者の氏名と、事業者の情報。正式な社名、法人名、団体名」は、必ず記載しましょう。
児童クラブは原則、公の事業です。公設民営はもちろん、民設民営のクラブであっても、業務委託契約に基づいていれば完全に公の事業ですし、クラブに対して市区町村から補助金が交付されているなら、公の事業に準じたものと理解できます。ですので、地域の回覧板や掲示板に、パートアルバイト募集のチラシを一緒に入れてもらう、掲示してもらうことを実現しましょう。営利事業でない限り、粘り強く説得すれば実現できる可能性は高いです。段取り、手続きは面倒かもしれませんが、回覧板や掲示板に掲載されていることの安心感は絶大です。さらにいえば、市区町村の広報誌に、職員募集を掲載してもらうことです。市区町村の、児童クラブを紹介するHPに、職員募集の案内を掲載している市区町村も、それなりに存在します。そういう市区町村の実例を示して、担当課を説得してみましょう。お役所は、「実例」があれば案外認めてくれるものです。「前例」が無いとなかなか首を縦に振りませんが、「近くの市区町村でこういうことをやっている」という実例があれば、有利な説得材料となりますよ。
地域の人々が集まる場所への張り紙、チラシ掲示も、地道ですが重要です。とにかく、ありとあらゆる場所で「露出」することです。
(3)人脈をフル活用しよう!
→まずは、児童クラブを利用する保護者の口コミ。誠実に運営している児童クラブであれば、運営形態はどんな形であっても、児童クラブに好感を持ってくれる保護者がそれなりにいるでしょう。そういう人たちからの紹介をどんどん待ちましょう。究極的には、児童クラブの利用者である立場から、児童クラブで働く立場に変わる人が現れることも狙いましょう。児童クラブで働く人には、元・保護者という人が珍しくありません。この場合、すでに働いている職員側の心理的抵抗が案外ある(実は、クラブ職員と保護者の間には、容易に飛び越えられない溝があるものです)のですが、「人がいないんだから!」という現状を職員側も理解せねばなりませんよ。職員側がえり好みしている結果として人手不足が解消しないということは、実は結構あるのです。児童クラブ側の意識改善が実は最も重要なポイントの1つです。「あの人は育児や看護で短い時間しか働けないから」とか「元保護者だから、なんとなく不安」とか「週に3日しか来られないし、不器用だから」とか、なんだかんだで難癖をつけたり、あら捜しをしたりで、すでに働いている職員側が新人を受け入れようとしないという残念な現象が、実はあります。はっきり言えば、児童クラブの側に問題があって新人が定着しない場合が多すぎます。児童クラブで働く人は、いつしかその狭い児童クラブの世界の論理にどっぷりはまって、当たり前の社会性を見失ってしまうのだろうと私は分析しています。それは事業者が徹底的に正していく必要があります。
さて人脈のもう1つは、児童クラブで過ごした子どもたちが高校生、大学生、専門学校生になったときに、まずは長期休みや土曜日にアルバイトをしてもらうこと。高校生のアルバイトを認めない事業者は多いですが、私は高校生だから忌避することは意味がないと考えます。年齢による区分より、個人の責任感や社会性で、採用するしないを判断すればいいだけです。また、高校生や大学生は五十歩百歩、社会性はそれこそ児童クラブの仕事を通じて徐々にゆっくりと身に着けていけばいいのです。(その点からも、児童クラブで働いている職員の社会的な視野の広さが必要です。先輩のパート職員が遅刻魔だったり上司の業務指示を受け入れない態度を露骨にしめしていたら、手本になりません。困ります。)
有料の求人広告を減らし、その浮いた費用をもって、新人を紹介してくれた自社の職員に報奨金、紹介料を支払うことも有効です。この場合、正規職員ではなくて、パートアルバイト職員を対象にすることが良いでしょう。正規職員は事業の存続のために努力することは当然ですから、新人を紹介するのは当たり前です。まあ、1,000円ぐらいは臨時手当を出しても良いかもしれませんが。パート職員には、例えば、「週4日以上または週20時間以上勤務する新人を紹介してくれ、その新人が3か月勤務したら1万円、さらに3か月勤務したら3万円の紹介手当を支払います」としてみてはどうでしょうか。もちろんこれは報酬になるので課税対象です。とにかく、もらえるお金が増えるのは、扶養控除が気になる人以外は、とてもうれしいものです。
(4)職場体験、職業体験も積極的に受け入れる!
→地域の中学校で、職場体験や職業体験をやっているなら、受け入れましょう。進んで学校側に「うち、大丈夫ですよ」と声を掛けましょう。担当課にアピールしてもいいでしょう。そうして児童クラブのことを知ってもらって、あるいは昔、通っていた学生がまた児童クラブに触れることによって、数年後、アルバイトでやってきてもらう可能性がわずかでも高まるのであれば、どんとんやってみましょう。なお、その際は事前に、保護者側に趣旨を説明すること、参加する学生に対して「決して1人で子どもとの関わりをしないことを約束してもらう」ことは必要です。常に職員がそばに付いて、学生たちの行動を優しく見守ることで良いでしょう。
(5)地域の人と触れあえる機会を作ろう!
→これはかなりハードルが高い、難易度が高いのですが、やってみる価値はあります。担当課に了承、保護者にも了承を得ることが必要ですが、例えば土曜日の午後に、児童クラブを開放して地域の人に来てもらうことです。そこで一緒に遊んだり、ゲームをしたり運動をしたり、あるいはお茶をしたりと、地域の人と一緒に過ごす機会を例えば数か月に1回でも設定することです。やがて、児童クラブの仕事の中身に興味を持った人が、「私でも働けるかしら」と相談をしてくることが、あるかもしれません。求人広告を見て応募してくる人より、こうして実際の様子を見てから仕事をしようと考えてくれる人の方が、長続きするに決まっています。
(6)働きやすい条件を整えよう!
→児童クラブに置ける非常勤職員採用の困難さは、就労時間帯にあります。「子どもや配偶者のごはん支度があるので」と午後5時台、6時台の勤務を敬遠されがちです。しかしそれはしょうがないことです。事業者側にも割り切りが必要です。午後5時までは40~50代の女性パートに頑張ってもらい、午後5時以降は授業が終わった学生アルバイトに子どもの対応メインで頑張ってもらうなど、事業者側の工夫が必要です。そこを「ずっと同じ人に継続して午後6時、7時までやってもらいたい」と執着、固執していては、いつまでたっても人手不足のままです。人を雇う事業者にこそ、柔軟な姿勢、考え方が求められます。
次いで難問となるのが仕事の内容。土曜日出勤は嫌です、午前中の研修は参加したくありません、トイレ掃除は自宅だけで充分なのでクラブのトイレは掃除したくありません等々。せっかく雇用しても、「あれは嫌、これは嫌」となっては、支払う時給分だけ働いてくれよ!と文句も言いたくなるのは私も雇い主であった時間が長かったので、よく分かります。私が推奨するのは、職務内容によって時給を決定する「ジョブ型パートアルバイト雇用」です。最低賃金額に、週の所定労働日数と所定労働時間、これまでの従事年数を基礎とした金額を加算し、さらに「小学校への子どものお迎え業務」「おやつ調理提供業務」「児童票記入業務」「トイレ清掃業務」「他クラブ応援業務」「午後6時以降勤務業務」など、その事業者にとって重視したい業務にポイント=金額を割り振って、全体の時給を構成するものです。この制度の利点は、「あなたは、この業務を了承して雇用契約を結んだのだから拒否できません」と正規職員や事業者が指示できることです。やれること、やらないことが事前に明確になっているのでトラブルが減ります。さらに「事前指定業務外業務受諾」のポイントも設定しておくと、ここを了承した人には、例えばトイレ掃除は行わないとしている人にも業務を指示できます。この業務は毎年、あるいは半年ごとに見直す、あるいは申し出によって随時、見直すというように就業規則に記しておけば良いのです。
今の超人手不足の時代、児童クラブ側が「こっちの条件に合う人を待つ」ではなくて、「こっちの条件をいろいろ変えて、少しでも条件に合うと思ってくれる人を増やす」という、立場の転換が必要です。
<興味を持ってくれたあとは、逃さないように!>
あの手この手で、求人に興味を持ってくれる人が現れたら、そこから実際に応募申し込みをしてもらうまで、しっかり手を抜かずに対応しましょう。
・仕事の内容をしっかりと説明すること。ここで、責任がある仕事であることを明確に説明しないことはダメです。「大変な仕事であると説明すると辞退されてしまう」というのは、それは仕方のないことです。責任感がある人を採用することが大事ですから、この説明の段階で「そんな大変な仕事は無理」と思われて辞退されることのほうが、成功です。もちろん不安をことさらに煽る必要は、ありません。
・特にお金、休日については書面を用いて丁寧に説明。一番もめるところです。
・正式な契約を結ぶ前に見学をして仕事の様子を見てもらう。百聞は一見に如かず。
・研修、説明はしっかりと行う。これ、とても大事ですよ。今の求人応募者は「事前に、自分の仕事の内容をしっかりと教えてくれるかどうか」を重視しています。特に年代が若い人ほど。現場に入って先輩から教わって、ではダメです。資料を作って説明しましょう。
・高齢者、シニア世代には、「できる範囲の仕事を求める」ことと「自分の子ども時代、子育て時代の常識と今の常識は完全に異なっていることを周知徹底させる」ことが大事です。これも研修、説明を丁寧に行いましょう。
児童クラブで働く人の時給を、ぐんと高くすることができればいいのですが、現実的に難しい。だったら、知恵を絞る、少ない資金を有効に使うことが大事です。ここに記した方法以外でも、ぜひ、うちのクラブにふさわしい方法は何かを、関係各位で相談してみましょう。三人寄れば文殊の知恵、といいますからね。
<おわりに:PR>
弊会は、次の点を大事に日々の活動に取り組んでいます。
(1)放課後児童クラブで働く職員、従事者の雇用労働条件の改善。「学童で働いた、安心して家庭をもうけて子どもも育てられる」を実現することです。
(2)子どもが児童クラブでその最善の利益を保障されて過ごすこと。そのためにこそ、質の高い人材が児童クラブで働くことが必要で、それには雇用労働条件が改善されることが不可欠です。
(3)保護者が安心して子育てと仕事や介護、育児、看護などができるために便利な放課後児童クラブを増やすこと。保護者が時々、リラックスして休息するために子どもを児童クラブに行かせてもいいのです。保護者の健康で安定した生活を支える児童クラブが増えてほしいと願います。
(4)地域社会の発展に尽くす放課後児童クラブを実現すること。市区町村にとって、人口の安定や地域社会の維持のために必要な子育て支援。その中核的な存在として児童クラブを活用することを提言しています。
(5)豊かな社会、国力の安定のために必要な児童クラブが増えることを目指します。人々が安心して過ごせる社会インフラとしての放課後児童クラブが充実すれば、社会が安定します。経済や文化的な活動も安心して子育て世帯が取り組めます。それは社会の安定となり、ひいては国家の安定、国力の増進にもつながるでしょう。
放課後児童クラブ(学童保育所)の運営支援は、こどもまんなか社会に欠かせない児童クラブを応援しています。
☆
弊会代表萩原ですが、2024年に行われた第56回社会保険労務士試験に合格しました。これから所定の研修を経て2025年秋に社会保険労務士として登録を目指します。登録の暁には、「日本で最も放課後児童クラブに詳しい社会保険労務士」として活動できるよう精進して参ります。皆様にはぜひお気軽にご依頼、ご用命ください。また、今時点でも、児童クラブにおける制度の説明や児童クラブにおける労務管理についての講演、セミナー、アドバイスが可能です。ぜひご検討ください。
☆
放課後児童クラブについて、萩原なりの意見をまとめた本が、2024年7月20日に寿郎社(札幌市)さんから出版されました。本のタイトルは、「知られざる〈学童保育〉の世界 問題だらけの社会インフラ」です。(わたしの目を通してみてきた)児童クラブの現実をありのままに伝え、苦労する職員、保護者、そして子どものことを伝えたく、私は本を書きました。学童に入って困らないためにどうすればいい? 小1の壁を回避する方法は?どうしたら低賃金から抜け出せる?難しい問題に私なりに答えを示している本です。それも、児童クラブがもっともっとよりよくなるために活動する「運営支援」の一つの手段です。どうかぜひ、1人でも多くの人に、本を手に取っていただきたいと願っております。注文はぜひ、萩原まで直接お寄せください。書店購入より1冊100円、お得に購入できます!大口注文、大歓迎です。どうかご検討ください。
☆
「リアルを越えたフィクション。これが児童クラブの、ありのままの真の実態なのか?」 そんなおどろおどろしいキャッチコピーが似合う、放課後児童クラブを舞台にした小説を完成させました。「がくどう、序」というタイトルで、2025年3月10日に、POD出版(アマゾンで注文すると、印刷された書籍が配送される仕組み)での発売となります。現在、静岡県湖西市の出版社に依頼して作業を進めております。
埼玉県内の、とある町の学童保育所に就職した新人支援員が次々に出会う出来事、難問と、児童クラブに関わる人たちの人間模様を、なかなか世間に知られていない放課後児童クラブの運営の実態や制度を背景に描く小説です。新人職員の成長ストーリーであり、人間ドラマであり、児童クラブの制度の問題点を訴える社会性も備えた、ボリュームたっぷりの小説です。残念ながら、子ども達の生き生きと遊ぶ姿や様子を丹念に描いた作品ではありません。大人も放課後児童クラブで育っていくことをテーマにしていて、さらに児童クラブの運営の実態を描くテーマでの小説は、なかなかないのではないのでしょうか。児童クラブの運営に密接にかかわった、元新聞記者である筆者だからこそ描ける「学童小説」です。ドラマや映画、漫画の原作にも十分、活用できる内容だと確信しています。ご期待ください。
☆
「あい和学童クラブ運営法人」は、学童保育の事業運営をサポートします。リスクマネジメント、クライシスコントロールの重要性をお伝え出来ます。子育て支援と学童保育の運営者の方、そして行政の子育て支援と学童保育担当者の方、議員の方々、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る場所づくりのために、一緒に考えていきましょう。セミナー、勉強会の講師にぜひお声がけください。個別の事業者運営の支援、フォローも可能です、ぜひご相談ください。
☆
(このブログをお読みいただきありがとうございました。少しでも共感できる部分がありましたら、ツイッターで萩原和也のフォローをお願いします。フェイスブックのあい和学童クラブ運営法人のページのフォロワーになっていただけますと、この上ない幸いです。よろしくお願いいたします。ご意見ご感想も、お問合せフォームからお寄せください。出典が明記されていれば引用は自由になさってください。)